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  • ロシアからブロードウェイへ
    ロシアからブロードウェイへ
    『王様と私』の主演でスターの座を確立したユル・ブリンナーの祖父はスイスに生まれ極東ロシアの実業家としてロシア市民となり、父は革命後に命からがらロシアを脱出した。ユルはハルビンからパリ、ニューヨークへと渡り数々の映画にも出演して日本でも多くのファンを得た。その父の栄光に頼ることなく様々な世界を体験した息子ロックが激動の近現代史と重ねあわせてブリンナー家四代の遍歴を魅力的に語る。日本にも子孫が残る異色の家族の肖像。
    3,520円
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  • 石の主
    石の主
    モーツァルトやバイロンほか多くの作家が題材にしたスペインのドン・ファン伝説にウクライナの代表的詩人が新たな生命を吹き込む。幼少期からウクライナ語の教育を受けヨーロッパ各地の文化を吸収した女性作家の戯曲は文学における強いヒロインの系譜を継ぎ、世界文学に連なるウクライナ文学の存在を証明する。
    1,870円
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  • ポトゥダニ川~プラトーノフ短編集
    ポトゥダニ川~プラトーノフ短編集
    戦争が終わり、川の流れる故郷に帰った元兵士の若者はどのような生をつむいでいくのか。表題作「ポトゥダニ川」ほか、ある男の秘められた聖なる魂や少年の心の動きを見つめた掌編3作と、のちの作品のモチーフがすべてつまっていると評される初期の幻想的作品「たくさんの面白いことについての話」。読者をやさしく包み込み、プラトーノフの新たな一面が光る小さな作品集。
    1,980円
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  • ロシアの弦楽器バラライカ
    ロシアの弦楽器バラライカ
    ロシアの伝統楽器として知る人も多いバラライカはどのような歴史をたどってきたのか。農民社会と共にある楽器として、国家の文化政策の一翼を担うものとして、バラライカには複雑な歩みがある。旧ソ連圏の弦楽器を概観し、前著『民族楽器バラライカ』を増補した歴史編に現在のバラライカ文化を担う現役の演奏家や制作者たち12人のインタビューを加え、未来に向かう伝統を考察する。
    2,860円
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  • ロシア啓蒙主義の迷景
    ロシア啓蒙主義の迷景

    フランスを筆頭に西欧で啓蒙主義の熱が高まるなか、ゲーテに代表されるドイツ文化圏に留学してフランスとは異なる啓蒙主義の空気を吸って帰国したコゾダヴレフ。君主エカチェリーナ2世のもとでロシアの文化行政に従事し、自らも翻訳や執筆を通じてロシアの啓蒙につとめたこの人物が本書の主人公である。18世紀から19世紀にかけて専制の強化と自由の希求の間で揺れ動き続けることになるロシアの「近代化」の一時代を、ひとりの啓蒙主義者の仕事を通じて考察した初の論考。


    著者 金沢 友緒(かなざわ ともお)

    東京大学教養学部教養学科卒業、2020年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。Ph.D. (人文学、ロシア文学研究所)。日本学術振興会特別研究員(DCPD)を経て、現在は電気通信大学大学院情報理工学研究科講師。
    共著書に『18世紀ロシア文学の諸相 ロシアと西欧 伝統と革新』(水声社)、«Карамзин-писатель» (ИРЛИ РАН)、『ロシアの歳時記』(東洋書店新社)がある。
    4,070円
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  • ウクライナ・インテレクチュアル・ヒストリー
    ウクライナ・インテレクチュアル・ヒストリー
    9世紀に成立したキエフ・ルーシの系譜を引くウクライナにおける17世紀から20世紀はじめに至る思想の展開は多様である。本書では正教の神学者、連邦主義者、貴族政主義者、社会主義者、西欧主義者、民族主義者、人民主義者などの思想家たちを取り上げているが、彼らは一様にウクライナの現在と将来における体制と社会、複雑な歴史をたどってきた周囲との関係を考えている。ロシアやポーランドと離れて独立に進むのか、たがいに協調し何らかの連合を組むのか、あるいはベラルーシまで含めた東スラヴ全体の統合を目指すのか。ウクライナの思想史をたどることは現在のウクライナのアイデンティティと多様性を理解するためにも必要不可欠。書下ろし5章を含む最新の論考。
    3,850円
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