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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

リスキリングとかアンラーニングとかカタカナ語で言われるから抵抗があるだけで、誰だって多少はやってるよね、って話なのだ。

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カタカナ語には気をつけろ!と昔からよく思っています。

なんか、うまく言いくるめられた感じがしたり、
さも新しいもんが登場したような気がして、ビビったりします。

人に危機感を与えるのに、カタカナ語ほど便利なものはありません。


そんなわけで、私も使いまくりますけども、リスキリングとかアンラーニング。

カタカナ語には気をつけろ!


「これからの人はアンラーニングしてリスキリングしていかねばならない」

ルー大柴みたいになってますけども、そんなに新しい概念でもあるまいて。


いつだって私たちは、アンラーニングもリスキリングもしてきたのです。だから、社会の、世界の変化に対応できている。そうですよね。



「これまで当たり前と思っていたものを見直そうね」だったり、「これまでのやり方を一旦棚卸してみようね」だったりは、アンラーニングと言われているし、

これまでに使っていた技能だけじゃなくて、別の技能も学んで使ってみようね、は、リスキリングだったりします。

誰だってちょこちょこやって、社会に適応してきたことで、全く知らないこと、やったことが一切ない概念、考え方ではないのだけれど、カタカナ語で言われるから、なんか急に警戒心、猜疑心が増し増しになってきます。


とはいえ、問題は、最近の変化が激しすぎて、見直す必要があること、考え直さねばならないこと、そして、再度学び直すこと、新たに学ばねばならないことが増えてしまっていて、そこにカタカナ語を持って来られるから、余計に抵抗が生まれるという面はあるかもしれません。

カタカナ語には気をつけろ。

いやあ、私も使ってますけど、カタカナ語で言うことで、色々ごまかしていることもあるやもしれません。



例文1:

VUCAの時代にリスキリングは誰にとってもマストで、リスキルする際はアンラーニングもセットだし、リスキルの前にキャリアをセルフデザインすることからスタートすると最終的にはウェルビーイングも実現するよね。

例文2:

先行き不透明で変化も激しい時代に学び直しは誰にとっても必須事項で、学び直す際は、これまでの考えややり方の見直しも合わせて取り組む必要があり、学び直しより以前に、職業生活設計を自分で考えることから始めると最終的には自分らしい幸せが実現するよね。


だいたい合ってる?

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