最後に君と見た夕暮れが
この胸に永遠を刻む
別の誰かと同じ季節を
過ごしても現れたりはしない
胸に居座る朝焼けは
君とは違う誰かの投影画
誰も知らない
自分でも言葉にできない
創られた虚構の風景画
二度と見られない
輝いた季節が
幾度となくやってくる
自分の成長と巡り変わる
季節達が見せる幻の景色
今を楽しまなきゃ
全く同じ体験はない
アップグレードする自分の心
置いていく幼い経験
それでもまた
新しい景色を求めて
経年が邪魔する一歩を
無理やりでも踏み出していく
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