150314blog

矢部っちのペンライトの行き先

三女さんのペンライトがお尻なら、矢部っちのは股間がふさわしい。なぜそこに入り込んだか、なぜ点灯したかは生命の神秘と言う事で。ホタル系年の差カップルだよっ><

矢部ひと・・・それは教師と生徒の禁断の領域!その内実はどうあれ、ひとはは合い鍵を自ら作って通い詰めているわけで、本人達の自覚の有無にかかわらず客観的にはいつ教育委員会が乗り出してきてもおかしくはない状態になっているのです。矢部っちには教師としての生徒への愛情以上の感情はないように描写されてはいますが、ひとはにとってはそれだけにはとどまらない。
丸井家で主婦ポジションにいざるをえないひとはにとっては、全力で甘えられるのは矢部っちだけ。このもどかしさ、先行きのなさが矢部ひとの本質。だからこそ応援したくなるのが矢部ひとだと思います。

そんなひとはの心の機微を描いたのが冒頭の特典フィルム的な3コマでしょうか。自分で抑圧している自分を解き放ち、無心にペンライトを振る。完全におのれの欲望のままに生きている姉達のために、皮肉屋の小さな母親にならざるをえないひとはの魂の解放と救済。ひとはの無心な笑顔を作中で見る日が来るのを祈ります。

場は映画館。絶滅寸前の街の映画館ではなく、新しいシネコンですね。ずらっと並んだポップコーン売り場などの雰囲気から、上尾からも電車一本で行きやすいMOVIX さいたまあたりであろうかと想像します。我が家の最寄りのMOVIXにも似ているので・・・。そして満面の笑みでポップコーンを受け取るみっちゃん。ドリンクセットではなく、単体、しかもLサイズである所にみっちゃんの美学を感じます。そして談笑するチーム杉崎。この組み合わせは久しぶりです。

観たい映画を観に来たのではなく、とりあえず映画に来た4人ですが、まずは観る映画を決めなくては。吉岡さんは鉄板の恋愛映画、宮下さんは双頭のワニが活躍するパニック映画を主張。ハンカチ不携帯女子な宮下さんが男子力高くていいですね。
しかも本来のタイトルが「・・・ッドアリゲーター(Double-headed alligator?)」なのを「ワニワニパニック」と 適当に言っているあたりが久々に全開の宮下さんで嬉しい。誰も入っていない時点で映画の出来もお察しですが、双頭のワニの頭と頭が紡ぐ恋愛ストーリーを適当にでっち上げてまであくまで茨の道を進もうとする宮下さん。間違いなく開始10分で寝るでしょうね。しかしこの映画はR-15。エロい!さすが宮下さん発育が良すぎる。とりあえず11歳には許されない映画だったようで良かった良かった。双頭のワニ映画の元ネタは不明ですが、去年の7月にフロリダで双頭のワニが見つかったというニュースがあったようです。

などとワイワイやっているうちに、もの凄い勢いでポップコーンを吸引していたみっちゃんが食べ終わってしまってあっさり行ってしまいます。自分から誘っておいてこの振る舞いですが、どうもみんなで遊びに来たついでだったみたいですね。とっとといなくなるみっちゃんをそれ以上追求しないあたりに付き合いの長さを感じます。宮下さんも予想していたみたいですし。

みっちゃんも去り、ワニ映画も入れない事が発覚したのですが、じっと一点を見つめる吉岡さん。恋愛レーダーの出力最大です。捕捉したのは矢部っちとひとは。ドヤ顔でチケットを渡す矢部っち。急遽矢部ひと観察のガチレン劇場版に決定となりました。映画を観ない気まんまんですね。

プリキュアだと小学生以下にはライトが渡されて、プリキュアがピンチの時には振るのが風物詩となっていますが、戦隊物でもそうなのでしょうか。ちょっと検索しましたが、ざっと見た限りカードとかノートがもらえたようですが・・・。小学生以下しか手に取れない聖なるライトを渡されたひとは。当然ファンとして持っておきたいものですが、それを教え子から直ちにひったくるダメ教師。「大人ですから(ドヤァ」 は結局このためだったようで。とにかくコレは僕のだから!!とまで言う23歳。しかしそんな矢部っちをとりあえず許してしまうひとは。中身が小学生だから、というのはある意味一歩前進なのかも。まあひとはの事なのでこのペンライト1本を10倍にも20倍にも有効利用して来るでしょうね。

完全指定制のシネコンでは奇跡と言える真後ろに陣取ったチーム杉崎。観察タイムです。そして訪れるピンチにライトを振るちびっ子達。しかし肝心のダメ教師は一番の山場で寝ています。ひとはをガチ愛がないとなじっておきながらこの振る舞い。栗山っちに小学4年生並と看破されるだけの事はあります。ガチレンの危機を救うべく、矢部っちの体をまさぐるひとは。吉岡さんはこの愛のアプローチに大歓喜ですが、どうでもいいため冷静な宮下さんと杉ちゃんはひとはの意図を察して自分たちのライトをそっと襟元に・・・。確かに気付かれずに渡せないので仕方ありませんが。

もぞもぞしているうちに終わってしまうピンチ。応援できなかったひとはさんはプンプンしております。終わるまで熟睡していたっぽい矢部っちはペンライトを探しますが見当たらない。

そこで問題のシーン。穿いているパンツは断固描かないみつどもえですが、「透けて見える」パンツは是なのか非なのか。明らかにパンツの横縞とお尻の形が分かるように透過しちゃってますが・・・。前回のパンツハンモックもギリギリを攻めていましたが、今回は90%グレーのような。今後の事例の積み重ねが待たれます。

教え子のおしりライトを公衆の面前で白昼堂々と奪い返そうとする小学校教師!吉岡さんならずともこれはNGでしょう。懲戒免職コースですよコレは!!とりあえず矢部っちが自分のを見つけて、宮下さんのライトが無事にひとはに渡ってくれればそれでよしとしたいと思います。しかし今回の矢部っちはいい所皆無! まあ前回母親にひとはをお披露目(たとえホラーな形でも)できたからまあ今回はね?とは言え最近矢部ひとが戻ってきて嬉しい限りです。