お前が死ね!/クロスアンジュ3話他2014/10/22感想
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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第3話「ヴィルキス覚醒」
漫画感想(「せっかち伯爵と時間どろぼう」4巻)
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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第3話「ヴィルキス覚醒」
©SUNRISE/PROJECT ANGE
逃亡しようとするアンジュを追いかけたココは、彼女の目の前で惨死。しかしアンジュの行動が招く惨劇はそれに留まらず……
本当の意味でアンジュリーゼがアンジュとなる回。覚醒シーンは分類すればイヤボーンに他ならないのだけれど、積み重ねと状況描写によって典型に留まっていないのが非常に面白い。まず彼女が「死にたい」と願う理由が「死ねば元の名前に戻れる(ノーマではなくなれる)」という甘美な誘惑で彩られており、単なる状況への絶望に留まっていない。またドラゴンに殺される様を3人も目にしたことがいざ死ねるとなった時の死への恐怖を具体的にしており、それまで酔っていた自分の悲劇性をひっくり返すに足る力を持たせている。そして失禁などの肉体反応や覚醒前後の彼女自身の感情が「醜いもの」であることがご都合性をかき消しており、他にはないシーンを作り上げていました。1話冒頭の「殺してでも生きる」という言葉に、謀略などの意味を含まずしっかり説得力を持たせたのは感心。
ゾーラ隊長まで死ぬのは予想外でしたが、考えてみればジル司令と立場が重なる部分のあるキャラクターであり、その上で個性として持っていた「ノーマとしての自分を受け入れきった奔放さ」をアンジュに見せつけることが役割だったのだなと納得。1話の「身体検査」について「下卑ている」と書いた僕ですが、ゾーラ関連については義眼もエロもその場限りの興奮剤でないのが素晴らしい。プリンオチと言い、実に冴え渡っている回でした。
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<漫画感想「せっかち伯爵と時間どろぼう」4巻>
せっかち伯爵と時間どろぼう(4) (講談社コミックス)
久米田康治の「せっかち伯爵と時間どろぼう」4巻を読了。下ネタどっさり傾向の本作でしたが、4巻収録の話はそちら方面は控え目。上人類にとっての〇〇は人間とは違う……という名目の無茶なシチュエーションギャグが目立っている印象。オーパーツが4Dプリンター製とかスタンプラリーで過去の有名な血判状集めとか色々他では考えられないwww まあ1番笑ったのは上人類とは関係なく、海を沼に言い換えてしまう回なのですが。沼鮮料理とかふしぎの沼のナディアとか沼岸線とかいや、1文字違うだけなのになんでここまで拒否感が出ちゃうのか。作者の相変わらずのギャグセンスに今回も笑って楽しめる1冊です。あ、眼鏡っ娘の屋良かすみがレギュラー化しているのも嬉しい部分。
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逃亡しようとするアンジュを追いかけたココは、彼女の目の前で惨死。しかしアンジュの行動が招く惨劇はそれに留まらず……
本当の意味でアンジュリーゼがアンジュとなる回。覚醒シーンは分類すればイヤボーンに他ならないのだけれど、積み重ねと状況描写によって典型に留まっていないのが非常に面白い。まず彼女が「死にたい」と願う理由が「死ねば元の名前に戻れる(ノーマではなくなれる)」という甘美な誘惑で彩られており、単なる状況への絶望に留まっていない。またドラゴンに殺される様を3人も目にしたことがいざ死ねるとなった時の死への恐怖を具体的にしており、それまで酔っていた自分の悲劇性をひっくり返すに足る力を持たせている。そして失禁などの肉体反応や覚醒前後の彼女自身の感情が「醜いもの」であることがご都合性をかき消しており、他にはないシーンを作り上げていました。1話冒頭の「殺してでも生きる」という言葉に、謀略などの意味を含まずしっかり説得力を持たせたのは感心。
ゾーラ隊長まで死ぬのは予想外でしたが、考えてみればジル司令と立場が重なる部分のあるキャラクターであり、その上で個性として持っていた「ノーマとしての自分を受け入れきった奔放さ」をアンジュに見せつけることが役割だったのだなと納得。1話の「身体検査」について「下卑ている」と書いた僕ですが、ゾーラ関連については義眼もエロもその場限りの興奮剤でないのが素晴らしい。プリンオチと言い、実に冴え渡っている回でした。
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せっかち伯爵と時間どろぼう(4) (講談社コミックス)
久米田康治の「せっかち伯爵と時間どろぼう」4巻を読了。下ネタどっさり傾向の本作でしたが、4巻収録の話はそちら方面は控え目。上人類にとっての〇〇は人間とは違う……という名目の無茶なシチュエーションギャグが目立っている印象。オーパーツが4Dプリンター製とかスタンプラリーで過去の有名な血判状集めとか色々他では考えられないwww まあ1番笑ったのは上人類とは関係なく、海を沼に言い換えてしまう回なのですが。沼鮮料理とかふしぎの沼のナディアとか沼岸線とかいや、1文字違うだけなのになんでここまで拒否感が出ちゃうのか。作者の相変わらずのギャグセンスに今回も笑って楽しめる1冊です。あ、眼鏡っ娘の屋良かすみがレギュラー化しているのも嬉しい部分。
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