Angel Beats! :6話「Family Affair」
【Angel Beats! :6話「Family Affair」】の感想です。
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※ 眠かったのか、いろいろ中途半端だったので大量修正&加筆。ですが基本的には変えてないですよ^^;
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【あらすじ(公式より)】
かなでの後任として生徒会長代理となった直井の策略により、反省室へ一晩監禁されてしまった戦線メンバー。
翌日無事に開放されたものの、これからの活動をどうしていくか悩むゆりは、まずは直井の出方を探るべく、好き勝手に授業を受ける様に戦線メンバーへ指示を出す。
授業中におかしを食べたり麻雀をしたりと、思い思いの行動を取る戦線メンバーであったが、直井からは、生徒会長代理としての当たり障りの無い行動しか引き出せない。
何の情報も変化も得られず、淡々と過ぎて行く日々に苛立ち始める音無。
だが、直井には、生徒会長代理とは裏腹の、別の顔があったのだった…。
【感想】
元副会長直井の暴走回。しかも今回では終わらず次回に続くようです^^;
タイトルの「Family Affair」は、直井の記憶を指すようですが、隠れた意味があるかもしれません。
ちなみに、天使の名前は「立華 奏(たちばな かなで)」で確定っぽいですよ。
前回反省房に閉じ込められたSSSですが、あっさり開放。なんの意味があったんだろう?
たぶん途中で天使を幽閉する場面をうまくカモフラージュするためみたいです。どうもこの作品はいろいろなところでミスリードを狙って場面設定がされているようですね。
授業を受けるふりをしても消滅するといっていた話はどうなるの?って突っ込みが入りそうですが、SSSメンバの授業かく乱で新生徒会の出方を見る作戦を展開します。しかしこれは新生徒会にはあまり意味がありませんでした。この設定って本当なんでしょうかね?
天使を食堂に誘って麻婆豆腐をご馳走する音無ですが、ここでは致命的な問題がありました。音無ってどうやって食券買ったんでしょう?トルネードでは意図的に食券を選択することは難しく、そもそも麻婆豆腐自身誰も買わないって設定なので、今回はお金を出して購入したはずです。缶コーヒーを購入するときと同じ問題を含んでいるようです。NPC以外が食券を買うと消滅する危険があるのですが、実は音無(と天使)は、人間だとしても記憶がないので消滅しないって伏線かもしれません。
天使を閉じ込めるタイミングを狙っていた直井は音無との校則違反を見逃さず登場し、音無と天使を幽閉。独房では天使が眠いといっていました。直井は天使が眠くなるような細工でもしたんでしょうか?特別製っていってたもんなぁ。まさかドアを特別製?それとも催眠術!?(天使は単に眠かっただけかもしれませんが、真面目な天使がすぐに寝てしまうのは、あまり誠実な感じに見えなかったんですよね、なんでだろ?)
直井が天使を恐れる理由は生徒会長だからだと思っていたのですが、解任された天使を幽閉してまで恐れるのは何故なんでしょう?今のところNPCとしての行動を逸脱していない天使なので、ゆりの指摘していた天使=人間説もミスリードだと思っていたのですが、今回は直井も天使を人間だと思っていることが証明されたような感じです。では何故天使は依然としてNPCのように行動するのでしょうか?その答の一端が、今回の音無の想像にあったように思います。
NPCってなんでしょうね?消滅しないだけでそれ以外は全て人間と同じ行動をする。天上学園の生徒・教師としてしか現れない(これは、人間も同じか・・・)。今回も天使が謎の行動をしていました。問題のシーンは「私、麻婆豆腐が好きなの・・・初めて知った」の場面です。NPCの反応としては明らかにおかしな反応です。NPCであれば「そうなの、私は麻婆豆腐が好き」と決められた回答をするはず。
予測できる答えは2つですが、まだわかりません。
1つは、天使は人間であり、音無と同じように生前の記憶が無く自分の好物も覚えていないが、何故か無意識に麻婆豆腐が好きなので食べてしまう。もう1つは、NPCとして存在していたが、自我を持ち独立して活動するようになった。個人的な予想は前者なんだけど、直井が「生徒会長代理」と呼ばれていたのは、後者なんじゃないかなぁとかも思っています。いずれの場合も模範行動しても消滅しない条件になりえますが・・・そんな安易なわけないと思いますが、まさかね。
今回直井の口から出た「神を選ぶ世界」については、実はかつて1話でゆりが説明した内容と同じです。1話でゆりは「天使を消し去り、この世界を手に入れる」と宣言していました。直井は、自らが神となり世界を掌握することは新事実のような話していましたが既に同じことをゆりも言っています。このあたりもミスリード狙いみたいですね。天使は「逆らうのか神に」といわれ一瞬反応していました。この演出も怪しすぎです。
直井のチート能力「催眠術」により直井は生徒会を自由に使えるようです。今まで生徒会はNPCだけだと思っていたのですが、どうも人間も含まれるようです。基本的に催眠術をかけられるのは人間だけではないかと思っています。もし催眠術がNPCにも有効であれば、NPCにも記憶が存在することになり、プログラムに従って行動するといったNPCの行動原理に反します。このあたりも設定的にはあいまいですね。どう説明をつけるつもりなんだろう?
さて、2話で登場したゆりの妹弟が再登場。2話の感想では、実はこの家族がゆり、天使、音無、ユイの4人ではないかと言われており、その可能性が高いと考察しましたが、どうも間違いな感じです。2話の感想ではゆりの記憶では現状と辻褄があわないので記憶と現実は違うのだと想像したのですが、今回は直井の催眠術で消滅しかかりました。
つまり、ゆりの罪悪感は現実のものだという事になります。
でも本当にそうなのでしょうか?今回登場した妹もユイそっくりでした。これってどう見ても種明かししようとしてますよね?どうなんだろうなぁ?
いろいろ矛盾や謎の多い回でしたが、どうしてもそういった目で見ているからか、物語に入り込めなかったような気がします。それは音無視線での物語なのに謎だらけで感情移入しにくいとか、スピード展開で素直に入り込めないとかいろいろ理由がありそうです。たしかに詰め込みすぎたとかもコメントがあったなぁ。そういった制約をなんとかセリフで説明しようとしているので、どうしても薄っぺらくみえてしまうのです。例えば岩沢の成仏の理由を直井が口にしていましたが、あれはよくないのです。そのあたりがとても残念な回でしたね。
さて、次回「Alive」です。公式に「盛大な釣り」らしいのですが、また大風呂敷を広げて痛い目にあわないといいけど・・・・
ところで・・・・・・
今回成仏の危機(!?)に陥ったゆりですが、直井は同じことをなぜ天使には行わないのでしょう?
特殊房まで作っているんだから、たぶん一番邪魔な存在だと思うんだけどなぁ
SSSって明らかに消えてましたよね?なんでだろう?
いろいろ謎が多いな ( ̄ー ̄)
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