詳しく教えて下さい!/乱歩奇譚4話他2015/7/24感想
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アクエリオンロゴス 第4話「放て!心射る矢」
乱歩奇譚 Game of Laplace 第4話「怪人二十面相」
本日は昼から用事で外出します。うしおととらの感想が昼までに上がってなかったら間に合わなかったなとお笑いください。
>拍手返信:MHさん
事前情報調べてなかったので、外した瞬間リアルで「ふざけんな」とか口に出ましたwww(#^ω^)ビキビキ>司令の眼鏡外し 何故1番かける眼鏡が1番デザインしょうもないのか困惑してます。本編は結構楽しんでるんですけどねー……
アクエリオンロゴス 第4話「放て!心射る矢」
©2015 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION LOGOS
陽と舞亜の関係が気になるものの、どうにも聞いてみる勇気の出ない心音。そんな折、DEAVAでは七夕祭りに合わせたハリボテ作りのために合宿を行うことに……
お前が俺の下半身でお前が俺の武器だ第4話。話の起点に心音の恋心を使い、「気持ちを言葉にして相手を傷つけるのが怖い」というトラウマまで織り交ぜておきながら、三角関係をしっかり保留しているのが上手い。彼女の本当の声を告白ではなく「合体したい」にズラし、かつ「3人一緒で何が悪い!」という陽の返答のハーレムっぽさを彦星に押し付けて回避するという手口が実に巧妙www 彦星は犠牲になったのだ……だがリアル七夕の時期にやって視聴者を微妙な気分にさせないだけ有情。でもこれからリアル七夕祭りの阿佐ヶ谷にはやっぱり無情。
無限拳を「むげんパンチ」ではなく「むげんけん」と読んでいたことからてっきり本作では必殺技のカタカナ読みについてはやらないものと思っていたのだけど、その枷を破るには今回の3体合体は都合が良かったし、前回前々回を1文字必殺技で済まされたフラストレーションもこの点については前向きに作用していた印象。他にも漢字を使っているからこそダジャレになる悪エリオンやクレーンゲーム的な動きで操縦権剥奪に説得力のあるその動作、前回の猫かぶりをちゃんと脱ぎ捨ててつつも今回主役でない分をわきまえて途中退場する花嵐など、全体的にバランスよくまとまった回でした。さて、次回は水着回か( ゚∀゚)o彡゜
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アクエリオンロゴス 第1話「叫べ!創声合体」
アクエリオンロゴス 第2話「照らせ!意志の光」
アクエリオンロゴス 第3話「響け!私だけの夢」
乱歩奇譚 Game of Laplace 第4話「怪人二十面相」
©乱歩奇譚倶楽部
アケチが追う謎の人物「二十面相」の模倣犯らしき犯行が発生。悪人を自分が犯した罪を返すような手口で殺していくその男の正体とは……
事件解決のようでむしろ前振りの第4話。「そもそも隠す気すらなかっただろ」……アケチのこの台詞は露骨な犯人の伏線に対する言い訳か予防線か。先週書いたようにカガミのワタヌキが再犯者であるという言及はあのエピソード自体においては全く不要なもので、かえって彼の役割にひっかかりを覚えさせるものでした。ぶっちゃけニ十面相の動画を見て最初に僕がやったのは「小西克幸の声に変声機かけてないかどうか」のチェックだったしwww 声色はさすがに変わってますが、話し方のトーンに名残があるような気がしないでもないでもないでもない。それ以外でもアケチの「いい人そうなだけだ」という斜に構えた言及や意味ありげな妹との電話から、彼の裏の顔を想像する視聴者は少なくなかったのではないかと思います。想像を裏切ったのは1点「終盤ではなく、4話という早い時期に裏の顔が明らかになった」こと。
捜査における身近な協力者が犯人……というのは推理もの好きでなくとも目にすることは珍しくありません。最近だと「相棒」シリーズでもこの手法が取られたそうで(見てないので詳しい言及は避けます)。ただこの手法は主人公以上に「視聴者にとって」犯人を身近な存在としなければ衝撃は強くない。当然、そのためには話数をかけて犯人を視聴者になじませなければなりません。犯人らしき伏線がある、でもそうでないと見る線も残されている、犯人であって欲しくない……そこに視聴者の葛藤があり、動機や明らかになってからの他のキャラとの関係にドラマとしての爆発性があるわけですから。けれどカガミにはそのための積み重ねをする時間はなかったし、二十面相になった動機を吐き出す時間はお預けにされています。この「身近な人間が犯人」という作劇手法の旨味をまるっきり省いた意味はどこにあるのか。1つの事件としては一応の解決を見ているのに、むしろ謎は大いに広げられている。その事が恐ろしく気持ち悪い(褒め言葉)。この作品、どういう方向へ向かうのかまた見えなくなってきました。
ただ通常ならドラマチックになる手法を使っている分だけ推理ものとしての意外性のなさが際立ってしまい、30分の面白さには正直欠けたかな。推理要素が薄いのはもちろんだけれど、動機も「ニ十面相になった動機」はお預けでも「殺害の動機」は解決のロジックとして使われているので余計に小さくまとまって見えてしまう。黒蜥蜴の変態ぶりも単調さを防いでくれてはいたものの、それ以上のものではなかった印象。
ところでこの暗闇の中でのアケチと二十面相のバックを流れる「風」の文字演出が個性的。
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乱歩奇譚 Game of Laplace 第1話「人間椅子(前編)」
乱歩奇譚 Game of Laplace 第2話「人間椅子(後編)」
乱歩奇譚 Game of Laplace 第3話「影男」
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【言及】
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http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/game-of-lapla-3.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-2944.html
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http://blog.livedoor.jp/bobu_mono/archives/44874470.html
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http://moerukabunushi.blog77.fc2.com/blog-entry-1472.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2239.html
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陽と舞亜の関係が気になるものの、どうにも聞いてみる勇気の出ない心音。そんな折、DEAVAでは七夕祭りに合わせたハリボテ作りのために合宿を行うことに……
お前が俺の下半身でお前が俺の武器だ第4話。話の起点に心音の恋心を使い、「気持ちを言葉にして相手を傷つけるのが怖い」というトラウマまで織り交ぜておきながら、三角関係をしっかり保留しているのが上手い。彼女の本当の声を告白ではなく「合体したい」にズラし、かつ「3人一緒で何が悪い!」という陽の返答のハーレムっぽさを彦星に押し付けて回避するという手口が実に巧妙www 彦星は犠牲になったのだ……だがリアル七夕の時期にやって視聴者を微妙な気分にさせないだけ有情。でもこれからリアル七夕祭りの阿佐ヶ谷にはやっぱり無情。
無限拳を「むげんパンチ」ではなく「むげんけん」と読んでいたことからてっきり本作では必殺技のカタカナ読みについてはやらないものと思っていたのだけど、その枷を破るには今回の3体合体は都合が良かったし、前回前々回を1文字必殺技で済まされたフラストレーションもこの点については前向きに作用していた印象。他にも漢字を使っているからこそダジャレになる悪エリオンやクレーンゲーム的な動きで操縦権剥奪に説得力のあるその動作、前回の猫かぶりをちゃんと脱ぎ捨ててつつも今回主役でない分をわきまえて途中退場する花嵐など、全体的にバランスよくまとまった回でした。さて、次回は水着回か( ゚∀゚)o彡゜
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アケチが追う謎の人物「二十面相」の模倣犯らしき犯行が発生。悪人を自分が犯した罪を返すような手口で殺していくその男の正体とは……
事件解決のようでむしろ前振りの第4話。「そもそも隠す気すらなかっただろ」……アケチのこの台詞は露骨な犯人の伏線に対する言い訳か予防線か。先週書いたようにカガミのワタヌキが再犯者であるという言及はあのエピソード自体においては全く不要なもので、かえって彼の役割にひっかかりを覚えさせるものでした。ぶっちゃけニ十面相の動画を見て最初に僕がやったのは「小西克幸の声に変声機かけてないかどうか」のチェックだったしwww 声色はさすがに変わってますが、話し方のトーンに名残があるような気がしないでもないでもないでもない。それ以外でもアケチの「いい人そうなだけだ」という斜に構えた言及や意味ありげな妹との電話から、彼の裏の顔を想像する視聴者は少なくなかったのではないかと思います。想像を裏切ったのは1点「終盤ではなく、4話という早い時期に裏の顔が明らかになった」こと。
捜査における身近な協力者が犯人……というのは推理もの好きでなくとも目にすることは珍しくありません。最近だと「相棒」シリーズでもこの手法が取られたそうで(見てないので詳しい言及は避けます)。ただこの手法は主人公以上に「視聴者にとって」犯人を身近な存在としなければ衝撃は強くない。当然、そのためには話数をかけて犯人を視聴者になじませなければなりません。犯人らしき伏線がある、でもそうでないと見る線も残されている、犯人であって欲しくない……そこに視聴者の葛藤があり、動機や明らかになってからの他のキャラとの関係にドラマとしての爆発性があるわけですから。けれどカガミにはそのための積み重ねをする時間はなかったし、二十面相になった動機を吐き出す時間はお預けにされています。この「身近な人間が犯人」という作劇手法の旨味をまるっきり省いた意味はどこにあるのか。1つの事件としては一応の解決を見ているのに、むしろ謎は大いに広げられている。その事が恐ろしく気持ち悪い(褒め言葉)。この作品、どういう方向へ向かうのかまた見えなくなってきました。
ただ通常ならドラマチックになる手法を使っている分だけ推理ものとしての意外性のなさが際立ってしまい、30分の面白さには正直欠けたかな。推理要素が薄いのはもちろんだけれど、動機も「ニ十面相になった動機」はお預けでも「殺害の動機」は解決のロジックとして使われているので余計に小さくまとまって見えてしまう。黒蜥蜴の変態ぶりも単調さを防いでくれてはいたものの、それ以上のものではなかった印象。
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