• X
  • Facebook
  • RSS

虫刺され、あせも…様々な“かゆみ”の対策法


■虫刺されによるかゆみ対策

特に悩まされるのが、蚊に刺された後のかゆみ。ひどく掻きすぎると、患部に細菌が入って化膿したり、皮膚炎を起こしてしまう危険性も。そうなってしまう前に、まずはかゆみを抑えるコツを知っておきましょう。

<患部を水で流して冷やす>


▽ 蚊に刺されても痒くならない方法:Geekなぺーじ

蚊に刺された時にかゆく感じるのは、血を吸う際に一緒に出る分泌液によるもの。その分泌液を水で洗い流すことによって、かゆみが治まるようです。こちらのエントリーでは、実際に蚊に刺された両方の腕で試してみたところ、水ですぐに洗い流した片方の腕だけ患部が腫れずに済んだとのこと。早急に洗い流すというのがポイントだそうです。


▽ 蚊に刺された時の対処法: Filtration

こちらのエントリーでは、「石鹸で患部を洗うとかゆみが治まる」というかゆみ対策が紹介されています。刺された5分以内に行うと効果的とのこと。エントリーに掲載されている手順は以下の通りです。

  1. 石けんを用意し、手を洗う要領で十分に泡立てる。
  2. 刺された箇所に、泡を塗りつける。
    • 刺された傷口に石けんを塗り込める気持ちで!
    • 刺された直後の痒くない状態にあらかじめ洗っておけば、痒くなることがありません。
  3. 普通に水やお湯で洗い流す。


â–½ http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20091118

2009年11月18日にNHK総合で放送された「ためしてガッテン」では、「刺された腕とは逆の腕を冷やす」という方法が紹介されました。その理由について、『「冷たい」と「かゆい」では「冷たい」の方が優先順位が上。だから、同時に刺激が加わると優先順位の低い「かゆい」を感じなくなる機能が備わっているのです。』と説明されています。

<爪で“×印”の効果は?>

▽ 蚊に刺されたあとを爪でばってんにするのは、多少なりとも効果が… - 人力検索はてな

蚊に刺された箇所に爪で“×印”をつけるとかゆみが治まる、という話を聞いたことはありますか?こちらも先程ご紹介したように、「痛い」と「かゆい」では「痛い」のほうが刺激の優先順位が上であるため、かゆみが治まるのだそう。ただし、やりすぎると皮膚が傷ついて細菌が入り込んでしまう危険性があるので、注意が必要です。

<虫に刺されない対策をしよう>


▽ 蚊対策やってる? : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ

こちらでは、蚊を撃退するための対策やおすすめグッズが紹介されています。中には「扇風機の風で蚊が寄ってこなくなる」「中途半端に血を吸わせるより、最後まで吸わせたほうがかゆくない」といった豆知識も。


▽ 蚊に刺されやすい人の特徴は?できるだけ安全に「虫除け」する方法 - はてなニュース

また、以前はてなブックマークニュースでご紹介した「虫除け」の方法もおすすめです。手作り虫除けスプレーの作り方や、蚊が好む“3つのポイント”など、役立つ知識も掲載。こちらも合わせてチェックしてみてください。

■子どもだけの症状ではない“あせも”

乳幼児によくみられる“あせも”。汗をよくかくこの季節になると、大人にとっても悩まされるかゆみのひとつです。

<あせもの原因は?>


▽ [皮膚・爪・髪の病気] All About|症状・予防・治療法を紹介

あせもは、大量に汗をかいた時に汗が皮膚の中にたまってしまうことが原因で起こるもの。汗が乾きにくい部分で起こりやすく、肘の内側や脚の付け根、お尻、膝の裏側などにできやすいと言われています。また、湿布や包帯、ギプス、絆創膏、通気性の低い衣類の着用によってあせもができてしまうことも。

<汗を流すことが大事>


â–½ http://nabi7.nomaki.jp/asemo/
â–½ http://www.dermatol.or.jp/QandA/tobihi/contents.html

あせもにとって大敵なのは“汗”。汗をかいたらなるべく早く服を着替え、タオルやシャワーで汗を洗い流しましょう。また、寝る前のベビーパウダーや薬用ローションもおすすめです。あせもは掻きむしると“とびひ”になってしまうこともあるので、ひどい場合は皮膚科での治療が最適です。

■見落としがちなかゆみの原因

意外と気がつかないところで、かゆみの原因を生み出している場合も。

<ペットが持ち込むノミ>


â–½ http://www.geocities.jp/sith_mk2/nomi/

そのかゆさから、蚊に刺されたと勘違いすることが多い“ノミ”。ノミは脚を中心に刺されることが多く、蚊に刺された以上にかゆいとも言われています。ノミの多くは、猫や犬といったペットが持ち込むとのこと。ペットの様子をチェックして、ノミ取りシャンプーなどの対策でノミの駆除をしましょう。

<布団やぬいぐるみにひそむダニ>


â–½ http://www.sei-ken.co.jp/dani.htm

人を刺すダニは、実は全体の数%しかいないそうです。ダニによるかゆみの原因は、布団やぬいぐるみについたダニの「死骸」や「脱皮殻」によるもの。天日干しだけでは、死骸や脱皮殻を取り払うことはできません。最も効果的なのが、布団やぬいぐるみに掃除機をかけることだそうです。また、ダニは湿度が70%以上だと活発化するとのこと。こまめに換気をして、室内の湿気を追い出すことも効果的です。


Title Photo by Katherine Squier

文: あおきめぐみ

関連エントリー