最初のアイデアが生まれたとき、頭に浮かんだのはPinchの05年のインタヴュー。

音に催眠術にかけられたみたいにね。ドラムンベース、ガラージ、ダビーなテクノ、それにある程度ヒップホップやエレクトロニカまで、僕の音楽的な興味の要素が全部入ってたんだ。(中略) エレクトロニカやダブで始まって、ダブステップに、ときにはブレイクス／ブロークン・ビーツにいって、最後はダビーなドラムンベースって感じで、他のヘッズを新しい音に引っ張っていけたらいいなと思ってた。何回かやってくうちにダブステップがどんどん増えてきて、みんなもだんだんのめり込んでいってる感じがしたよ。——Pinch Interview (2005)

当時は、フロアにお客さんは30人くらいしか居なかったとか。
あと、BS03ISのときにブリストルRoots Radical Sound Systemのビーヴィスが言ってくれた「10年前のダブローデッド(Pinchがやっていたパーティ)みたいだ」って感想とコレ↓

昨日終わった後にブリストルから来てたサウンドマンに
「10年前のジャンルなんてなかった頃を思い出したよ。君たちは私をあの頃のブリストルに引き戻してくれた。ありがとう。」
って言われたの凄く嬉しかった！

— ❔ (@_Mars89) 2016年11月23日

もちろん、当時と同じことをやっても何も進歩はない。でも、その空間を妄想し、頭の片隅に置いておくことはとても重要なんじゃないかと思うわけです。実際、今回のDJ陣はその先の2017年に鳴るべき音をしっかり鳴らしてくれましたし。ホント最高でした。

今後は、最高なDJプレイ・選曲も“その要素の1つ”となるような空間・ムード作りをもっとしていきたいです。そこがこの“xtra”における、BS0クルーの見せ場だったり。図書室を用意したり、映画を流したりというのも、その一環。この辺のお話は、追って書いていきます。

http://discshopzero.blog63.fc2.com/blog-entry-1479.html?q=bs0xtra

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