ニュース

・少女マンガを様々な視点から楽しもう!「男女とも楽しめる少女漫画会議」第二部〜男でも女でも楽しめるオススメの少女漫画〜後編(たまごまごごはん)
 自分は今回の少女漫画会議は第一部のみ参加ですが、二部の方は本当に濃い話し合いで圧倒されっぱなしです


・「未来日記」の由乃は何故強く見えるのか(チェキ空ブログ) 【独り言以外の何か経由】
 三巻までのネタバレありなんで注意
 それ以降は伏せられてますが、少々ネタバレ要素も無くもないのでご注意


・ガチャピンがエアギター決勝進出!(Yahoo!ニュース)
 宇宙にも行ったし最強の生物だな


・ドラえもんのび太のBIOHAZARD(aaaの作品展覧会)
 ニコニコ経由で知ったのですが、なんだか非常に面白かったと言うかクリアしました


・キャプチャカード徹底検証 DVD-Videoに焼くならこれだ!(マイコミジャーナル)
・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット(録画人間の末路)
・キャプチャーの種類について(Project DTV)
 テレビ撤去してパソコンに統一しようと思っているのでメモ


・失言・暴言、そして炎上へ… ブログで自滅する人達(駄文にゅうす)
・mixiで客に対して「気持ち悪い」発言(彦龍の憲彦さん)
 憲彦さんは色々と男らしいと思った


・23歳非モテ童貞エロゲヲタの俺が風俗行ってきた(はてな匿名ダイアリー) 【ニトロ有線式経由】
 エロ関係の話なんでその手の話が嫌いな方は見ない方がよろしいかと


・CGのような炎を出すメタンエンジンの実験ムービー(GIGAZINE)
 合成にしか見えない


・ひぐらしキャラ総出演のらき☆すたのOPパロディ「ひぐなく Ver 1.0」(GilCrowsの映像技術研究所)
 らきすたパロディは大人気ですねえ

2chまとめ系

・いつか助けられるかも知れない雑学(ニュー速クオリティ)
・これ豆知識な ←これやめろ!ウザい(日刊スレッドガイド)
 豆知識関係


・お前らの部屋うp(カジ速)
 何度もこの手のスレを貼るけど、この手のスレが好きなんです
 ふと自分の部屋を見回してみたらダンボールが多すぎてとても写真取れないのでもし片づいたらさらすかも知れません


・人類は月に行っていないと思う人が約2割 「なぜ2回目が無いのか?」(痛いニュース)
 な、なんだってー!


・キョン「………………今月はあと320円でやりくりしないと………」(F速VIP)
 クールなキョン


・霊がでる職場(弐式(ry)
 ゲーム会社とかも多いって話が昔のファミ通に


・小沢民主党代表「安倍政権の下で非常に不公正、不平等な社会になりつつある。みんな不安に思っている」 軽井沢の別荘で記者団に(黒マッチョニュース)
 なんかもう小沢さんは自民党からお金をもらっているんじゃないかと思うくらい

CGç³»

・銀ちゃん絆創膏シリーズがとうとう!(CHACHACHA!!)
 絆創膏! 絆創膏!


・五月荘物語 第2話12〜16P更新(五月荘)
 何やら展開がすごい事に


・JOJO5部雑談漫画(お姉ちゃんエロ漫画の人)
 JOJOはちゃんと見たのが1〜3部だけなんで、そのうち漫画喫茶あたりで読破するべきですかねえ

ハルヒ系

・長門トラップ(一応、分裂ネタばれマンガ) 8p目(Δ1)


・消失版お風呂症候群0.5(no reply)


・分裂ネタバレ漫画がしばらく見ないうちにまたごっそり増えてた(JO-HTB/volunteers連絡HP)
 分裂ネタなんで読んでない人はスルーした方がよろしいですよ


・長門な日々23(kusukusu7)
 種芋


・あさくらさん漫画その⑱(PNOグループのHページ)
 頭の弱い朝倉が可愛らしい


・ツンデレ有希ちゃん56 1/3(DeepPineApple)
 続き物のようです


・中の人などいない(狗古堂)
 オーラが緑の人
 その上に分裂ネタ絵があるのでご注意

今日の長門有希SS

 4/29の長門有希SSを先に読むと幸せになれます


 キョンと一緒に部室に来れない事はたまにあるけど、一番多いのは掃除当番で別々になってしまう事。本当はキョンが当番の時は手伝ってあげたいし、あたしが当番の時はキョンに手伝ってもらえれば部室に一緒に行く事が出来て少しの間でも離れないでいられるけど、そこまでべたべたしてたらバカップルみたいじゃない? たぶんキョンはそんな風に付き合うのが嫌いだと思うから、あたしもキョンに合わせてべたべたしない事にしている。ほんの少しの時間でもキョンと離れるのは嫌だけど、たまに別々に過ごす時間があるのはスパイスみたいなもので、同棲しているカップルが自分の部屋を持っているのと同じような感じ。
 お昼だってそう。本当はキョンと一緒にご飯を食べたいけど、キョンはお小遣いに余裕がないせいで食堂で食べる事が出来ない。キョンがあまりお金を持っていないのはあたしが不思議探索の時にあれこれ理由を付けておごらせるせいだけど、こんな事をしている理由は浮気防止のため。まあ、キョンがあたし以外の女に興味を持つはずはないんだけど、用心するに越した事はない。余計なお金さえもっていなければ他の女とデートする事も出来ないし、オシャレをする余裕がないキョンはちょっとダサいから悪い虫も付きづらい。あたしはキョンがどんな恰好をしていても好きだけど、普通の女は表面しかみていないからキョンを好きになる事も少ないだろう。教室ではあたしが目を光らせているし、放課後も週末もSOS団で過ごす事が多いからクラスの女ですらキョンと接する事が少ないから、キョンの良さはあたしだけしか知らない。キョンはちょっと地味だしあんまりしゃべんないし、結婚する時は「どうしてキョンを選んだの?」って疑問を持たれるかも知れないけど、他の誰もキョンの良さを知らなくたってあたしだけが知っていればそれでいい。あたしにとってはキョンが全てだし、キョンにとってもあたしが全てだから、他の人がどう思っていてもどうでもいい。
 用心しなきゃならないのは、SOS団で一緒に過ごす時間の長いみくるちゃんだ。長く一緒にいるからキョンの良さに気付いているかも知れない。あたしの好みは別として、見た目的には古泉くんの方が勝っているけど、キョンはあたしだけじゃなくて他の人に対しても優しいからみくるちゃんがキョンの良さに気付いていても不思議はない。第一印象だけでなら古泉くんを選ぶだろうけど、もしみくるちゃんがキョンの良さに気付いたら、ううん、そうでなくても体をもてあまして手近なキョンを誘惑したら……キョンはあたしを愛しているけど、まだ体を許していないから遊びで手を出すかも知れない。遊びでも本当は許したくないけど、そこまでは仕方ない……ううん、仕方なくない。やっぱり許さない。更に怖いのはそれで本気になっちゃった場合で、体目当てから本気であの女とキョンが付き合うようになったら――
 悪いのはキョンだ。早くあたしにちゃんと付き合いたいって、抱きたいって言ってくれればいいのに。あたしだって健康な女なんだから体を持て余す事だってある。一度キョンに言った事があるけど、あの夜にキスをしてからそうなる機会が前よりも増えた。そのせいであたしは一人で自分を慰めなきゃいけなくて、あたしはその度にキョンがしてくれればいいのにって苛立ちを覚える。あたしはいつでもどこでもキョンが求めたらどんな事でもしてあげるのに。
 そう、例えば今――


 ガチャリと音が響いた。


 ドアを開けたのはキョン。そう、キョン。いつもキョンが座っている席にあたしが座っている事に気付いてビックリしてる。そりゃそうよね、あたしはいつも団長席に座っているんだから。こっちのパイプ椅子に座る理由はない。
「……」
 つい口ごもってしまう。適当に「疲れたから座っていた」とか理由を言ってどけてあげればいいんだろうけど、あたしは何故かそうする事が出来なかった。
「……」
 キョンも何も言わない。でもバタンとドアを閉めて、あたしの方に近付いてくる。
「な、なによキョン」
 キョンが少しだけ怖かった。いつもと違って無表情。別に普段からそれほどニコニコしているわけじゃないけど、こんな顔であたしを見る事は滅多にない。
 キョンはそのままあたしの後ろに来た。顔が見えなくて怖いけど、怖くて振り返る事も出来ない。
 目頭が熱い。キョンに嫌われたかも知れないと思うと怖くて悲しくて、つい涙が出てしまった。
「え――」
 でも、そんなあたしの涙が指で拭われた。そしてそのまま、あたしの首に腕が回される。後ろにいるから顔は見えないけど優しい顔をしているキョンの顔が見えるようだった。
 涙があふれる。さっきとは違って、今度は嬉しくて。
 キョンはあたしに覆い被さって、服の上からゆっくりとあたしの体に手を這わせていく。部室でこんな事をしていたら誰かに見られてしまうかも知れない。ううん、間違いなく後から来た他のメンバーに見られてしまう。でも、あたしはそれでもかまわないと思った。どうせまだ服は着ているし、あたし達の関係を見せつけてやるには都合がいいかも知れない。
 もし、キョンが良ければ裸で交わっているところを見られてもかまわないけど、キョンはあたしの裸を他の人には見せたくないだろう。だからあたしはキョン以外の男に裸を見せるつもりはない。
 でも、キョンがこうして抱きしめてくれるなんて夢みたい。あたしがキョンの席に座っていたってきっかけはあったかも知れないけど、それにしても唐突だ。
 そう、これは夢。
 頭の中で冷静なわたしが余計な事を言う。夢でも構わない。今、幸せだから。ここにいるのがキョンならば。キョンと一緒に過ごせて幸せなら、例えそれが夢の中でも構わない。キョンと一緒に過ごせるのなら、仮にそこが地獄だって構わないから。
 そう言ってやると頭の中の声は聞こえなくなった。もうこれで誰もいない。邪魔する者は誰もいないし、何もない。ねえ、そうよね。
「キョン」
「どうした」
 少し遠くでキョンの声が聞こえる。あたしの体を触っているキョンはあたしに覆い被さっているからもっと近くにいるはずなのに、舞い上がって頭がぼんやりしているせいかしら。
 きっと、そんな余計な事を考えてしまったせい。
 地震が来たみたいに世界が揺れる。景色が持ち上がって、壁がボロボロと崩れていく。
 あたしはキョンにしがみついて、この幸せな世界をつなぎ止めたかったけど、キョンに覆い被さられているあたしにはキョンを抱きしめる事が出来なくてそうする事が出来なかった。
 部室が崩れるのと一緒にキョンも崩れ始めた。駄目、世界から何が無くなってもいいけどキョンがいなくなるのだけは駄目。いなくならないでキョン、キョン!


 そうして、目の前にいたのはキョンだった。粉々に崩れたはずの部室は元に戻っていて、キョンも元通り。違うのはキョンだけじゃなくてみくるちゃんや古泉くんや有希もいる事。いつの間にか来ていたわけじゃなくて、つまりこれはそう言う事なのだ。
 このキョンはさっきまでのキョンと違って、あたしを抱きしめてくれないキョンだ。あたしの体を触ってくれないキョンだ。
「いい気持ちだったのに」
 今のあたしは、さっきまでのあたしがキョンに抱かれてまどろんで見ている夢だったらいいのに。
 今日だけはキョンが許せなくて、罰として帰るまでずっとキョンに話しかけないでそっけなくしてやった。
 でも、キョンに対する罰だったはずなのに、あたしも罰を受けた気分だった。そんな風にあたしを苦しめるなんて、本当にキョンは意地悪だ。