2014.01.30

パリ発、広告枠ゼロの本格派フォトジャーナリズム誌「6 mois」

パリのサン・ジェルマン・デ・プレ地区にある、独立系出版社ヴァンセット・リュ・ヤコブ(27 rue Jacob)

国際的な取材チームで製作されるフォトジャーナリズム雑誌

仏パリ6区のサン・ジェルマン・デ・プレ地区は、かつて、哲学者ジャン・ポール・サルトルや歌手で女優のジュリエット・グレコ、映画監督ジャン・リュック・ゴダールら、数多くの哲学者・作家・音楽家・俳優・映画監督たちが集う、文化的活動が華やかなパリの中心エリア。現在、この地区に事務所を構える独立系出版社「ヴァンセット・リュ・ヤコブ(27 rue Jacob)」は、この地に長年はぐくまれてきた文化的土壌を受け継ぎ、2010年3月、ジャーナリズムとフォトグラフィーをつなぐ年2回刊誌「6 mois」を創刊しました。

「6 mois」は、世界中からフォト・ルポタージュを集めたフォトジャーナリズム雑誌。毎号、全編350ページにわたって800枚規模の写真が掲載され、テキストはフランス語で執筆されています。この雑誌には、フランス国内のフォトグラファーのみならず、米国・イタリア・スウェーデン・グアテマラなど、世界各地のフォトグラファーも参加しており、国際的な取材チームで製作されているのが特徴です。

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