2014 2回目のサロマチャレンジはDNF！

2014年07月01日

-0001年11月30日

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Run!

オホーツク湧別町佐呂間町北見市

（記2014年7月1日）

　サロマ湖100kmウルトラマラソン。自分のために走り出し、誰かのためにゴールする！

　受付を済ませたあと、一緒に走る仲間たちとコースを下見。車で走ってみるとあらためて長いな〜と感じる。
　私設エイドで有名な斉藤商店の前でパチリと記念写真！

　午前2時起床。昨年に引き続き、いい天気になりそうだ。

　スタートして10kmあたりで大問題の予感。う〜ん、どうしよう。仮設トイレは長蛇の列。いったん問題先送りしたが、やはりガマンできなくて10km関門超えたところで列に並ぶ。ここで6〜7分のタイムロス。走っている人もまばらな最後尾から、仲間を追いかけることになった。

　20km手前で初チャレンジのぐっちゃんとダイコンおのちゃんに追いつく。ぐっちゃんをダイコンさんにまかせて、ほかの初チャレンジの仲間に追いつこうとちょっとだけペースを上げるが、きっと同じぐらいのペースなんだろうな、結果として最後まで追いつかなかった。

　今年は30km過ぎても調子がイマイチ。まだまだウォーミングアップなんだからと足を進め、フルを4時間57分で通過。フルのあたりは眠くて眠くてどうも調子がでない。46kmあたりの計呂地の市街地でガラナを買って飲む。少しは眠気が飛んだかな。

　沿道の子どもたちが「あ〜ダイコンだ！」と叫ぶ。振り返るとダイコンおのちゃんが笛を吹きながら追いついてきた。ぐっちゃんは30km過ぎあたりで、歩き出したとのこと。快晴でジリジリと照りつける太陽と暑さ、20kmあたりでかなり息があがっていたからな〜。来年一緒にリベンジだね。

　フルを超えると今までほぼフラットだったコースにアップダウンが出てくる。今年はきついと思ったら、頑張って走らずに早歩きにすることにしていた。
　この作戦はよかった。歩くことで違う筋肉が使われて、脚がリフレッシュされる感じになって、下りのときに足が思うように動く。

　この歩き作戦で、去年力をかなり使ってしまった50〜60kmをいいペースでクリア。途中でイオマーレのかげさんと合流。60km過ぎて調子が出てきた。

　しかし今年は暑い。アスファルトからの照り返しも強い。それに加えて風も強い。早く魔女の森に入りたいと思っていたら、キロ6分半ぐらいで走っていた。イカンイカン、60km過ぎてこのペース、自分の実力を超えている、と思ってペースを落とす。

　それでもキロ7分前後で走っていた。途中で「まあ、走れているんだからいいか」とこのペースで行けるところまで行ってみることにした。結果的にはこれが失敗だったか。
　サロマは今年から関門の制限時間が変更になり、80kmは去年までは15時だったのが今年は15時24分となった。このペースなら80km10時間、去年の関門時間をクリアできるかなという感じだ。

　70kmまで順調にいき、鶴雅リゾート前のエイドで去年はタイムに追われて食べることができなかったお汁粉を1年越しに食べる。

　順調順調と思っていたが、77kmを過ぎたあたりから、息があがってきた。体が傾いて、フォームが乱れているのが自覚できる。なんだろう、この感じ。水が欲しい。

　80km直前の79.4km地点のエイドには15時2分についた。去年なら関門アウトだけど、まあいいか。

　水を飲んで休んでも休んでも息が上がったまま戻らない。座り込んで休んでいると、おのちゃんが、体を冷やして水より塩分を摂った方がいいとアドバイスをくれる。そのとき後ろにいた見知らぬランナーの方が「岩塩タブレット持っているからこれを飲みなさい」と渡してくれた。嬉しいなあ。

　しかし熱中症、脱水症とは無縁の48年間、初めての体の変調とそこから先の陽射しを遮るもののない強風のワッカを知っているが故に、臆病になってしまいリタイアを決心した。このエイドで10分以上励ましてくれたおのちゃん、かげさん、ありがとう。

　もしかしたら30分も歩けば行けたかも、と今になっては思うけど、これも経験。来年またサロマに行かなければならなくなった。
　今年の反省は、自分の実力に応じたペース配分で行くことだな。それとエイドで2〜3分滞留している。これを1分程度で切り上げるようにしないと。エイドの時間を短くすれば、ペースアップしたのと同じだもんな。反省反省！

　前日の宿の手配をしてくれたししょーはじめチームねねすけのみなさま、途中でベスパを渡してくださったチームからふるの方、サポートしてくれたツマ、ありがとうございました！

　DNFはちょいと悔しいので、北オホーツクにチャレンジだ！！！

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