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リタイアのシミュレーションに必要なもの(3)

昨日は新しく異動してきた後輩と会社の近所のイタリアン・ビストロで夕食。ワインとかも飲んだので結構行ってしまいました。今月の交際費はこれで終了、なんとか予算内におさまりそうで嬉しい(毎月オーバー…まったくいけないことです)。非常に美味しかったのでまた行きたくなってしまったのは不覚かもしれません。

さて、「リタイアのシミュレーションに必要なもの(1)」「同(2)」と続いて来ましたが、この(3)でこのシリーズは終了です。

ハッピーリタイア計算ツールへの入力項目の説明という体裁ですが、リタイアを検討するに当たって考えなければいけない最低限の情報です。

13.リタイア後の年金以外の収入(税引後)
14.リタイア後に年金以外の収入を得る年数


リタイア後、60歳までバイトをするなどの収入計画がある場合、ここにその年収と何年間収入を得る予定なのか記入します。バイトのほかには、アフィリエイトなどのウェブからの収入でも良いですし、年限があるものであれば配当などもここに記入します。

ただし、年限なくこのさきずっと配当をもらい続ける、というものがある場合で、バイト収入など年限がある収入もあって入力できない場合は、4.年間支出額のところに、年間支出金額からその金額を引いて入力したほうが無難です(インフレの計算等があるのでずれてしまいますが・・・)。バイト収入などの年限のある収入がなく、それ以外にここに入力するものがなければ、配当などもここに入力して、年限は100歳までの年数を入れればOK。

また、一時的に給付されるものについては、18.のその他一時所得(税引き後)/損失のところに記入してください。失業給付金(これは退職所得に入れても良いかも)や、個人年金の一時払いなどは18.の方が適当です。

私はリタイア時から60くらいまではバイトをする予定で、月5万円、年収60万円くらいを考えていますので、13.に60、14.に60までの年数を入力します。

ここは、「こうあるべき」というのはないですよね。



15.年金受給年額(税引後現在価値)
16.マクロ経済スライド率


ここでいう年金は公的年金のことです。公的年金は、インフレ調整、マクロ経済スライド調整がなされるため、「ねんきんネット」等で調べられる現在の金額と、将来もらえる金額は異なります。詳しくは、「早期リタイアに必要な資金(3の補足):年金マクロ経済スライド調整」に書いていますのでご参照ください。

こういった調整がなされない私的終身年金も、公的年金に比して額が多くなければここに含めてしまって構いません。

簡単に言うと、4.インフレ率ー16.マクロ経済スライド調整率で毎年年金受給額が調整されます。

15.に入力するのは、将来もらえる見込みの年金額です。「ねんきんネット」等で調べて入力してください。将来いくら年金がもらえるか、については、ウェブ上でたくさん情報がありますのでここでは割愛します。

私の前提は、現在価値として20%削減されるというものです。国民年金額は、リタイア後は全額免除をする予定で計算しています。

マクロ経済スライド率については、上記リンクに詳しく書いています。私は-1.5としています。



17.消費税分インフレ調整


現在の年齢(シミュレーションのスタート年齢)時点の物価水準を、ここで入力した数字分上げて計算するものです。10%と入力すると、シミュレーションのスタート時の物価を110%となり、年間支出がが110%で計算されます。

本来であれば消費税が上がる年も入力できるようにして、複数回の消費税アップを細かく調整できるようにしたほうが良いのかもしれませんが、いたずらにパラメータを細かくするのも問題かと思い、このような簡素なものにしています。その代わり、消費税アップの効果がスタート時に来るので、通常よりも厳し目、安全側の試算となっています。

少なくとも15%くらいまでは将来的上がると思うので、現時点では10%と私は入力しています。



18.その他一時所得(税引後)/損失


一時的な収入あるいは支払い・損失を見込めるものについては、ここに入力します。例えば、

・失業給付金(プラスで入力)
・退職年度および翌年度の所得税・住民税・国民健康保険料(税)(マイナスで入力)
・401k・個人年金の一時払い(プラスで入力)
・持ち家の定期修繕費(マイナスで入力)
・お子さんの結婚費用・住宅取得費用支援(マイナスで入力)

などが考えられます。

また、リーマンショックのような資産暴落のようなストレス・シナリオについてもこの項目で検討ができます。「ハッピーリタイア計算ツール:ケース2.43歳無職ドケチさん」で、一番下に中線で消してある部分を読んでいただきたいのですが、例えば、50歳のときに資産の50%が毀損するストレスシナリオを考えたければ、一旦この項目を書かずに試算をして、50歳のときの資産額の50%の数字をマイナスでここに書き込めばOKです。

私は、
・失業給付金
・退職年度および翌年度の税・保険料
・401k
を入力しています。

これで、ハッピータイア計算ツールの入力に必要なパラメータの説明は終わりです。もしご不明な点があれば、コメント等でご連絡ください。必要であればFAQなども作って行きたいと考えています。

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