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かつお節入りビールってどんな味? ヤッホーブルーイング新作「SORRY UMAMI IPA」を飲んでみました



â–½ http://yonasato.com/ec/umami/

▽ 日本でも発売決定!アメリカ専用製品「SORRY UMAMI IPA」 | |ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

「SORRY UMAMI IPA」は、4,000社ものビール会社がひしめくアメリカ市場向けに開発された商品です。最もレベルの高いビール市場で勝負するための鍵となったのが、「和」「日本らしさ」という切り口と「圧倒的な個性」の融合だったそう。仕込み時にかつお節を加える製法と日本らしいパッケージデザインを合わせることで、“ヤッホー流の「和」”を表現しています。

パッケージには、傾奇者(かぶきもの)のモチーフや日本画をイメージした荒々しい波をデザイン

裏側にはかつおのイラストが

当初は輸出専用に開発されていましたが、顧客からの要望を受け、日本国内でも数量限定での販売が決定。10月からヤッホーブルーイング公式通販サイト「よなよなの里」で先行販売されており、10月18日(火)からは全国のローソン、ナチュラルローソン、ポプラの酒販店でも販売されます。

“かつお節入り”というインパクトの大きさから、ネット上でも話題を集めている「SORRY UMAMI IPA」。一般発売を前に、ビール好きのはてなスタッフが早速試飲してみました。

■ 果たして“かつお節の味”はするのか?

仕事を終え、大のビール好きだというスタッフが集まりました。皆、普段からいろいろな銘柄のビールを楽しんでいるそう。「よなよなエール」を筆頭にヤッホーブルーイングのビールもよく飲むそうで、新作の“かつお節入り”ビールにも興味津々。「ビールはよく飲むけど、これはまったく味の想像がつかない」という声が上がっていました。

コンビニで買える定番おつまみと一緒に

試飲のお供に、今回は「パリパリごまわかめ」「マスカルポーネチーズ鱈」「焼き枝豆」という3種類のおつまみを用意しました。期待に胸を膨らませつつ、早速乾杯!

色味は一般的なビールのイメージでした

一口飲んだところで「飲んだことのない味がする!」「何の味と香りなんだろう?」という声が続出しました。今まで味わったことのない、独特の“ビールっぽくない後味”に驚くスタッフたち。しかし“かつお節の味”がするわけではないようです。

「SORRY UMAMI IPA」の原材料は、大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、かつお節、コリアンダーシード、オレンジピール。ヤッホーブルーイングによれば、かつお節のうまみ成分が酵母の働きを活性化し、酵母由来のフルーティーな香りを引き出すとのこと。口に入れた瞬間から舌を通って飲み込むまでの間に、バナナやアプリコット、桃、白い花などを思わせるフルーティーで複雑な香りが楽しめるように設計されています。製造過程では、うまみ成分を抽出しつつも余計な雑味は出さないように、“秘伝のタイミング”でかつお節を投入しているそうです。

アルコール度数は少し高めの7.0%

よなよなエールと飲み比べると、まったく味わいが違う

スタッフからは「コクとキレでいうとコク寄りの味」「個性的だけど飲みやすい!」という感想も。他のIPA(インディアペールエールの略で、ホップの香りと苦味の強さが特徴のビール)に比べると苦味が残らず爽やかな後味なので、IPAをあまり飲まない人でも楽しめそうです。普段から「ヒューガルデン ホワイト(爽やかでフルーティーな味わいが人気のベルギービール)」が好きでよく飲むというスタッフは、特にこの味わいが気に入った様子でした。

■ どんなときに、何と一緒に飲みたい?

個性的な味わいですが、用意した3種類の定番おつまみとの相性はバッチリ。クリーミーな「マスカルポーネチーズ鱈」との組み合わせが気に入ったスタッフは「口の中で合わせたときがおいしい」と話していました。「焼き枝豆」のようなしょっぱい食べ物との組み合わせは、ついついつまむ手が止まらなくなります。「パリパリごまわかめ」は、ヤッホーブルーイングのスタッフもおすすめする、ごまと磯の香りが楽しめるおつまみ。それぞれを食べ比べながら、「揚げ物と相性が良さそう」「何でも合いそうだから、食事と一緒にゆっくり飲みたい」といった声が上がりました。

よなよなエールと合わせて、これからの季節におすすめの味わいです

見た目やネーミングのインパクト通りに個性的な味わいながらも、飲みやすい仕上がりの「SORRY UMAMI IPA」。これからの秋冬シーズンに、ゆっくりと味わいたいビールでした。

文: 皆月なつみ

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