危ういんじゃないか、今の日本は
最近、個人的に危ういというか、非常に対外的に勇ましい、タガが外れた発言が、ネットなどで目立っていると思っていて、正直「ネットと言う少数の中だよな」と納得させようとしていました。Yahoo!なんかでもコメントの汚さは酷いな、と思っていましたが、それが多数派であったりはしていないだろうな、という感覚でした。
どうも、最近は少し違うんじゃないかな?と改めて思い始めています。
大阪のテレビ番組で、金美齢という自称評論家でどうも安倍総理とも仲の良い人(動画で対談しているものも上がっている)が、オバマ大統領の人種をあげつらいその能力を批判する、ということをやった、と聞いて、もう少数ではなく、おかしな勢いのついた人たちの暴走が始まったな、と恐ろしくなっています。その上、「それは言論の自由だろう?」という擁護まで出る始末です。
大統領でも何でもいい、政治家の手腕に疑問を投げるのは良いでしょう、それは言論の自由です。実際にオバマ大統領の手腕というのに疑問をさしはさむ向きは多いでしょうし、時の為政者がそんなに支持を集める事自体が少ないと思う。大体ちょろっと演説しただけでノーベル平和賞貰って、その後中東では真逆なこともやっているわけで、それこそ「はあ?」という所が多いと私も感じています。
しかし、そのこととは関係ない属性を持って、その能力を批判する、というのは自由でも何でもない。その人を批判しているのではなく、その属性を持った人全てを同じように扱っている訳です。更に言えば、人種差別に当たる発言がどれほど厳しく批判されるか、ということに余りに鈍感なことに呆然としてしまいます。xx人だから、xxな職業だから、xxな学校だから、全てそのことに関連しない内容を批判するのに使うことはおかしい。何か事件があると「xxだから」と決め付ける連中が居ますが、そのxx全てがその事件を起こすわけでもなかろうに、という根本が抜けちゃっている。どこかで犯罪に遭遇した外国人が「日本人はこんなに犯罪を犯している」と全国レベルで言われたらどうですか?
しかし、そのこととは関係ない属性を持って、その能力を批判する、というのは自由でも何でもない。その人を批判しているのではなく、その属性を持った人全てを同じように扱っている訳です。更に言えば、人種差別に当たる発言がどれほど厳しく批判されるか、ということに余りに鈍感なことに呆然としてしまいます。xx人だから、xxな職業だから、xxな学校だから、全てそのことに関連しない内容を批判するのに使うことはおかしい。何か事件があると「xxだから」と決め付ける連中が居ますが、そのxx全てがその事件を起こすわけでもなかろうに、という根本が抜けちゃっている。どこかで犯罪に遭遇した外国人が「日本人はこんなに犯罪を犯している」と全国レベルで言われたらどうですか?
この金美齢という人自身が単に恥知らずなだけだと思っていますが、どうも同様に恥知らずな発言をする人が増えていると感じています。ヒトラー生誕を祝うだの、直ぐにxx人の仕業か?と関係ないことまで全て関連付けようとする輩だの、どうしてそうなっているのか?それこそこれでオバマ大統領が訪日を止める、なんていったら彼女達が声高に叫ぶ「国益」っていうのは何なんだろう?ということですよ。
大体にして総理大臣がやれ憲法の閣議解釈だの武器輸出三原則の緩和だの朝日新聞の社是が自分の打倒だのそのくせNHKの会長は擁護するだの、やっていることがおこちゃまなわけで、さもありなん、と感じます。しかしながら、更にいえばそれが国民の水準の表れだ、とすれば正に天に唾する行為であることもまた事実。
もう、いい加減にしなきゃ、と思う今日この頃であります。
大体にして総理大臣がやれ憲法の閣議解釈だの武器輸出三原則の緩和だの朝日新聞の社是が自分の打倒だのそのくせNHKの会長は擁護するだの、やっていることがおこちゃまなわけで、さもありなん、と感じます。しかしながら、更にいえばそれが国民の水準の表れだ、とすれば正に天に唾する行為であることもまた事実。
もう、いい加減にしなきゃ、と思う今日この頃であります。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント