スベった時の恐怖 あるいはボケとツッコミ、それぞれの本音


5月30日深夜に放送された「爆笑問題の検索ちゃん」の中で、「スベった時の恐怖」の話題から、ボケがスベってしまった時のツッコミの対処法について、爆笑問題と品川庄司らが語っていた。

品川: ボケ側からしか解らないかもしれないですけど、ツッコミに腹立つ事ありません?
受けてる時は、(力強く)「いや、なんでだよ!」って言ってくれてるのに、ちょっとボケてシーンってなった時は、(弱々しく)「いや、なんでだよ……」みたいな、ちょっと小声で、自分は共犯者じゃないって空気で。


太田: そうそう! 気付かなかったくらいの。あるある、絶対ある!


庄司: 違う……。怖いんだよ!


一同: (笑)


品川: そういう時こそ(ツッコミに)助けてほしいのに。


太田: 逆もない? もう次行ってくれよって時に「いつまでそのボケにこだわるんだ」って。


河本: ああ、それもある。


太田: それがね、常に逆なの、こいつ(田中)の判断。


一同: (笑)


太田: 「もうひとボケこいよ」みたいな。


田中: それは半分以上は、正直言うと俺も相当パニックになるわけ。で、次の事も忘れちゃうわけ、もう。


太田: ああ、次のネタが出てこない。


田中: その時間稼ぎにやってる事の方が多い。


太田: それは困るなぁ(笑)。


田中: でも(その時は)めちゃくちゃ怖いですよ。


品川: 考えてみたらスベったのはボケじゃないですか。本当はツッコミって「お前、今、スベったな」くらいドッシリ構えてほしいのに、一緒に溺れだす(笑)。


庄司: しょうがねえだろ!


田中: それはしょうがない。ホントにもう(ボケとツッコミは)一心同体なんだから!


庄司: 漫才は心中だろうが!

今日の動画:カバー曲が好き(2)


前回は原曲が誰もが知ってるメジャーな曲ばかり*1をあえて選びましたが、今回は、そこまで有名とは言えない名曲たちのカバー。

リリメグ「BABY BABY」(銀杏BOYZ)


リリーフランキー(アコースティックギター)と安めぐみ(歌)によるカバー。
同じ優しい歌声でも、峯田の切実で胸が締め付けられるようなものとは全く違う種類の歌声で、この曲の魅力の幅を広げてると思う。
原曲はこちら。

つじあやの「プカプカ」(西岡恭蔵)


この曲は、いろいろな人がカバーしていますが*2、原曲の男くさいイメージをいい意味で壊しているカバー。原曲はこちら。

大槻ケンヂ「天使たちのシーン」(小沢健二)


もともと長いこの曲。
前半は大槻ケンヂとこの曲が合っていない感じで辛い感じもするけど、その分、長い助走から解放されたように、後半は素晴らしい大槻節を聴かせてくれます。
めちゃくちゃ美しくも激しいピアノの音色に重なる彼の絶叫にも似た熱唱が泣ける。
原曲はこちら(とその続き)。

*1:「ダンスホール」は微妙ですが

*2:桑田佳祐とか福山雅治とか