La Puta

※この記事は読者の皆さんの夢をぶち壊すおそれがあります。ご注意の上お読み下さい。


「天空の城ラピュタ」といえば宮崎駿の代表作のひとつであるが、この城の名前に、過誤のためとはいえ、とんでもない意味が隠されていることを知る人は少ない。

英語版タイトルはCastle in the Skyとなり、「ラピュタ」が タイトルから削られています。これは、ラピュタがスペイン語のLa Puta (“淫売”あるいは社会に害毒を流すもの)からきているためです。社会風刺として「ガリバー旅行記」を書いたジョナサン・スウィフトはわざとこんなひどい名前を作中に登場する浮島につけたのですが、宮崎監督はその事をラピュタを作った当時はご存じなかったようです。

なんということであろうか。直訳すると「天空の城・淫売」になるとは! 無知とはつくづく恐ろしいものだ。 この恐るべき事実を日本国民に周知させるため、「トリビアの泉」に投稿することも数秒ほど考えたが、ゴールデンタイムで紹介するにはふさわしくない内容であるうえ、スタジオジブリの影響力を考慮すると採用が見送られることが容易に結論できたので、この記事を著して投稿の代わりとするものである。