(更新5/6 21:35)小樽

注釈・この日記はSS以外は実は5/4の夜あたりに書かれてましたが、なんだかんだで遅くなって申し訳


 二ヶ月ぶりに小樽行ったわけですが、やっぱりゴールデンウィークは恐ろしいほどの観光客ですごかった
 以前は自分達の車しかない穴場の駐車場が満杯になってるほどに
 写真はまためんどくさいんでGF団さんの日記を適当に見ると良いです
 自分みたいに携帯カメラじゃなくてやっぱりデジカメあるといいなあ、と思い知ります

雑記

・検索ワード
>Yahoo!検索 - 地獄兄弟 SS
 どっちかと言うと自分が読みたい


>Yahoo!検索 - youtube ペガサスファンタジー

 たまにこれが自分の着メロになってます


・拍手レス
>5/4 7:04 キングコングのバカキャラのほうはblogで中二病を患っているらしい事を聞きました。
 中二病どころかシュールというか不可解な小説をブログにのっけてるのってオリエンタルラジオのあっちゃんでしたっけ

2chまとめ系

・ひぐらしのなく頃にがAV化 ひぐらし”が”なく頃に(日刊スレッドガイド)
 楽しみです
 映像そのものまで見る根性はないのでまたレビューとかで楽しませて頂きます


・中国の遊園地「オリジナルキャラだ!あらぬ疑いをかけられて大変迷惑してる」(痛いニュース)
 ポイントは国営

CGç³»

・絆・創・膏! 絆・創・膏!(CHACHACHA!!)
 銀ちゃんがエロスな事に

ハルヒ系

・素直ツンデレ(TTT)
 本手と建前が


・寝言(ねこうさプリン)
 密かな願い

今日の長門有希SS

 休日の昼下がり、誰が見ているのかわからないような番組が放送されている事がある。特に多いのが旅行番組で、それなりに有名だが取り立てて人気があるわけでもない芸能人が出演してその土地の名物なんかを紹介しているものが多い。海外旅行もあれば国内旅行もあるが共通しているのはそのゆるやかな空気であり、特に面白いシーンがあるわけでもなく淡々と進行するので、もしハルヒならば速攻でチャンネルを変えるだろうと予想される。
 そのような俺達はポテトチップなどをつまみがらそのような番組を眺めていた。休日には長門のマンションで過ごす事が多いので、たまには俺の部屋で過ごすのもいいだろうと思ったのが今朝の事で、遅めの朝食をとってからコンビニでお菓子やジュースを買って来たのが大体昼くらい。いつもなら長門を連れて帰宅すると飛びついてくるであろう妹がなかなか出てこないのでおかしいなと思っていると、長門が「誰もいない」と発言する。
 長門の判断が間違っているはずもなく、居間に行ってみるとデパートに買い物に行くとの書き置きがあった。妹がいると思いこんでいただけに少々予想外で、長門も表面上はいつもと同じだが何となく残念そうだった。
 家に長門を連れてくる時は映画を借りて来る事も多いが今回は借りてきていない。そのようなわけで、俺達はテレビを見ているわけである。
 二人きりで過ごす事はいつも通りの事だが、場所が違うと何となく雰囲気が違う。妙な居心地の悪さを感じるのは長門のマンションに慣れすぎたからだろうか。考えてみれば長門のマンションの方が家具も無く暇つぶしをするものもないのに、不思議な話ではある。
「……」
 しかし、落ち着かない俺とは違って長門は至って平常通り。読書をしている時のように動かずにじっとテレビを覗き込んでいる。
 って、もしかして楽しんでいるのか?
「わりと」
 テレビ番組などにはあまり興味が無いように思ったが、この旅番組に何か感じ入るところがあるのだろうか。男女二人のタレントが食事をしたりしている番組なのだが。
 考えてみれば、長門は誕生してから三年ほどは自分の部屋で待機をして時間を過ごし、高校に入ってからもSOS団での活動以外では出歩く事もほとんど無かった。俺と付き合うようになってその機会が増えたものの、このようなどうってことのない旅行だって無縁の暮らしをしていたのだ。
「どこか行きたいところでもあるか?」
 実際のところ俺達二人で旅行に行くのは難しい。長期休暇はハルヒがSOS団でのイベントを行うので潰れてしまうだろう。
「……」
 ぼんやりと俺の方に顔を向ける。実現できるはずもない夢のような俺の質問であるが、長門はそれを考えているかのように首を傾げる。
「特にない」
「そうか」
 そもそもこの街から出る機会の無い長門は、他の地方の事は学問として知っていても具体的にどんな名物があるかとか名所があるかとかは知らないだろう。行ってみたいところを聞くってのは無意味な質問だったかも知れない。
「あなたがいればどこも変わらない」
 嬉しい事を言ってくれる。
「お互い様だな」
 長門がいればいいってのは俺も同じだ。もちろん家族やSOS団だって大事ではあるのだが、やはり長門と過ごす時間が一番だと言える。


 親や妹が帰ってくるまでの間、俺達は二人でのんびりと過ごした。