結論から言うと
凄いです!とにかく使ってみてください。
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使ってみた感想
今のマシンにペンタブレットのドライバが入っていないため、筆圧感知がどんなものか確認していないのですが・・・。筆圧感知以外の事を評価してみます。
ツールウィンドウ
まず、目についたのはツールウィンドウの変化。(左がAzPainter2.00、右がAzPainter1.36)
1px細線、ペン2、消しゴムドット、消しゴムペン、消しゴムブラシ、塗りつぶし、とかなりの量のツールが追加されています。
その代わりにアンドゥなどが消えたのは残念。
描画タイプは塗りつぶしが無くなり、スプライン曲線が増えた。
これは良いと思ったのが、ツールごとの設定ができるようになったこと。
今回、追加されたペン2は最初は何だこれ?と思いましたが、
ペンは主線用、ペン2は塗り用
との事、芸が細かいです。
他のツールに関しては割合させていただきます。
コントロールウィンドウ
(左がAzPainter2.00、右がAzPainter1.36)
ツールウィンドウに比べると劇的な変化はありませんが、着々と進化しています。
上から順に見ていきましょう。
まずは、サイズや濃度を記録しておけるゾーン。(↑のスクリーンショットの1とか255とか書いてある奴です)
これはなかなか便利そう。
次はマスク、ver1.36ではコンテキストメニューを開かないとマスク色を追加できませんでしたが、addやdelボタンが追加され大幅に使いやすくなりました。
テクスチャはほとんど変化がありませんが、ON-OFFボタンが無くなりすっきりとした印象。
カラーパネル(?)は、地味ですが数値をテキストで入力できるようになっています。意外と役立つよ!
追加パネル(?)は、水彩・水の量がツールウィンドウに移動したので、ちょっと殺風景。
今までコンテキストメニューに隠れて地味な印象を受けていた、デスクトップ上の色を取得ボタンが増えました。
ん、よく見ると何かが無いぞ。そう、カスタムグラデーション機能は廃止されてしました。
滅多に使わない機能でしたが、無くなるのはちょっと寂しいですね。
レイヤウィンドウ
(左がAzPainter2.00、右がAzPainter1.36)
まず、気になったのはレイヤがレイヤになっています。(そこからかよ!)
透明色保護やAマスクがボタンになって分かりやすくなりました。
背景が濃いグレーになって見やすくなった、ような気がします。
また、新機能塗りつぶし判定元が増えています。
塗りつぶし判定元はうーん、えーと。言葉に表しにくい!
という事で、ヘルプから引用しちゃいます☆
《 判定元レイヤについて 》
塗りつぶし時には、塗りつぶす範囲を判定するレイヤと実際に塗りつぶすレイヤを別にすることができます。
各レイヤで「塗潰判定元」というチェックがありますが、判定元にしたいレイヤでこのチェックをONにして塗りつぶしを行うと、塗りつぶす範囲の判定はそのレイヤで行い、現在のレイヤでその範囲を塗りつぶします。
これを使うと、線画のレイヤを判定元にして色塗りのレイヤで塗りつぶして、線画で囲まれた範囲を別のレイヤに塗りつぶすことができます。
※判定元に指定できるレイヤは一つだけです。
※判定元に指定されているレイヤが存在しない場合は、通常通り現在のレイヤで塗りつぶします。
画像で表すとこんな感じです。
線レイヤーに主線を書き、塗りレイヤを作る。
で、塗りレイヤに塗りつぶすと・・・。
こんな感じに線レイヤーを無視して、塗られちゃいます。
そこで、線レイヤーを塗りつぶし判定元にすると、塗りつぶす範囲の判定はそのレイヤで行うので、綺麗に塗れる。
という事です。
話がそれました。
パレットウィンドウ
(左がAzPainter2.00、右がAzPainter1.36)
進化が無いようで、そこそこ進化しているパレットウィンドウ。
なんと、パレット1つ1つの区切りが白色から、グレーになったのです!!
そんなことはどうでもいいのです!
また、タブ機能でパレットを整理しやすくなりました。
他にもHSV順でソートが出来るように。
メニュー周辺
ウィンドウを表示/非表示ボタンが少なくなりました。
さらに全てのウィンドウを閉じる、ウィンドウを元の状態に戻すボタンも無くなりました。
ワイドディスプレイを使っている私としては、多い方がいいのですが・・・。
もちろん減っているだけではなく、拡大関連のボタンやキャンバスの左右反転表示など便利なボタンが増えています。
キャンバスの左右反転表示<は地味にありがたい。
他には、右の方にキャンバスの情報が表示されるようになっています。
フィルタ
フィルタはver1.36が75個で、ver2.00が58個。と、減っちゃてますが、ただアルファ関連のフィルタが1つのフィルタにまとめられたのと、
カスタムグラデーション関連のフィルタが無くなった程度で、特に問題はないと思います。
フィルタメニューも整理されて使いやすい。
ブラシが綺麗になった!
(ver2.00、左が濃度160、右が濃度255)
(ver1.36、左が濃度160、右が濃度255)
これは一目瞭然ですよね!
AzPainterはブラシが汚いと前から思っていたのですが、ver2.00になってからその弱点を克服しました。
濃度はPhotoshopで言う、不透明度になりました。
その他の事
拡大すると、自動でグリッドが表示されるようになりました。
ドット絵描くには便利そうです。
環境設定も進化しました。
(ver2.00、タブレットの設定などが増えている)
(ver1.36)
ヘルプも見やすくなった
悪化したところ
- カスタムグラデーションが無くなった
- 前よりメモリ使用量が増えた(ちょっとだけ)
- フィルタが減った
これぐらいです。どれも大した問題ではありません。
最後に
個人的にAzPainter2が無料ペイントソフトの中で一番使いやすいと思います。まずは使ってみてください。
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最後の最後に
今はもうAzPainterを使わないのですが、なぜかテンションが上がっているので、文章がおかしい気がします。
久しぶりに長時間ブログ書いてて疲れました。
結局、長々と書いて何が言いたかったのかよく分かりません。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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