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dynabook SS S30
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株式会社東芝は8月24日、企業向けの薄型ノートPC「dynabook SS S30」を発表した。標準で約9時間、最長で約13.5時間のバッテリ駆動が可能な点が特徴。ラインアップには、軽量・長時間モデルに加えて高速HDDモデルを用意した。9月8日より順次販売を開始する。
dynabook SS S30は、12.1型ワイド液晶を採用した企業向けの1スピンドルノートPC。筐体は、外部からの衝撃を緩和する「ショックプロテクター」や、水分の浸入を遅らせる「ウォーターブロック構造」などを採用し、堅牢性を高めるとともに、従来製品と比べて底面積を17%削減。クラス最小のサイズ283.8×196.6×26.9~35.5mm(W×D×H)を達成している。
また重量を軽量・長時間モデルでは約1.2kgにおさえたほか、標準バッテリで約9時間、オプションの大容量バッテリを搭載すると最長約13.5時間の長時間駆動を実現。携帯性と長時間駆動を両立させた。
BTOに対応するため構成はさまざま可能だが、標準では、Core Solo超低電圧版 U1300(1.06GHz)、モバイルインテル945GM Expressチップセット、512MBメモリ(最大4GB)、WXGA(1280×800ドット)表示可能な12.1型液晶、Windows XP Professionalといったスペックで、軽量・長時間モデルは30GB IDE HDD(4200rpm)を、高速HDDモデルは40GB SATA HDD(5400rpm)を搭載する。
インターフェイスは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×1、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、PCカードスロット、SDカードスロット、CFスロット(軽量・長時間モデルのみ)、USB 2.0×3、モデムなどを備える。
バッテリはリチウムイオン。標準バッテリのみでのバッテリ駆動時間は高速HDDモデルが約7.7時間、軽量・長時間モデルが約9.0時間。
価格は軽量・長時間モデルが26万4600円から、高速HDDモデルが25万2000円から。
■ URL
株式会社東芝
http://www.toshiba.co.jp/
プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_08/pr_j2402.htm
( 石井 一志 )
2006/08/24 18:27
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