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博多の暑い夏!

P1000662_2 縁あって、博多の祭り"山笠"に参加することとなりました
7月13日 集団山見せです

・・・私ではありません、子供です
子供がいると不思議なことに色々な行事に参加する機会に恵まれます

山笠は博多の男衆の祭り
女人は踏み込めない世界―
子供の付き添いでも 勿論女性は入ることは出来ません

山笠の歴史は古く 
1241年 承天寺の開祖・聖一国師が博多津中の人々の担ぐ施餓鬼棚に乗り甘露水をまいて疫病退散を祈願 
それが"博多山笠"の起こり といわれていて 今年で伝統767年を迎えることになるんだそうです

元々 櫛田神社の祭神のひとつ祇園宮への氏子の奉納神事であったこのお祭りは その後あらゆる戦乱や自然災害、あるいは時の権力の介入などといった困難を乗り越え 今に伝わり、なお進化しつづけているのです

若い頃 博多のお祭りの一つの感覚でしかなかった山笠も そのいわれや流れを知ると、目の前をしぶきを上げながらは走り抜ける男衆や 勇壮と走る山に一段と感慨深いものを感じます

集団山見せの当日は 博多駅から海に向かって伸びる 大博通りと呼ばれる通りが出発点となり 櫛田神社入りをするのですが 流れについて歩いていると町には様々な知らない光景が残っていました
P1000670 手動のくみ上げ水ポンプです
歩道にこんなものがあったとは 今の今まで知りませんでした
子供たちが嬉しそうに戯れていました
この歳になってつくづく思いますが 日本人なのに日本のことをあまり良く知らない自分に気づきます
日本どころか 住んでる街でさえ 少し離れていると全く知らず 日ごろどのような姿勢で過ごしているかを感じるのです

集団山見せも 櫛田神社入りしたあとは それぞれの詰め所での行事にうつります
 直会(なおらい) → 手一本
まだまだ小さい我が子のお世話は 少し大きいお兄ちゃんが見てくれました
そのお兄ちゃんも また少し大きいお兄さんに面倒を見てもらい・・・そうやって伝統を継承していくのでしょう、重みのある行事です

ちなみに私はというと・・・炎天下の中 ずっと後ろをついていき、散々に日に焼けて 人だかりに揉みくちゃになり、それは悲惨なものでした
でもこういう日は ぐいっとビールに限ります
しかも うーんと男臭いような?料理を求めて 美味しい青魚がいただけるお店に行って参りました
早良区郊外にある とそってん です

P1000699 <左より アジのたたき、ゴマサバ、かつおのたたき>
青魚 豪華三点盛り
たたきにあわせる生姜が良い
生姜 大好きです
胃腸を温め消化機能を高める作用があり、夏にはもってこいです
P1000708 <アジの梅しそフライ 500円>

P1000709_2 <イワシのさつま揚げ  400円>
勿論 手作りです
P1000707 <湯麺>
P1000710 <店主おすすめの 酒のあて五種盛り>
P1000703 <トマトとバジルのピザ 1000円>
これが私のオススメ
こだわりのピザ 限定販売です
自家製のピザ生地は フワフワ過ぎたりパリパリ過ぎたりすることなく 程よい食感
トマトとともに自家製のバジルの香りが食欲をそそり 一人でペロリといただけます
魚がメインのこのお店に なぜピザ?
まぁ堅いことは言わずに(笑)でもコレはいけます

さて、山笠 
明日 7月15日が"追い山" このお祭りの掉尾(ちょうび)を飾る神事です
沢山の見物客が見守る中 午前4時59分の大太鼓の合図と共に 一番山笠が櫛田神社入りします
午前4時59分という出発時間は 一番山笠だけに認められた「博多祝い唄」を歌う時間として 一分間の前倒し時間です
一番山笠出発まで あと5時間あまり・・・
博多の夏は もうすぐ本番を迎えます

P1000696   とそってん
  福岡市早良区
       有田3-10-12-5
    ℡:092-866-2839

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コメント

お疲れ様!
私も行くつもりをしていましたが
一日間違えてぼんやりしていました~
友達と一緒に行くつもりが友達も連絡してくれること無く・・・
なんだかテレビが騒がしい・・・
えっ?終わってたの?
ってな感じでチャンスを逃してしまいました(悲)
とそってんに惹かれます。

投稿: Webマダム | 2008年7月16日 (水) 11時09分

山笠、私自身も間近でみたのは・・・十数年ぶりでした
集団山見せだけだったけど、感動しましたよ!
来年も息子は出るでしょう
とそってん、面白い店です
Webマダムのご自宅からは 遠いですけどね

投稿: ラブ | 2008年7月16日 (水) 12時22分

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