• X
  • Facebook
  • RSS

ゾンビの発生に、各国首脳はどう備えるべきか? 国際政治理論で考える対策本『ゾンビ襲来』



▽ 白水社 : 書籍詳細|ゾンビ襲来 国際政治理論で、その日に備える

国やジャンルを問わず、ゾンビは映画やゲームなどさまざまな分野に登場しています。もしゾンビが現実の世界に現れた場合、私たちはいかにしてその襲来に備えるべきか? 同書では、ゾンビから生き残るための方策を“マジメに”伝授。これまでのゾンビ研究やゾンビの社会的構築性のほか、「リベラルな世界秩序の下でアンデッドを規制する」といった政治的なテーマを取り上げています。目次は以下の通りです。

  • 第1章:アンデッドへの…イントロダクション
  • 第2章:これまでのゾンビ研究
  • 第3章:ゾンビを定義する
  • 第4章:食屍鬼についての本筋から外れた議論
  • 第5章:リビング・デッドのレアルポリティーク(現実政治)
  • 第6章:リベラルな世界秩序の下でアンデッドを規制する
  • 第7章:ネオコンと死者たちの悪の枢軸
  • 第8章:ゾンビの社会的構築性
  • 第9章:国内政治…すべてのゾンビ政治はローカルか?
  • 第10章:官僚政治…ゾンビにまつわる“押し合いへし合い”
  • 第11章:人間だもの…アンデッドに対する心理学的反応
  • 第12章:結論…ってゆうか、そう思うでしょ?

同書の後半では、翻訳を担当した法哲学の専門家・谷口功一さんが「ゾンビ研究事始」としてゾンビを解説。上記ページでは、第1章全文に加え、谷口さんの解説の中から「6.ゾンビの社会文化史」「8.現代議会主義におけるゾンビの精神史的地位」が無料で公開されています。

「各国首脳必携!」と紹介されている同書について、はてなブックマークのコメント欄には「これはひょっとすると凄い本やもしれん……」「学校教育でやるべき」「第一章を試し読みして『ヴァンパイアとは対照的にゾンビは高校ではモテない』の図で笑ったw」といった声が集まっています。

ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える

ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える

文: あおきめぐみ

関連エントリー