「Amazonふるさと納税」がスタート　返礼品の一部は翌日配送が可能・限定品も用意

　Amazonは2024年12月19日、都市部を含む日本全国の地域の活性化や中小企業支援を目指した新サービス「Amazonふるさと納税」を開始した。これは、Amazonサイト上で、ふるさと納税の寄付ができるサービス。Amazonアカウントを通じてふるさと納税を行える。なお、一部の顧客より段階的に利用できるようになるとのこと。

　Amazonふるさと納税には全国約1,000の自治体が参画している。登録返礼品数は約30万品にのぼり、今後も拡大が予定されている。一部の返礼品を最短で翌日に受け取れるほか、返礼品の受取日時の指定が可能。また、「フルフィルメント by Amazon（FBA）」を地方自治体も利用し、寄付の募集から返礼品の梱包・発送まで、ふるさと納税関連業務をAmazonがワンストップで支援する。

　また、Amazonふるさと納税限定の返礼品が取りそろえられている。具体的には、能登半島地震や記録的な大雨で大きな被害を受けた石川県七尾市や能登町での復興支援コンサートを、同自治体からの返礼品として提供するとのこと。そのほかにも、長崎県波佐見町からはAmazonロゴ入りの波佐見焼マグカップ、神奈川県川崎市からはAnkerの限定デザインのモバイルバッテリーなども、返礼品として提供される。