要件定義書や基本設計等、上流過程成果物の書き方ってのは、これといった回答があるわけではありません。 要件定義書はお客との合意文章となるうるので、お客が承認しやすいような内容で書く、というのが1つのmustではあります。 要件定義書は、お客が出す要求仕様書を元に作成します。 要求仕様書がしっかりとした内容でしたら、基本は要件定義書を作る必要はありません。 いきなり基本設計に入り、作成した基本設計について、要求仕様書の内容が盛り込まれているかお客のレビューを受ければ要件定義なんて必要ないです。 (お客がしたいことが明確になっているため) 要求仕様書で、「○○の機能について提案してくれ」とか「仕様検討で議論する」となっている場合は、こちらから出す提案書や仕様検討会での合意議事内容が要件定義書に盛り込まれることはあります。 ただ、この場合も合意した議事録が要求仕様書の附則に追加され、場合によっては要件定義書を作らないということは多々あります。