PalmOSを搭載したSony製PDA。クリエ。
Communication Linkage for Information & Entertainmentの頭文字を取って名づけられた造語。
PalmOSを搭載したPDAの中でもオーディオビジュアル面を特化しエンターテイメント性に優れたことで知られる。
本家Palm社よりも早くPalmOS 5を導入したり、ハイレゾ・ワイドハイレゾという概念の定着を実現したり、CLIEのために独自のCPUを開発するなどSony自体も積極的であったと言えるだろう。
その完成度と人気から本家Palm、Visorを日本市場から撤退させ、唯一の日本語版PalmOS搭載PDAシリーズとなったが、2005年7月をもってソニーはCLIEの生産を終了。結果的には、SONYは日本からPalmOSを搭載したPDAを滅ぼした形となった。
沿革は「Palm」を参照。
機種名一覧
派生種も合わせて日本では25種*1。海外も含めると計48機種になる。
以下は日本に於て発売された全Clie。
左から機種名、発売年月、コードネーム、ID
- PEG-S300 [2000年9月発売] 「Pda1Mono」 'eref'
- PEG-S500C [2000年9月発売] 「Pda1Color」 'cref'
- PEG-N700C [2001年4月発売] 「Yosemite」 'ysmt'
- PEG-N600C [2001年8月発売] 「Yellowstone」 'ystn'
- PEG-N750C [2001年9月発売] 「Yosemite2」 'ysm2'
- PEG-T400 [2001年12月発売] 「Venice」 'vnce'
- PEG-T600C [2001年12月発売] 「Modena」 'mdna'
- PEG-NR70 [2002年3月発売] 「Redwood」 'rdwd'
- PEG-T650C [2002年6月発売] 「Naples」 'npls'
- PEG-SJ30 [2002年8月発売] 「Hawaii」 'hwai'
- PEG-NX70V [2002年10月発売] 「Cordoba」 'crdb'
- PEG-NX60 [2002年10月発売]
- PEG-SJ33 [2003年1月発売] 「Mcdonald」 'mcnd'
- PEG-NZ90 [2003年1月発売] 「Granada」 'grnd'
- PEG-TG50 [2003年3月発売] 「Verona」 'vrna'
- PEG-NX73V [2003年6月発売] 「Toledo」 'tldo'
- PEG-NX80V [2003年6月発売] 「Madrid」 'mdrd'
- PEG-UX50 [2003年8月発売] 「Primeur」 'prmr'
- PEG-TJ25 [2003年10月発売] 「Gohan」 'goha'
- PEG-TJ37 [2004年2月発売] 「Luke」 'luke'
- PEG-TH55 [2004年2月発売] 「Atom」 'atom'
- PEG-VZ90 [2004年9月発売]