同じ内容で発表する際の注意点

同じ内容で複数回発表するとき(特に前にやった同じ内容の発表を見た人が場にいる場合)にやってしまいがちなこと。

  • 「これは○○の時に発表した資料なんですが」
  • 「ご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが」
  • 「使い回しでゴメンナサイ」
  • 「あんまり変わってないですけど」
  • 「これ前やったんで飛ばしますね」
  • 「(笑いを取るポイントで)ネタバレしているのでアレですね」

その発表は、まだその発表を聞いていない人がターゲットなのだから、すでに聞いた人がどう思うかを気にしすぎて初めて聞く人の体験を損ねてはいけない。初めて聞く人にとって上のような発言は「無駄な情報」であったり「不快」であったり「疎外感を与える」ものでしかない。

これはid:s******の今日の発表だけの話じゃない。12月のid:s******_***の発表やこの前のid:i**_***の発表を見たときからずっとぼんやりとしたもやもや感を抱えていたのだ。

おまけ。すでに自分を知っている人がいる場での自己紹介で、自己紹介の照れくささからか、笑いをとるために嘘の自己紹介をしてしまう。

  • 「最近AS3を勉強中です。Pythonもちょびっと書きます。1行ほど」
  • 「java-jaの方から来ました。最近はAS3を勉強中です。」

自己紹介のターゲットは自分を知らない人なのだから、こういう自己紹介をやってウケを取ろうとしてはいけない。こういうネタでウケればウケるほど、ほんとうに自己紹介をすべきだった相手は「自分だけ周りの笑っているわけがわからない」という疎外感を感じてしまう。