以下、イベントストーリー「ゆびきり」の内容につきネタバレ注意!!
概要
過去
記憶を失う前の颯……颯太は実家が喫茶店だったのだが、幼い頃に手術を受けるために入院していた。
この時同じ病室に入院していた青年が章名戒……まだ仮面ライダーになる前のルーイだった。
2人はゲームやラテアートを通じて親交を深めていった。手術前日に自信を無くしかけていた時も、戒の励ましで勇気を取り戻したのだった。
そして無事手術が成功して退院することになった日、颯太は戒とある約束をする。
次のクリスマスの日に必ず見舞いに来る。その時までにもっと上手くなってラテアートをご馳走する、と。
「ゆびきりげんまん。約束だよ!」
しかし、その約束は果たされることはなかった。
颯太が実家に帰って間もなく父が急死。店の手伝いで多忙になったことで約束の日に見舞いに来ることができなかった。クリスマスの数日後、颯太はようやく病室に来ることができたのだが……。
そこに戒の姿は無かった。
そして本編の4年前、颯太がカオスイズムに誘拐・改造された後に宗雲たちウィズダムシンクスに救出されることになる。
本編の時点では戒との記憶を思い出せていなかったが、誰かと「もっと上手くなってラテアートをご馳走する」という約束をしたことだけは思い出していた。
このことは自身の過去を気にしないスタンスの颯も心の中で引っ掛かっていた。
そしてイベントストーリー「ゆびきり」にて、颯はバリスタ出張した病院で出会った名前の読みが自分と同じ少年・蒼太、蒼太と同じ病室に入院していたルーイと結んだ約束、直後に起きたカオストーンをめぐる騒動を通じて、自身のカオストーンから遂に戒との思い出を取り戻したのだった。
その翌日、クリスマスの日。
目覚めたルーイの前にはカフェラテと一通の置き手紙が残されていた。
「戒くんへ。」
「あの日、約束を守れなくて、ごめん。早く退院できますように。メリークリスマス!」