石浜真史のオープニング・エンディングのメモ


 『べるぜバブ』のEDを見てふと思ったので簡単にメモ(ちなみに、僕はべるぜバブを全く視聴してなく、たまたまEDを見たら石浜真史さんだったのでちょっと驚いた。やってたの結構前からっぽいですね。全然知らなかった)。



 石浜真史さんが手掛けたOP・EDと云えばポップ且つスタイリッシュ。その特徴と云えば、



1、 まず1つ目にヴィヴィッドなカラー。多彩かつ鮮やかな色使いが特徴。

『N・H・Kにようこそ!』オープニング(コンテ・演出・作監・原画)


 特にこのOPは色鮮やかで、手掛けたOPの中でも1、2を争うカラフルさだ。作品の内容とは対極なほどポップでカラフルで明るい。それが狙いなのかも。




『SPEED GRAPHER』オープニング(コンテ・演出・作監)


 原色を多用し、インパクト大なOPに仕上げている。その中でも、要所要所で挿し込まれる「赤」が印象的だ。テンポよく切り替わるイメージの連続で最後まで見ていて飽きない。作品に合わせての扇情的なイメージの数々も印象深い。






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2、 OPのスタッフクレジットも特徴的。クレジットを普通に見せる時もあるが、凝った見せ方もしてくれる。

『Aチャンネル』オープニング(コンテ・演出)


 ホントに面白いスタッフクレジットの見せ方。挙げればきりがない。例えば、クレジットが登場人物たちの身体に塗られていたり。




 美術監督、編集などスタッフのイメージに合わせたクレジット。美術監督だったら絵具、編集だったらフィルムとか。






 チョコで書かれたクレジット(小野学監督の)など、ポップ且つギミック満載の素晴らしいOPになっている。女子高校生たちが主役なので、高校生らしい小道具を多数使用しているのも特徴(下駄箱や鉛筆など)。



『かみちゅ!』オープニング(コンテ・演出)


 朝→起床→登校→授業→お昼→下校→夕方という具合に主人公たちの一日を瑞々しく描いた名OP。



 目覚まし時計だったり、



 箸入れだったり、



 テレビだったり、




 日常にある小物を巧みに取り入れてクレジットにしている。クレジットの字体も豊富に用意されており、見ていて楽しい。



 それと、『閃光のナイトレイド』オープニングでのタイプライターで打ち込まれていくクレジットの見せ方も面白い。



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3、 それと、影を抜いた(ほぼ)見せ方も特徴の一つ。厳密にいうと影をあまり付けない見せ方。例えを挙げると、

『べるぜバブ』エンディング(コンテ・演出・原画・背景)


 『N・H・Kにようこそ!』オープニングと同じ系列にあるように思えるポップなOP。パステルカラーが美しい華麗なOPに仕上がっている。





 それと、これとかもね、



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 さっきからポップ、ポップとしつこく云ってるが、『BLEACH』オープニング(ちなみに2回手掛けている)や『SPEED GRAPHER』オープニングや『閃光のナイトレイド』オープニングなどスタイリッシュでかっこいいOPも多数手掛けている。甘いのも辛いのも双方出来るのが石浜真史さんのOP・EDだ。


 長々と書いてきたが、『べるぜバブ』エンディングを見て何を思ったのかかというと、石浜真史さんって女の子好きなんだなぁという、くだらない思いつき。石浜さんの手掛けるOP・EDほぼ女の子ばっかじゃないか。まぁ、作品の主が女のの子だからこうなっているんだろうけど、制服の女の子がほぼ必ず出てくる気がする(胸のアップも多い気が)。


 女の子を魅力的且つ華麗にに見せる手腕がすごいという、ただそれだけの話です。



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 おまけ。


 こういうのも度々出てくる。


 シルエットの女の子たち(上『N・H・Kにようこそ!』、下『Aチャンネル』)。このモチーフが好きなのかも。