http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20051123#p1
「だったら、相手のすきなことを教えてもらえばいいんだよ」と、わたしは答えた。誰にだって、すきなことがある。それを話してもらえばいいのだ。むりに自分のフィールドへもちこむのではなく、相手のフィールドに入っていけばいいのである。そして相手の話を聞かせてもらえばいい。会話っていうのは、ようするに、相手に質問することだからね。相手がおもわず答えたくなるような、いい質問さえできれば、会話はおもしろくなるのではないだろうか。
例えば、zoot32氏が、私の話を黙って聞くことが可能だろうか?
・intelとAMDのプロセスとアーキテクチャーとマーケティングの話
とか
・好きなエロゲキャラについて
とか
・CCとFate HAの構造の違いについて
とか。
逆に、私が氏の話を黙って聞いて、氏は楽しいだろうか?
映画は見ないし、焼酎は飲まないし、レゲエは聴かない。
昔のエントリーの再掲だけど
「人間は、色々なことをしゃべりますけれど、本当は、二つのことしか言っていないんです。一つは…‥」
少女は自分の胸に手を当てた。
「私は、ここにいます」
「そして、もう一つは…‥」
少女は僕の胸、すれすれに手を差し出した。
「あなたが、そこにいてよかった」
名無しの少女、じゃなくて10774、じゃなくて10773でもなくて名無しのデス先生でもなくて、名無しのパラソル少女の言葉。
ちょっと追記。↑は、コミュニケーション自体にはあんまり意味はなくて、メタコミュニケーションの強化がその目的である、という言葉。
さらに追記。
http://otasaga.blog16.fc2.com/
時に、「私は、ここにいます」〜ってのは、『塵骸魔京』のこのキャラのセリフっすね。
http://www.nitroplus.co.jp/pc/
http://www.nitroplus.co.jp/pc/lineup/into_08/chara_10.html
そうです。自分の昔のエントリーでは科白の出典に触れていたような気が(←ごまかし)していたけれど、再掲したときに「昔のエントリーへのリンク」か「出典元へのリンク」を明記しないのはダメでしたね。
基本的に、話しかけられないと話さない俺みたいな人間は、質問するよりもされる方が多いんですが、趣味が趣味なんで「すきなことを教える」のはなかなか難しかったり。
「お前と喋るより、PC立ち上げた方が楽しい」なんて言葉が脳裏を掠める時点で(中略)な自分だったり。