2023'09.26
・漫画「第十九話」 24~29P 更新
ようやくフライヤー博士が登場しました…!
助手ちゃんの犬種、地味に悩んでたけどなんとなくダルメシアンにしてみましたw
シベ太が気分悪そうにしている理由は
シベ太の基本プロフィールやFANBOX見てくれてる人ならわかると思うのですが
本編ではまだ明かしてない要素ではあるので、わからない人にはわからないかも…?
とりあえず今回の話ではあえて説明しません(笑)
助け屋たちの警戒心を解くため(?)
挨拶がてらにウンチク話を挟んだフライヤー博士ですが、
本題の入れ替わり実験については次のページから~。
19話の区切りがようやく見えてきました…頑張ります!
*****
『柴犬は狼の遺伝子にかなり近い犬種』というのは事実で、
狼に近いランキングでいうと、85犬種で調べた中ではなんと1位だったという
研究結果が出ています。
ちなみにハスキーは意外にも7位。
確かに上位ではあるものの、ベストスリーにも入らない結果となっています。
なぜ柴犬が狼と近いのかというと、諸説ありますが
・犬のご先祖(起源)は東アジアの狼だったから
・日本は島国のため、洋犬の血が混ざらず純血が保たれたから
が有力説みたいです。
(他のランクイン犬種もアジア圏の犬が多いですしね)
多くの人が「オオカミ」と聞いて想像するのは
体が大きくてハスキーの様な顔立ちのカッコいい姿だと思いますが、
絶滅した「ニホンオオカミ」はそのイメージとはちょっと異なり、
体格も小柄で、どちらかというと昔の日本犬に姿が似ていました。
柴犬と狼が近縁だと聞くとビックリするかもしれないけど、
ニホンオオカミを想像してみると納得な気はするんですよね~。
(※とはいえ、ニホンオオカミが柴犬の祖先という訳ではないらしい)
紀州犬についても、狼が起源に関わっていたという民話が実在しています。
気になる人は「峰弥九郎ものがたり」で調べてみてください…!
今回の描写もさりげなく布石にはなるんですが、
狼に関する話や、差別に関するゴタゴタ話はまだ決着がついてません。
主軸となるテーマの1つではあるので、
出せる場面ではちょこちょこ絡めつつ描写していければな~と思ってます。
露骨になりすぎず、かつ誰かしらには気付いてもらえる程度の
伏線を撒いていくのって難しいなと思うこの頃です…(笑)
Skebご依頼絵です!
ご依頼ありがとうございました!
懸念してた事がそれほど大事にならず済んだのでひとまず安心ですが、
今月は物理的に作業から離れてたタイミングが多かったので
まだいつも通りの感覚に戻りきれてない感じがあります…TT;
創作活動に意識を戻していけるように
ちょっとずつ調整していきます…!><
日本犬が狼に近いこと、狼と遠そうなのに近いことの裏にはニホンオオカミの存在があったんですね。ニホンオオカミやその小柄な亜種が由来だと思えば納得の結果ですね。
遠い存在に見える狼が血縁的には近い存在だったり、ハスキー差別が誤った認識に基づいた差別であることがわかったり…物語の核心へ1歩ずつ近づいている感じがします。集まりつつあるパズルのピースが物語でどのように組み合っていくのか、とても楽しみです。
落ち着くものが無事落ち着きつつあるとのことで安心しております。これからの創作活動が実りの多いものとなるよう、陰ながら応援しております。
2023/09/27(水) 08:58:13 | サウスブリッジ │ URL | [編集]