リファラを眺めて気づいたこと〜アクセス元を意識するということ

はてなダイアリーには、編集画面を開くとアクセス元を詳しく表示する機能がある。
リファラを眺めていると、更新の有無やジャンルなどの違いによって、アクセス元に違いがあることがわかってきた。

更新した日としなかった日の違い

更新した日
更新しなかった日

記事のジャンルによる違い

はてなやブログの話題
  • はてな界隈やブログの話題ははてブでブックマークされやすい傾向にある。
  • ただし、「旬」*1を過ぎるとぱたっとアクセスが止む。
  • はてな論やブログ論は書きやすいテーマだけに、他のブロガーと競合してしまい数多あるエントリに埋もれてしまうのだろう。
個人的な趣味の話題
  • 自分の趣味(山登り・鉄道・チャリ)を記したエントリがはてブでブックマークされることはまずない。
  • ただ検索エンジンにクロールされて以降は、しつこく検索に引っかかって地道にアクセスを稼ぐ。
  • SBMなどのサービスには関心はないけれど、熱心に情報を収集しようとするユーザが確実に存在するようだ。

読者がクリックする動機は参照元によって異なる

はてブユーザがエントリをブクマする動機が「面白い」「興味深い」とするならば、検索で訪れるユーザがリンク先をクリックする動機は、ただ「知りたい情報がそこにあるかどうか」に尽きるだろう。*2
自分ならば、クリックした先にどんな情報があれば嬉しいと感じるだろうか。
できる範囲だが、最近はささやかだがこんなことを試すようになった。

  • エントリを書くにあたって、参照した記事やページへのリンクを貼っておく。*3
  • 自分の過去ログへのリンクを貼っておく。*4

訪問してくれたユーザにとって、そのとき僕のブログが単なる通過点に過ぎなかったとしても、折に触れて「ああ、こんなブログがあったなあ」と心の片隅にでも留めおいてもらえれば、とても嬉しい。

参考とした記事

ekken♂ : 検索結果で有利になってどーすんの?
「検索結果で有利になろうと、そこから来訪した人が面白いと思うことを書いていなければ、その検索上位になるための努力はクソの役にも立たない」SEOが目的になってしまう怖さ。
BLOG STATION - 【access】読者の心理を考えたサイト運営の方法
書き手と読み手のギャップを埋めるためのノウハウを紹介されている。
他人の不幸は蜜の味 - ブロガーがSEOを語る際に抜けがちな前提
「知りたい情報がわかればいい」検索エンジンからやってくる訪問者に満足を与えるための考え方とは。
北の大地から送る物欲日記 - コツコツ書いてれば、いつか誰かが読みに来る
「SEOに夢中になって多くの人が見に来てくれたとしても、そこで記事に中身がなかったら、思いがこもってなかったら、みんな通り過ぎちゃうだけ」地道に記事を書き綴ることに勝るSEOはないのかも。

*1:はてブ効果があるのは、せいぜい48時間〜72時間くらいかなあ

*2:僕のブログの場合なら登山のルートの詳しい状態であったり、ドライブがてら寄った食堂や温泉の様子になるだろうか。

*3:たとえば大盛で有名な食堂でたらふく食べたときの記事など

*4:たとえばはてブのお気に入りについて触れた記事など