ポトゥダニ川~プラトーノフ短編集

クリックで画像を表示
戦争が終わり、川の流れる故郷に帰った元兵士の若者はどのような生をつむいでいくのか。表題作「ポトゥダニ川」ほか、ある男の秘められた聖なる魂や少年の心の動きを見つめた掌編3作と、のちの作品のモチーフがすべてつまっていると評される初期の幻想的作品「たくさんの面白いことについての話」。読者をやさしく包み込み、プラトーノフの新たな一面が光る小さな作品集。
書誌情報
群像社ライブラリー47