遂に「誇大広告」という国のお墨付きが…。
10月25日付の読売新聞にて「
楽天に対し電子書籍点数を多く表示したため、消費者庁が景品表示法違反で指導した」と報じられました。こちらが実際の新聞記事です。▼
楽天は7月19日に『kobo touch』を発売。7980円に楽天スーパーポイント付きという破格の値段で販売し、CMなどで大々的にプロモーションを展開していました。
当初の予定では8月までにタイトル6万冊という目標が掲げられていましたが実際には
英語書籍、青空文庫、さらにはギターコード譜を含む4万冊程度しか用意されず。9月25日には目標の6万冊を達成したものの、中身は相変わらずでユーザーからは「数だけ集めればいいのか?」といった批判が多くありました。
楽天の三木谷社長は「
細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ。」と発言して話題となりましたが、消費者庁が動くほど苦情は多かったようです。
最近ではようやくコンテンツの内訳について説明もされるようになりました。
直接は関係無いにせよライバルになる「Amazon Kindle」予約開始の翌日に、このようなマイナスの報道というのも絶妙なタイミングです。これまでの対応の結果としてこうなったわけで自業自得だと言えばそれまでですが、これを機に Wikipediaの作家情報のカウントなんかを止めてユーザー目線の対応をしてほしいものです。
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野村證券]
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