GilCrowsの映像技術研究所
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こんなカワイイキャラクターもむごい死を遂げる

HTFの特徴と言えば見たことのある人なら誰もがその「グロさ」を挙げるだろう。毎回数匹の動物キャラクターが死ぬ。しかも単に死ぬのではなくとてもむごたらしい死に方をする。血液が飛び散ったり、内臓が出てきたり。そしてもうひとつの特徴はキャラクターがかわいいということ。かわいいキャラクターがむごい死を遂げるというギャップがこのアニメの魅力なんではないでしょうか？それと、被害者がいれば加害者もいるわけでこの加害者がどんな風に「やってしまうか」、その過程をハラハラしながら見るのも楽しみの一つです（どうしよもないキャラが数匹いる）。
一方、FLASHアニメーション的に見ると、綺麗な絵、そしてたった8fps（一秒間に８コマ）、テレビアニメは実質１２fps（24fpsで２コマでワンモーション）と考えるとかなり動きはカクカクしてしまうはず。しかし、巧いモーションのつけ方によりそれをまったく感じさせない。DVD化され世界中で愛されるFLASHアニメーションである。日本にもファンは多い。

★Happy Tree Friends （Wikipedia 海外）
WikipediaによればMondo Mini ShowsにてRhodeモンチジョとケン・ナバロによって作成されたアニメのシリーズとのこと。モンチジョが一枚の紙にウサギを描いた時にはすでにHTFのアイディアは固まっていたらしい。HTFは世界中で愛され、いくつかの国ではTV放送もされている。現在「First Blood」、「Second Serving」、「Third Strike」3つのDVDが発売されている。（ついでに付け加えるとそれぞれにウェブ公開されていないボーナストラックがあり、DVD３つをセットにしたもの「OVERKILL」にはさらに追加でボーナストラックがついている）第四弾は2005年の秋発売予定だ。TVゲーム化も予定されていて製作元を探している状態。

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＜関連サイト＞
★Happy Tree Friends 超非公式ファンサイト
日本のファンによるファンサイト。キャラクターの紹介、死因リスト、各話の保管などをしています。
★HappyTreeFriendsミラー - 電子的な彼女
上記ファンサイトの補完サイト。
★HAPPY 2CH FRIENDS[K.Y FACTORY]
2ちゃんねるキャラクターを使用したHTFのパロディー。元ネタはSpin Fun Knowing Ya

◆FLUXのCM[独りラクガキ帳 Ver.3]（小太郎ぶろぐ）
HTFのキャラクターがなんと日本のTVCMに出演。携帯動画を配信しているサイトFLUXで同タイトルが配信されているがそのCMにCuddles（ウサギ）が登場。日本のTV初登場かと思いますが…見ている人は可愛いキャラクターだとしか思わないでしょうけど、元ネタ知ったらショックだろうなぁｗ


＜関連スレ＞
Happy Tree Friends　Part8
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/swf/1107771850/
HTFの本スレ。色々と参考にさせてもらいました。
Happy Tree FriendsのAA
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/kao/1121784277/
とても再現度の高いAAが投下されている。同名の作品を完全再現した「Eye Candy」は必見。

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さて、Ottawa 05 International Animation Festivalというコンテストにて、ルンパロさん、青池良輔さんの作品がノミネートされていたのは記憶に新しいところだが、よく見るとHTFのスタッフもノミネートされていることがわかる。Kenn Navarro（ケン・ナバロ）、Roque Ballesteros（ロッキ・バレステロス）のふたりだ。彼らはそれぞれ「Out on a Limb（強烈なのでグロ嫌いな人は見るのを止めよう）」、「Mole in the City」という作品でノミネートされている。どちらも流石の完成度だ（当然プロのアニメーターだ）。ということで製作スタッフにスポットを当ててみた。幸いなことに先日紹介したCold, Hard Flashというサイトで彼らのインタビュー記事がまとめられている。

～HTFスタッフ（ケン・ナバロ：HTFディレクター）インタビュー～
★The Kenn Commandments, Part 1（エキサイト翻訳）
★The Kenn Commandments, Part 2（エキサイト翻訳）

～かなり略した要約（気になる人は原文読んでね）～

◆アニメーションスタッフはどれくらいいるか？
２～６人のアニメーターで製作。その他サウンド製作の人が一人。

◆どのようにして描いているか？
最初は紙に絵を書いてスキャンしビットマップトレースしていた。現在はペンタブで描いているらしい。
参考：絵をスキャンしビットマップトレースする方法[こしあん堂]

◆背景はビットマップのようだが？
紙をスキャンしたテクスチャを使用しているらしい。

◆映画化はあるのか？
あんなの2時間も見て神経麻痺したらみんなビルから飛び降りちゃうだろｗ　無理に長編にして品質を失いたくない。とのこと。

◆3Dアニメ化とかしないの？
3Dアニメに置き換えることはないだろう。けどもそういった話は実際あった。とのこと。

◆TVアニメ（US cable network）化したときは暴力表現を少し抑える？
しない。それをしたら、完全に異質なものになってしまう。とのこと。

◆暴力描写に対する批判にどう反論しているか？
すべての人のために作ったものではない。受け入れる人と、受け入れない人がいるだろう。落ち着いてこれはアニメだと認識すべきだ。われわれがアニメを製作している間実際にビーバーやウサギが死んだりすることはない。とのこと。

◆抗議のメール等は…
やはり結構来ているらしい。「こんなの見せるなら４車線の交差点の真ん中に子供を置くほうがマシだ」と言われたこともあるらしい。

◆切り刻まれたキャラクターを可哀想だとは思わない？
ギャグを思いついたりしたとき「これは間違っている！」と一応は思うらしい。しかし、コレこそが私たちの求めていたものなんだと考えるんだそうだ。要するに反省していないということか。

などなど…その他ジャイアントロボ、サムライチャンプルーDVDを見たとか言ってます。

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★GHOSTBOT

HTFの製作スタッフ、ロッキ・バレステロスなどを中心としたプロダクション。HTF以外のアニメーションも必見。


ウェブ上では公開されていないBUDDHIST MONKEYのエピソード

★DEMO REEL
デモリール。HTFのBUDDHIST MONKEYのエピソードも含まれている。
★SCENES FROM BUDDHIST MONKEY director （題名わからず）
★Books of Fury
★MOLE IN THE CITY

ボーナストラックとして収録されている「BUDDHIST MONKEY」「MOLE IN THE CITY」がちょっとだけ視聴できます。HTFファンでも見たことのない人は多いかと思われます。FLASH版では登場しないキャラクターBUDDHIST MONKEY（仏教徒の猿）が登場、番外編といった位置づけでしょうか。HTFでは珍しくアクションものです。もうひとつがFLASH版でも登場するThe Mole（盲目のモグラ）の登場するスパイもの。これもFLASH版とは若干雰囲気が違います。（オタワでノミネートされた作品はこれ）どちらの作品もFLASH版に比べfps値も高くデラックス版といった感じです。

～GHOSTBOTインタビュー～
★Space Ghosts, Part 1（エキサイト翻訳）
★Space Ghosts, Part 2（エキサイト翻訳）