悠仁さま、筑波大には「東京から通学」で…いま懸念されている「公務・帝王学」の行方
秋篠宮家の長男・悠仁さまが筑波大学(茨城県つくば市)の推薦入試に合格したことが、12月11日に発表された。だが、そのキャンパスライフを巡っては数々の懸念点がある。
開かれた大学のメリット・デメリット
前編記事『このままでは「万が一の事態」が…悠仁さまの「筑波大進学」で、これから宮内庁を悩ます「最大の問題」』でも指摘したように、悠仁さまの筑波大入学を巡って特に心配されているのが、警備の問題だ。
「ニュースで『大学の門』と紹介されていましたが、世間一般的なイメージの門が筑波大にはありません。知らない間に校内に入っている感じなんです」(筑波大の男子学生)
筑波大に推薦入試で合格した悠仁さま。2024年のお誕生日の写真より(宮内庁提供)
筑波大学は地域にも開かれた大学であり、学外の人も気軽にキャンパス内に出入りできるという。
「地元の方が散歩やジョギングをしている姿をよく見かけます。オープンな雰囲気も筑波大の魅力です」(筑波大の女子学生)
良さでもあるその開放感は、いざ要人を迎える際には不安材料にもなる。
「テロリスト、という表現は行き過ぎかもしれませんが、天皇制に反対する人や不審な人物が学内に潜んでしまう可能性はゼロではありません。卒業生として、セキュリティ面が心配なんです。
監視カメラなどを増設するのでしょうし、警備員も増員させるでしょう。そうした費用をどこから出すかも問題です。宮内庁なのか、大学なのか。筑波大は国立ですし、学生にその費用を負担させるわけにはいきません」(筑波大OB)
こうした警備費用の捻出についても懸念がある。同大では質の高い教育・研究などを推進するための寄付を募っているが、それだけでは不十分だという指摘もある。また、老朽化が進んだ施設や設備は改修する必要もあるのだ。