還暦になりました。暮らし〜住まい方や生き方を模索していきます

下の子が就職して子育てが終了し、還暦を迎えました。65歳でリタイアする事を目標に頑張ろうと思っていましたが、70歳までは健康と向き合いつつ、何か仕事が出来たらと模索中

親の事と今できる事

認知症から二度の脳梗塞を発症し、寝たきり、意識不明になった父は、いつまでも入院できる病院で、命尽きるまで過ごす事になりました。

どうか穏やかに、できるだけ長く、と祈るばかりです。

ですが今以上の延命治療は望みません。


一昨日、母と見舞った時、呼びかけに一瞬目を開けたような?

状態は安定しているようです。


半年前から計画して、手配していた宮古島旅行。

年末に父が倒れて諦めていましたが、今の状況ならばと、思い切って行ってみようと思います。

私も行ける時にいかないと。若くないんだし、これからも介護ロードは続きますし。


キッチンや洗濯機付きのホテルに泊まって、自炊したり、洗濯機回したり。

暮らすように旅したいと思います。

…って3泊4日ですが。


人生の中で、何度も行きたい場所を見つけられたのは幸せな事。縁以上の何かを感じます。

写真は去年の八重干瀬で撮ったものです。



今年もこんな景色に逢えますように。

終末期を生きる父

昨年末に2度目の脳梗塞を発症して、寝たきりになった父。

日に日に弱っていくのだけど、かかりつけの脳外科病院は、急性期医療の病院で、父の年齢からか?病床がいっぱいと言う理由で待たされること17日。

ようやく入院できた時には、目を開ける事も、言葉を発する事も、もちろん食事をする事も出来なくなっていました。

そこから1ヶ月少し。医療スタッフの方々が懸命に携わって頂いたお陰で、時に目を開けて、声掛けに反応するような素振りを見せるようになりました。

そうなると転院しなければなりません。


そして今日、療養型の病院に転院しました。療養型病院は、主に寝たきり患者を受け入れて、治療をしない医療を行う病院の位置付けです。なので、長期に渡って入院する事ができます。

院長と面談したところ、

「お父様がこの病院に入院されたということは、人生の終末期だという事を まずご理解下さい」

と言われました。

頭では分かっているけど、さすがにキツイ。更に追い打ちをかけるように、

「これから良くなることはあり得ません」

と、キッパリ。いや、分かってますけど、キツイのよ。

どうやら院長は、口から食べられなくなったらもう終わり、と言いたい様子。欧米では、食べられなくなったら、何もしないんです。日本も政府の方針でそうなりつつありますが、と。

今。栄養は鼻からチューブで送っているけれど、それも延命処置のひとつ。

痰の吸引も頻繁に行っていただいています。

母も弟も、今はまだ少しだけでも意識があるのだから、出来るだけの事をしてあげて。というスタンスです。

今悩んでも仕方ないかもしれませんが、今後意識レベルが下がって、植物人間状態になってしまったら、その時に考える? 逃げてるね、私。

パパ、もうちょっと頑張ろうか。


さて、私の休日は病院と介護の合間に、作り置き。

焼魚やカレーを作って、1ヶ月悩んで買ったフードセーバーで密封保存。

キッチン家電はこれまでに買って失敗した物もあるけど、コレは大正解かも! 


久しぶりにゆっくりしたー

今日は午前中だけ密に予定が入っていましたが、午後はフリー。

前日に午後休を申請して、ゆったりと過ごしました。休みが自由に取れるのがありがたい。

日祝は父の面会が出来ないので、自宅で過ごします。


じっとしていると罪悪感があるのですが、ここはNetflixを2話。

『最高の人生の見つけかた』は吉永小百合さんと天海祐希さんが織りなす、ステージ4癌患者の人生最期のドラマで、号泣でした。 これは観た方がイイ!

終活はまだ先だと思っていましたが、できる事からボチボチ始めようと思います。

例えば。子供の成長を記録する立派なアルバム。とにかくかさばります。

コレをデーター化しようと思います。


因みに私は、宮古島の海に散骨してもらおうと思っています。