『ホテル・ルワンダ』って何の役に立つの?

というか、既に騒ぎは収束に向かっているようなので完全に乗り遅れているんだけど、敢えて今。今日、『ホテル・ルワンダ』を観てきました。作画オタクの癖にドラえもんの映画でなくこっちをチョイスしたのは理由があって。ちょっとその経緯を解説。
発端は、パンフに寄稿した文章を非難された映画評論家町山氏がそれに反論した『 『ホテル・ルワンダ』なんか何の役にも立たない！　　この人を見よ！』。このエントリをめぐって、大論争が発生。b:t:ホテル・ルワンダ←是非ここで議論を追いかけて欲しいんだけど、ここ数日この論争を観てきて、果たしてどんな映画なのかと期待して今日俺は映画を観てきました。そして、タイトルのような感想を持った訳なんですが…。

ルワンダ中央銀行総裁日記

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書 290)

ルワンダといえば、受験生時代に暇に任せて読んだこの本が面白かったです。引退した日銀の偉い人が、ベルギー占領終了後のルワンダに飛ばされて、ルワンダの経済を復興させるノンフィクション。かなり綺麗事に書かれているあたりが気になるけど、プロジェクトXみたいで痛快なお話だった。この本にはフツとかツチとかって言葉は出てこなかった気がする。