2024年もまもなく終わりを迎えますが、2025年に向けて「Game*Sparkライターが選ぶ!2024年に買って良かったゲーム/PC関連アイテム」をお送りいたします。みなさんのゲームライフをより良くする参考になれば幸いです。
【2024年~2025年】Game*Spark年末年始特集はこちら!◆みお:ゲーム音楽ディスクガイド─Diggin' In The Discs
最近、ゲームサントラの魅力に気づきました。本書は歴史を総括しつつ多数のサントラがオススメされているので、サブスクも活用しつつたくさん聴いています。
本書で紹介されている中のお気に入りは『サーカス』『スペースインベーダー』などのサウンドを取り入れたYMOの1stアルバムと、細野晴臣がプロデュースしたナムコ作品音楽集「ビデオ・ゲーム・ミュージック」。ゲームサウンドを扱った音楽作品としてはどちらも最初期のものです。
◆葛西 祝:ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール
ライター仕事……デザイン仕事……ゲーム……そのすべてを普通のマウスでやってたら手が痛くね? やりづらくね? めんどくさくね? 文章を書くときいちいちマウスから手を放してキーボードまで腕を動かすの辛くね? となっていたので完全にトラックボールに入れ替え。以来、手が痛くなくなった。手が痛くなくなったことで気分が良くなった。気分が良くなったので明るい性格になった。明るい性格になったことでみんなに好かれるようになった。みんなに好かれるようになって儲かるようになった。儲かるようになったことで未来が開けた。つまり、トラックボール=未来を……切り開くということ。トラックボールの回転、それは無限に続く「うず巻き」を描くもの。それが「黄金の回転」。手にしろ、未来を。
◆葛西 祝:PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
結局のところ、ゲームは(適当に遊んでいたとしたら)視覚芸術としての比率が高すぎるメディアなのでは……いや、それはあんまりちゃんと他の音周りとかの環境をよくしてないだけでは……などと逡巡したのちに、360度から音が聞こえるこちらのヘッドホンを導入。あらためて「音」に集中していろんなゲームを遊び直していると、やっぱり全然意味が変わってくるタイトルがある。たとえば『バイオハザード RE:2』あたりは、高品質なヘッドホンで遊ぶと、ゾンビの位置が足音や声からわかったり、「あれは音のゲームでもあったんだ」というのを痛感させられる。
あと、さりげなくApple Musicでドルビーサラウンドやデジタルリマスターが施された音源を聴くときにもかなり有用だったりする。
◆ケシノ:mimimamo (ミミマモ) スーパーストレッチヘッドホンカバー
常日頃からヘッドホンを付けてPC作業をしていたものの、イヤーパッドの蒸れのせいか耳周辺の肌荒れが目立つように。そこでヘッドホンカバーとしてこちらの商品を使い始めたところ、蒸れがかなり改善されました。耳に当たる感触も悪くなく、カラーやサイズも多数用意されているほか、公式サイトでは“どのサイズがどのヘッドホンに合うのか”の対応表も公開されています。なお、耳への圧迫感は長く使用するにつれて改善されましたが、人によっては気になるかもしれません。
◆ケシノ:バックジョイ(BackJoy) レギュラーサイズ
まだ年じゃないし余裕だろう、そんなことを思っていた筆者にも腰痛が到来。もともと姿勢が悪かったので、矯正のためにこちらのシートを1カ月ほど前に購入し、今では幾分か腰痛と姿勢が改善されました。厳密なポジションで座らないと効果が無いようなのですが、個人的にブカブカなパジャマのズボンなどを履いている際はお尻の位置がズレやすいのが難点です。なお、さまざまな種類があり、筆者は“長時間座る人向け”の「メディコアリリーフ PRO」を使用しています。
◆SHINJI-coo-K(池田伸次):キオクシア(KIOXIA) SSD 外付け 480GB
ゲーム用の内蔵SSDドライブが1TBなのですが、昨今のゲームが大容量化していてゲーム用の内蔵SSDがパンパンになってしまいました。そこで、マイPCが「USB 3.2Gen2」に対応しているので、高速な外付けSSDに目を付けました。容量は480GBと少し頼りなく、結果的に2つ購入するに至りました。いろんなゲームをインストールすることができてほっこりしています。
◆SHINJI-coo-K(池田伸次):ジ・アート・オブ Fallout 4
総プレイ時間が“952.1時間”にもおよんでいる『Fallout 4』大好きおじさんな筆者。このアートに関する書籍が499円でセールされていたのをめざとく発見し購入に至りました。『Fallout 4』のいろんなロケーションのコンセプトアートと開発陣のコメントが日本語で載っているため、非常に読み応えがあります。たとえば「試作品ではVaultを脱出し、サンクチュアリとレッドロケットを探索し、コンコードで激しい戦闘するところまで作られていた」などといった情報も載っています。『Fallout 4』に対する愛が深まる1冊となっております。
◆林與五右衛門:プレイステーション5
2024年はプレイステーション5の注目度が国内で大きく上昇した年になったのではないでしょうか?
先日の「The Game Awards 2024」で『ASTRO BOT』がGame of the Yearを受賞したのは記憶に新しいところですが、年初に目を移せば『FINAL FANTASY VII REBIRTH』や『Rise of the Ronin』といった国産のオープンワールドタイトルが出揃い、11月には上位機種となるPS5 Proがリリースされました。
また昨年の時点でスリムになった新型モデルが11月に発売、ハード立ち上げ当初の入手困難な状況も改善され、PS30周年に向けての基盤が整いつつあったのだと思います。
かくいう筆者も今年に入り上記の新型PS5を購入。映像やロードの快適性もさることながら、DualSenseが生み出す体験は想像以上のもので素直に「買ってよかったなぁ」と思いましたね。
◆焦生肉:DualSense Edge
先代DualSenseがついに延々と左方向にスティック入力してしまうようになり、悩みに悩んだ末上位機種であるEdgeの購入に踏み切りました。
スティック交換が可能である点に魅力を感じて選んだ本製品ですが、実際に利用してみると背面ボタンが思った以上に便利な存在に。そちらを薬指で扱うため自然に今までしっくりこなかったトリガーを中指で扱う持ち方が身に付き、4つの指がそれぞれ違う動作を行う感覚にピアニストにでもなったような気分が味わえました。ここまでくれば次は小指にもボタンが欲しいなぁ、などという冗談はさておいてこれから長く付き合っていく1台となりそうです。
◆葛西 祝:COFO Chair Pro
実のところ、ライターとは肉体労働である。長い時間、椅子に座り、PCのモニターを見つめ、目と腰を使いながらテキストを組み立てる肉体労働である。なので、イスの選び方はライター生命に大きく関わってくる。一度、腰を壊したらどれだけの資産があろうがどうやら元に戻らなそうだというのは、「HUNTER×HUNTER」で有名な冨樫義博氏を見るとよくわかる。
とはいえ、最高級のワークチェアであるハーマンミラーのアーロンチェアは簡単に手が届かない。ライターの収入は概ね厳しい。そんななかで、最近は安価なワークチェアブランドも出てきている。コストパフォーマンスを加味したなかで、COFOのワークチェアはぎりぎりで導入できるラインだった。「頼むぜ腰……」そう祈りながら、常に作業環境を調整しつつ、また目と腰を使う肉体労働へ戻るのだ。
2024年も大変お世話になりました!良いお年を!
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