« TERMINATOR THE SARAH CONNER CHRONICLES | トップページ | クローバーフィールド/HAKAISHA »

2008年1月20日 (日)

スパイダーウィックの謎

スパイダーウィックの謎

amazon
@TOWER
James Horner-The Spiderwick Chronicles

 4月公開予定の児童文学を原作にしたファンタジー。公式サイトはこちら
 3人兄弟が引っ越した古い家で、妖精について記された古い本を発見する。その封印を解いた時、不思議なことが起こり始めた。その原因が姿の見えない妖精たち。やがて、オウガが現れ、3人は戦わなければならないハメに……。主演の兄弟の長男に『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアの他、ニック・ノルティなど。
 音楽はファンタジーには久々のジェイムズ・ホーナー。相変わらず長い71分。とはいえ、いつものホーナーではない。使い回しの権化のようないつものフレーズはあまり聞かれず、トレードマークの尺八やケルト風アプローチもない。だからといって凄いスコアかというとそういうわけでもない。派手さが抑えられて上品になったせいで、メロディの印象が弱いのだ。それでもそこかしこにおもしろいところがあるのは、さすがにホーナー。
 サントラCDは2月5日発売だが、iTUNESでは12月から発売されていたようだ。珍しく日本のiTUNESでも扱っている。試聴してみてCDで買うほどでもないなと感じたらどうぞ。しかし、iTUNESは妙だ。例えば、ゴールドスミスの『ランボー』は日本では1と3(完全版)、アメリカでは1と2(完全版)とどっちも扱いが違うし、もちろん国ごとに扱っているリストが違う。少し高音質のものも出ているが、まだまだ少ない。さっさと全部高音質に変えろ。ジャケットもCDと同じブックレット形式のものがついているものもあるが、大半はジャケットだけ。これもなんとかしろ。

スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず

amazon

 映画の原作。児童文学というか、絵本に近い短い話で、全5巻。

|

« TERMINATOR THE SARAH CONNER CHRONICLES | トップページ | クローバーフィールド/HAKAISHA »

サントラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スパイダーウィックの謎:

« TERMINATOR THE SARAH CONNER CHRONICLES | トップページ | クローバーフィールド/HAKAISHA »