帯広工高太田教諭還暦記念コンサート
帯広市民文化ホール=2017年2月撮影
演奏や吹奏楽指導などで北海道・十勝の音楽界に大きく貢献してきた 帯広工業高校教諭でトランペット奏者の太田究さん が,1月20日に還暦を迎えます。
1月4日,還暦を記念し,帯広市民文化ホール大ホールで 記念演奏会「究祭(きわみさい)」 が開かれます。
太田さんは,帯広柏葉高校卒業後は国立音楽大学の器楽科トランペット専攻に進み,大学卒業後はプロ演奏者として活動し,30歳で教育の道へ進み,名寄工業高校や帯広柏葉高校,芽室高校,帯広工業高校で教壇に立ち,吹奏楽部を指導してきました。
帯広工業高校=2017年2月撮影
十勝毎日新聞が, 「帯工教諭の太田さん還暦 教え子ら集い4日にコンサート~先読み新年号」 と伝えています。
演奏や吹奏楽指導などで北海道・十勝の音楽界に大きく貢献してきた帯広工業高校教諭でトランペット奏者の太田究さん(59)が,1月20日に還暦を迎える。還暦を記念し,4日午後2時から帯広市民文化ホール大ホールで記念演奏会「究祭(きわみさい)」が開かれる。太田さんを慕うかつての教え子や交流のある120人以上が道内外から集まり,節目を演奏で盛大に祝う。(大谷健人)
プロから教師へ
太田さんは士幌町出身。士幌小,士幌中央中,帯広柏葉高卒。中学で吹奏楽部に所属してトランペットと出合い,帯広柏葉高でも吹奏楽部に所属。高校卒業後は国立音楽大学(東京)の器楽科トランペット専攻に進み,大学卒業後はプロ演奏者として活動した。
「いつかは北海道に恩返しをしたい」と考えていたことから,30歳で教育の道へ。名寄工業高(現名寄産業高校)を振り出しに,母校である帯広柏葉高と芽室高,帯広工業高で教壇に立ち,吹奏楽部を指導してきた。指揮者としても北見吹奏楽団,六花亭管楽器アンサンブルを全日本吹奏楽コンクールの全国大会に導くなど功績を残している。演奏家としても活動を続け,現在はおとふけブラスの代表を務める。
第3部は「究祭特別吹奏楽団」として,「ジェロミナツィオーネ」(作曲・八木澤教司,芽室高校創立70周年記念楽曲)などを演奏。演奏会を通して120人以上,太田さんの教え子ら,トランペットだけでも20人以上出演する予定。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2024年12月31日15時25分の記事