
オオマツユキソウ

沖の鳥島
ダイビングは水の中での行いです。
(スクーバー・エアタンク潜水)
マスクに差し込まれた1本の髪の毛が、
いつの間にか鼻の淵まで海水を呼び込みます。
(マスク・水中メガネ)
沖の鳥島の事故でなぜか1993年のサッカーシーンを思い出しました。
あの『ドーハの悲劇』と呼ばれた試合から、
もう20年が経ちました。
5,6年の後、私はあれは『悲劇』などではない、
ロスタイムに入って『まだだ!』の思いは、
ラモス、カズ、柱谷の3人からしか感じられなかった。
などと強く思いましたが、
生中継を見ていてアナウンサーなどと同じに、
「さあー祝勝会だ!」と言う気持ちでした。
海はひと時とて『ジット』はしていません、
リップカレントで友人を亡くしました、
漁師さんの手伝いで『かすみ網』に絡んで死んだ者も居ります、
押上だか曳船のお寺の跡取りの息子も死にました、
海を舐めた者などは居りません、
でも、心の隙間に海は『死』を連れてやって来ます。
私にできたことは焼香だけです。
悲しいけれど、現実です。
JVとは企業共同体の略です、
大型マンションの建設などで、『互い』の持ち味を発揮します、
ですが『チームワーク』に綻びが出ることも有ります、
自社の若手であれば怒鳴りつけて正せば済む事も、
協力会社の社員では『遠慮』も顔を出します、
最近は若手を怒鳴りつけると『即』頸と言う傾向も見受けられます。
事故には関係ないかも知れませんが、
ボールの受け渡しに何かが有った様にすら感じます。
私もサルベージ、海洋土木を仕事としようと思ったときが有りました、
久里浜の工場の排水溝で『くらげはがし』を経験し、
タイラギ漁もアルバイトでやりました、
ですが、楽しくは有りませんでした、
『金を稼ぐ』を舐めていたのです。
沖縄の海は『夏』のイメージが強くありますが、
今の鳥島の海は冷たく寒い海です、
陸地では無風でも海上では風のないときはありません。
おさむらいさんに還ってきてくださいとは言えません。
でも帰ってきてください。
くやしい。




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