景気の波については、 経済学者が様々な景気循環説をあげています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E6%B0%97%E5%BE%AA%E7%92%B0 まずは、最も知られている４つの景気循環説をあげてみます。 (1)景気循環 ① 短期（３～４年） キチン・サイクル 在庫投資循環 ② 中期（７～１２年） ジュグラー・サイクル 設備投資循環 ③ 長期（１４～３０年） グズネッツ・サイクル 建設投資循環 ④ 超長期（４８～６０年） コンドラチェフ・サイクル 長期波動 （２）その他の学者の説 マルクス・サイクル マルクスは「資本論」等で１０年周期の恐慌の繰り返しを指摘 エンゲルス 工業と商業の世界全体、すなわち生産と交換は、ほぼ１０年に１回、大混乱に陥る。 Ｈ・クラーク 英国の飢饉や恐慌が１０－１１年周期で規則的に発生。 （３）景気の波と太陽の黒点との関係 太陽の活動と景気の波との関係について様々な説があげられております。 太陽黒点説 ジェボンズ 太陽黒点面積の増減は10～11年周期があり、穀物価格の騰貴、 下落にもほぼ同様の周期があり、恐慌の発生にもまた同様の周期があるという。 シュワーベ・サイクル 太陽黒点の約11年周期。 へール・サイクル 太陽黒点は約11年周期で強弱を繰り返し、11年ごとの太陽活動極大期にその磁場極性が反転するため、 太陽は22年周期で変化する。 吉村サイクル 55年周期