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いま思えばですが。世界が最も輝いていた年、1969年。
僕は、高校1年生だった。作家村上龍は、高校3年生だった。 その作家の追憶から生まれた作品「69」。僕の最も愛する小説であり、 僕のことを知りたかったら村上龍の「69」を読んでくれよ、 あの小説の主人公は、僕です。と言って憚らなかった。 それっくらい強いシンパシーを抱いている。 ![]() 日本人社会特有の横並び意識、 閉鎖的ムラ体質が、嫌で嫌で たまらない人間なのだろう。 もう、よーく分かります。 分かり過ぎるほど分かっちゃう。 だって、僕自身が、そうなんだもん。 ホント、大ッ嫌いだ。よくまあ、 みなさんは、平気でいられますね。 窒息死しちゃうぜ。 だから、確信を持って言える。 村上龍は、その代表だ。 思いを巡らせば、ホリエモンも そうだったに違いない。 グローバリゼーション。僕らにとって、それは、干天の慈雨だった。 夢中で飛びついたさ。それが、とんでもねえ虚偽だとは知る由もなく。 ホリエモンは、おっ沈だ。村上龍は、日本人社会の旧弊を憎む余り、 新自由主義者の謗りを受けかねない位置に、今も止まっている。 想像力が権力を奪うと高らかに歌い上げた作品「69」の著者が、 想像力の欠片もないTV番組「カンブリア宮殿」のホストと 同一人物だなんて、たちの悪い冗談だぜ。 村上龍の熱心な読者であった僕は、当然の如く、彼が編集長を務める メルマガ「JMM」を早くから購読していたのだが、そんな次第で、 最近は、送られて来るそばから削除している。それが、久しぶりに 読み応えのある記事にぶつかった。マスゴミはもちろん、ブログでも、 まず絶対にお目に掛かれない意見だ。 編集長村上龍の設問に、金融経済の専門家たちが寄稿した、 回答の中の一つです。コピペしてお届けします。 僕は「Love&Peace」、魂の解放を求める人間だから、こういう意見 ってゆうか考え方、感じ方に、心惹かれる。あなたは、どうですか。 Q:746 民主党は、「格差是正」を軸に政府・与党との対決姿勢を強調する方針のようです。 民主党の格差是正案は現実的なものなのでしょうか。 A:「21世紀の階級闘争」 いまとなっては古臭い言葉(もしかしたら死語)になってしまったのでしょうが、 格差問題という新しい言葉を突き詰めて考えていった場合、最後にやはりそこに突き 当たる言葉は「階級」の問題であり、格差問題を根本的に是正しようとする努力は、 「階級闘争」という穏やかではない言葉を蘇らせる可能性を持つと思います。 勿論、格差について言えば、それは階級というよりは、階層の分化の問題であり、 中産階層が崩壊し、2極化なのか3極化なのか、あるいは多極化なのか分からないも のの、明確な階層格差が生じ始めた、ということを言っているのでしょう。 しかし、重要なのは、格差が格差を再生産するという問題であり、環境が教育の機 会を奪い貧困が固定化するその先にあるのは、やはり階級という言葉だと思います。 民主党が革命政党である筈がないという意味では、民主党の提示するものは、微温 的な対症療法ということになるので、そのような療法で、例えば鎮痛剤を投与されて 痛みそのものを忘れ、激しい怒りそのものも忘れる、ということが、下層階層に生き る人々にとっての本当の福音かどうかは分かりません。寧ろ(危機待望論という訳で はありませんが)格差が定着し、格差が再生産される構造そのものに知的に目を向け る怒れる青年たちが増えれば、構造そのものを破壊する強烈な衝動が生まれ、それが 何かの触媒を通じて政治的な動きにまで発展すれば、心配せずとも社会は変革される というシナリオの方が、体制の豚(笑)になるよりはずっと彼らにとっての福音であ る可能性があります。 ただ、ここで問題なのは、50年代や60年代には存在した触媒としてのマルキシ ズムが、2000年を超えた現在この時に、悪い冗談としてしか存在しない(或いは そのように見える)ことだと思います。 それよりは刹那的な、例えば永遠に暴走族であり続け、土曜の夜のあのガスの臭 い、騒音、なによりそこにいた友達の感触、にこそ自分の人生の本質があった、と思 い続ける人生や、中学や高校の時に燃えた部活にこそ、甲子園なんて夢のまた夢だっ たけど、暗いグランドでそれでも楽しくて白球を追った、みんなが高2の秋に部活を 辞めて受験勉強を始めても、高3の夏まで部活をやり通した、二回戦の工業高校戦、 4回裏に追いついた時のあの歓喜、8回に突き放され負けた時、とにかく泣けた、み んなが泣いた、あそこにこそ自分の人生の本質があった、と思い続ける人生の方が、 実感として我々の時代を象徴しているように思います。それは先日の団塊の議論に通 じますが、青春が人生の全てであり、一生かけて青春を生きることが、人生であると いうような神話が支配した20世紀後半の西側先進国各国大衆の実態ではないでしょ うか(勿論、それは中産階級が社会の大勢を占めることこそが、経済発展の前提であ った工業化社会での、中産階級の生き方というものかも知れませんし、知価・情報化 ・サービス化社会では中産階級の崩壊が逆に必然になるという命題が導かれるのかも 知れませんが)。 ところで、格差が再生産されるということについては、私自身実感としてその正し さを感じております。 私の父は私が小学3年生の頃、長く勤めた静岡銀行を辞め、それからは私が大学を 出るまで4回の転職を繰り返しました。勿論、転職の度に企業は限界的になってい き、相当程度の貧困を家族は経験したと思います。また、退職のたび失業保険で暮ら す時間があったので、中学、高校の実感で言えば、失業保険で暮らしていた時間が長 かったと思います。 彼が3回目の失業をしたのは私が高校生の頃で、昭和一桁、旧満州国末端官吏で あった彼はもう相当に年齢も嵩み、私が学校から帰ると内職をしている母を手伝うで もなく、暗い表情で写経をしていました。そんな彼を随分長く見ていた記憶がありま す。私自身、部活を中途半端に辞め、中心になって作った草野球チームを放ってまた 部活に戻ったため、級友から完全に孤立して精神的に打ちのめされていたこともあっ て混乱していた時期でしたので、親父が失業した時はもうこれで全部終わりだ、と絶 望感に駆られたのを覚えています。写経をし、夜になると酒を呑んで母や私に絡んで くる父に対し私も荒れていたのでかっとなると殴ってこたえたりしていました(タカ &トシ風に「家庭内暴力か!」)。 それ以上に現実的に金の問題があって、周りの級友のように受験勉強にいそしむと いう感じは全くありませんでした。どうでもいいや、という感じと、それでも誰か分 かってくれよ、と自分自身を捨てきれない気持ちの狭間で悩んでいたのが、私の青春 (「団塊か!」)だったと思います(金という意味では日本育英会には本当に感謝し ています)。 私がなんとか自覚的に人生を立て直そうと思ったのは、社会に出て伴侶を得て、最 初の子供が生まれた頃で、環境というのはそれ位、人生に影響を与えるものだと思い ます。勿論、それは個人的な強さ、弱さの問題でもあると思います。ただ、物語の世 界ではなく現実を考えれば、貧しさは前向きに人生に立ち向かう意欲を若い人間から 奪い去る方向に作用するものだし、それ以上に父親の姿が未来の自分の姿に感じられ てしまうことが、自暴自棄的な感情を若い人間のどこかに育むことは否定しようがな いと思います。 ただ、逆に確率論的には、そのような貧困をきちんとした知性で社会全体の問題と して捉え、失敗した父親を反面教師として成長できる何人かは、政策の力ではなく自 分の力で階層を越えることができるでしょうし、その更に何人かは、言葉や理屈を見 つけ、仲間を束ね、社会そのものを変革する運動の主体者に成長するでしょう。問題 は、何度も繰り返しますが、それがマルキシズムではないことで(マルクスの再発見 というシナリオはあるかも知れませんが)、なかなか簡単な答えがなく、変革を誘う 理屈がなく運動が立ち現れないことでしょう。オウムも、創成時のメンバーの心情と しては、実はそのような流れの中で試みられた運動だったのかも知れません。しか し、いずれ我々が思いもよらなかった形で新しい言葉が生まれる可能性を否定するこ とはできないと思います。 いま光のなかで笑っている奴等を、いつか必ず追い詰めてやる、と暗い情熱を持っ て格差社会で味わった苦悩を政治的・社会的な運動にまで高め、社会自体の変革を指 導する人間が、逆に格差の中から現れて来る、その可能性にこそ、微温的な対症療法 以上に私自身は魅力を感じます。 ![]() あなたも、太陽の下で。 権力を奪う、想像力を。
by blog-blues
| 2007-01-31 16:45
| 文学の風
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タイトル : ♪♪青いスイートピー?♪♪
誰かさんの大チョンボで、天皇陛下のご都合も聞かずに国怪国会召集日を決めたため、ニホン始まって以来の大珍事、国怪が招集された翌日に、憲法の規定にのっとり天皇陛下ご出席のもと、国会が召集されたり(※)、柳沢コーセーロードーダイジン様の、オンナは出産マシーン発言が世界中でニュースになったり(※)、まったくもって、海外でニホン人をやっていくのも恥ずかしくなるような今日この頃、みなさん、いかがお過ごしですか?(笑) ※参照 〇現役雑誌記者による、ブログ日記!by オフイス・マツナガ「国会召集 中川秀直幹事長...... more ![]() ![]()
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前回書かせてもらったシュバイツァー寺の古川住職から、「福岡事件」の再審を福岡高裁に求める日本語版の署名ページができあがった旨、連絡を受けた。 ... more ![]()
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この記事は、総理官邸や柳沢伯夫厚生労働大臣宛てに抗議FAXを送ろうという運動の紹介です。 もちろんe-mailでも良いようなものですが、e-mailなら見ずに削除もできますが、FAXなら紙の山を築ける可能性があるからです。 もっとも、この頃のFAXはディスプレイに一旦表示してからというのもあるにはありますが・・・ 私の方に来たJMIU労組の文は長いので、引用しません。 各自が自分の声で自分の思いを長くても短くても書いて 送れば良いのではないでしょうか? 抗議FAXの宛先は下記です。 首相官邸気...... more ![]()
タイトル : 「愛知県知事選」(2)…こら柳沢、いらんこと言うなよ!
人が純粋な気持ち?で悩んでいるちゅーのに、ほんまに鬱陶しい暴言機械やな。 マジ、アホちゃうんけ。この失言野郎は!! アホが「私の発言とは切り離して投票を」なんて言った瞬間に、 己の失言とは切っても切れん選挙になってもうたがな。 ほんまいらんこと言うさかいに、全国から妙な注目を集めとんねん。 こんで神田(ジミン推薦)が再選した日にゃぁ、目も当てられんへん。 愛知県民は、「女性は産む機械」っちゅう失言を是認したアホ県民みたいな目でみられるやろが!! もともと神田リ...... more ![]()
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タイトル : 韓国独裁政権時代の司法部
コメント欄で「日本を批判してばかりで、韓国を持ち上げるなんて、キイキイ」という匿名さんからのご指摘があったからというわけではありませんが、韓国の独裁政権時代の反省を促すハンギョレ新聞(1月31日)の社説を翻訳してみました。 以前の死刑廃止リレーエントリーでも少し触れましたが、朴正煕の独裁政権時代は一般犯罪者のみならず、政治犯もがんがん死刑にしていました。そしてその政治犯として死刑が執行された人(まだごく一部)に対して、再審裁判で無罪判決が言い渡されました。 まだまだ過去の負の遺産を数多く抱...... more ![]()
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悪い奴ほどよく眠る! その1 2007年02月05日13時25分 厚労相には引き続き国民の立場で責任を果たしてほしい [東京 5日 ロイター] 塩崎恭久官房長官は午前の記者会見で、4日行われた愛知県知事選と北九州市長選で苦戦したことについて、柳沢伯夫厚生労働....... more ![]()
タイトル : 『せいては事を仕損じる』誰が気付くか毒薬処方
人権意識や歴史認識が歪んでいる事には聞く耳持たずに、仮死状態との診断書をでっち上げて、毒薬作りを公然と指示する。治験もヘッタクレもない。我に間違いはない。善悪・美醜の基準は我にあり。生めよ増やせよ富国強兵、必要なのは従順な愚衆だけ。ほかのは粗悪・欠陥部品だ切除せよ、排除せよ。我が診断・処方は断じて間違いはないのだ。早く新薬、持ってこい。... more ![]() ![]()
タイトル : 喋ればボロでまくりのアベシVs喋りすぎシオザキシ。で、「..
格差社会 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 <格差社会の認識度> 1月28日10時1分配信 日刊ゲンダイ 塩崎官房長官 発言に集中砲火24日開かれた政府・与党協議会で、塩崎恭久官房長官の格差問題に関する発言をめぐり、出席した与党幹部が一斉に....... more ![]()
タイトル : 思考の(政治)経済 完(対立の構図 序)
副題 『神州の泉』(管理人)高橋博彦さんへの手紙 (またはBLOG BLUESさんの「格差社会からレボリューション」に寄せて) [前書き] エエと、随分前に、タルコフスキーの『ストーカー』という映画のこと、書きました。『ゾーン』は何処にでも転がっている、っていうよ..... more ![]() ![]()
タイトル : 『ハケンの品格』という番組をやっている
タイトルからしてむかつくと思いつつ,毎週見ています.しっかり派遣会社がスポンサーについているらしく,CMでも「モテる派遣」なんて言っています. 篠原涼子扮するスーパーハケンさんは,まぐろを丸ごと解体したり,ロシア語が出来て商談を一分でまとめてしまったり,まったくあり得ない設定です.最近では1,2を争うような売れっ子(って言わないかな?)となった篠原涼子を主役に据えて,そんな無茶な設定にしてまで,派遣は素晴らしいということを植え付けたいのでしょうか.人間関係のドラマとしては面白い(篠原涼子の吐く台...... more ![]()
タイトル : ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」
こんばんは。今日は、2月10日に放映された「ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」」を観て、私が考えたことを書きたいと思います。 この番組では、次のような議論が展開されました。 1、戦後まもなく、鈴木安蔵、岩淵辰雄、高野岩三郎、馬場恒吾、杉村孝次郎、森戸辰男、室伏高信の7人が集まり、憲法研究会が結成された。 2、歴史家のハーバート・ノーマンは、憲法学者の鈴木安蔵に対して、国体(天皇中心の国のあり方)を徹底的に批判しなければ、日本は再出発できないと論じた。 3、戦前の憲法における天皇の大権・...... more ![]() ![]()
タイトル : 格差いろいろ
格差といっても、所得などの経済格差だけではありません。例えば、いま国会で憲法を変えるための「国民投票法案」が審議されていますが、これは「格差国民主権法案」といえます。 フラッシュアニメ↑のお持ち帰り方法 “へんな改憲手続き法案” by ZAKI ZAKIさんの...... more ![]()
タイトル : 貧乏人一揆を
今朝の朝日の記事。年収200万円以下、1千万人超える 民間給与統計この統計記事はほかの新聞には載っていないようなので、記事全文を載せてみる。 民間企業で働く会社員やパート労働者の昨年1年間の平均給与は435万円で、前年に比べて2万円少なく、9年連続で減...... more ![]()
タイトル : JR岡山駅での突き落とし殺人事件について
JR岡山駅で少年が列車待ちの人を線路に突き落して殺した事件。 今や若者の犯罪に関する報道は大衆ののぞき見趣味を満たし、日常の鬱憤を晴らせる「公認の敵」を提供するための「娯楽」になっているのが現状であるが、私は被害者をダシにして「弱そうな加害者」(この国のチキン大衆たちは「強そうな加害者」には沈黙する。米兵とか、「ヤクザ」とか、自民党議員とか)をバッシングする趣味は全くないので、本来ならこんな事件はスルーするところである。 しかし、この岡山の事件ではどうしても気になることがあるので発言せざるを...... more ![]()
タイトル : 『蟹工船』ブームという不幸
小林多喜二の『蟹工船』がブームになっているとよく言われるが、私の行きつけの書店では特に平積みになってもいないし、実際に最近初めて読んだという同世代の声も聞かない。「中央」と「地方」の相違なのかもしれないが、正直なところ今の若者が「あの」文体をすらすらと読めるのか疑問だし、専らイメージだけが独り歩きしている可能性もあるのではないか、というのは穿ち過ぎだろうか。 本当に「氷河期世代」でブームになっているとすれば、あまりにも悲痛である。労働法制と言えば工場法くらいしかなく、労働運動は治安警察法や治...... more
こんにちは。
私も村上龍が好き“だった”のでJMMをとっていますが、最近は読まずに捨てることが多いです。先週(だったかな?)のホワイトカラー・エグゼンプションに関する専門家の意見は「上から目線」のものが多くてウンザリしました。 でもたまにこんな光るものがあるんですよね。だから解除せずにいるんでしょうけど。 なんか元気出てきました。ありがとうございます。
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やあ、薫姐さんも、やはりそうでしたか。僕もご同様。1年位前かな、郵政民営化関連の設問で、外資の参入について、プロ野球における外国人選手の忌避みたいなものでナンセンスであるなんて回答が寄せられていて、それを読んで以来、『読まずに捨てることが多いです。』金融経済の専門家なんて勝ち組ばっか。そんな連中にだけ回答を求めんなよ、村上龍よ!今回の設問に対する答えも、てんで詰まらんかった。その中で、これだけは、まったく違っていた。えらく文学的な回答で、激しくそそられた。ひょっとして、村上龍も?「半島を出よ」の次回作は、これをヒントにするかも知れませんねえ。
こんにちは.
私もJMM取ってますが,お二人と同じような状況です.村上龍が好きでなくなったのか,経済が好きでなくなったのか,,, そういえば昔,何でもかんでも『経済合理性』で説明しようとしているのに対して,違うんじゃないですか?ってメール送った覚えがあります.
「はじめの一歩」へ。こんにちは。おっ、昔の名前で出ています、ですね。いやー、どうしちゃったんでしょうねえ、村上龍は。酒鬼薔薇事件を論考した「寂しい国の殺人」を文藝春秋に発表したときは、もはや一小説家ではない、村上龍は、現代の日本文学界を代表する文学者だと認識したんですけどねえ。最近の精神の肥満ぶりは、まったくたるんどる!
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兄貴、こんばんわ。私も村上龍、むちゃくちゃ好きです(でした……と過去形で語りそうになってしまうのが辛かったりする)。メルマガは読んでないんですけど、紹介してもらった「21世紀の階級闘争」いいね。
いつか、必ず追いつめてやる。昨日も今日もそう思い、おそらくは明日もそう思う。ゴマカシばかりの世界で、それでも最後の1人になっても「ノン」と言い続けたい。そうでなくちゃあ、何で産まれてきたのと聞かれたときに絶句するじゃんか、です。国なんか正直、どうでもいい。滅びたってかまやしない。亡国の民になったってかまやしねえ、対症療法よりも根源的な変革の志を!(すんません、酔ってる)。
「華氏451度」へ。やあ、こんにちは。ね、いいでしょ。「21世紀の階級闘争」。これを書いた人は、金融経済の専門家で今は勝ち組にいるけれども、心の底に虚無と熱狂を抱えている。その真実が文章から伝わって来る。実にブンガクしてるよね。シビれちゃった。♪〜いくらブタ箱の臭いマズいめしが うまくなったところで〜それで自由になったのかい〜 ♪〜夜の校舎窓ガラス壊して回った〜この支配からの卒業〜 こうした反逆の精神を僕らが失ってしまったもんだから、為政者・権力者はすっかり油断して、やりたい放題の言いたい放題なんだろう。
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今晩は。bluesさん。TB有り難うございます。
でも、僕、村上さん、突っ込み不足と思いますね。というか、村上さんの「揺れ」と似たもの、僕も持っていますよ。混乱のカオスを避けるためには、独裁やむなし。これが左右とわず、政治家・指導者の常識的見解です。その中でどれだけ、多様性を確保していくか。しかも他国と協調しつつ、警戒も怠らない。企業経営者にも、考え無しの人間多いですけど、真摯に考えている方もやはりいます。官僚にもね。むしろ労組の方が、頼んないくらいです。まあ一概には言えませんが。 またいつかその辺も書きますわ。 ほなまた~。
「いわいわブレーク」へ。コメント、いただきましたが、文意が不明です。僕のエントリーに対するものとは到底思えません。TBにつづいてコメントまで寄せられるほど関心を持ってくださったのなら、もう少し丁寧にお読みください。
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今晩は。bluesさん。
>文意が不明です。僕のエントリーに対するものとは到底思えません アリャ~、分かりにくかったですか?すみません。 エエと、そうですね、村上龍さんが「揺れている」というのは、金融グローバリズムと如何に闘うか、全く無知だと、やられっぱなしだし、かといってミイラ取りがミイラになってもいけないし~、っていう意味です。 「混乱のカオスを避けるためには、独裁やむなし」 これは、イラクのやユーゴの内戦を想定しての話です。独裁者を切れば、それで全て上手く行くわけではない、むしろバラバラな党派が個々に持っている、武器を好き勝手に使用して、もっとえげつなくなることを、覚めた常識持っている健全な政治家や宗教家はみんな知っているということです。 村上龍さんが悩んでらしゃるのも、そういった階級闘争(政治的秩序作り)と芸術的な自由表現の荒々しさ・繊細さに関する難しさ そういった辺りかな?と、つまり、ただのノスタルジックな回想ではないだろうなって、思いましたんで・・。 ではまた~。
「いわいわブレーク」へ。コメント、いただきましたが、またも文意不明です。僕のエントリーに対するものじゃないでしょう。自説を展開したいのなら、ご自分のブログでどうぞ。「21世紀の階級闘争」は村上龍が書いた文章ではありませんし、あなたは村上作品を読み込んでるとも思えない。「JMM」を読んでるとも思えない。僕のエントリーも正しく読んでない。トンチンカンなコメントは、次回からはソッコー、削除します。あしからず。
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