新衣装で新曲を披露したOZ
OZが26日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで「OZ 2ndワンマンライブ『OZ 新曲ついに披露-だが、しかし?!-』」を行った。
昨年10月5日の初のワンマンライブに続き、OZが2度目のワンマンライブを開催。タイトル通り、新曲を初披露することが今回の目玉だったが、メンバーの鈴村愛理(19)が体調不良のため休演し、ここ一週間他のメンバーもインフルエンザで休演するなどOZが勢揃いしない日が多く、ワンマンライブの開催自体も危ぶまれた。
昨年7月にアリス十番を卒業した月村麗華(27)がMC、スライムガールズがアシスタントを務め、“ランキング形式の音楽番組のノリ”でワンマンライブは進行。10位はアーマーガールズの登場SEというまさかの結果になり、アマガがステージに現れ、9位の「鋼鉄少女」を歌った。
アーマーガールズ
8位はOZの「LOVE&JOY」となり、いよいよOZが登場! ファンが色とりどりのサイリウムを振って応援し、それに乗せられるようにOZのパフォーマンスも7位の「Believe road」で加速していく。
OZ
6位のスラガの「アドベンチャー」を挟み、OZが衣装チェンジで再登場。5位の「虹色サンゴ礁」、4位の「未来ノヒカリ-えらいやっちゃ人類-」、「Days」を立て続けに披露した。
ここで“本日のスポットライト”ということで、スラガ+月村の4人で「シンデレラ」を歌うサプライズも! スラガの坂本舞菜(17)がダイブするかと思いきや、途中でやめてしまい、月村から「ダイブしないのかよ!」と突っ込まれていた。
スラガ+月村
そして、OZがまたもや衣装チェンジし、再登場。正統派アイドルのようなカラフルなフリフリの衣装で、新曲「Over The Rainbow」を歌い上げた。OZといえば、登場SEで「♪Somewhere Over The Rainbow~」という歌詞が流れているように、新曲はまさにOZを体現していると言っても過言ではない。センターは、昨年ドロシーに昇格した朝倉彩花(19)が務めた。
新曲のセンターは朝倉彩花
1位はライブでも人気のナンバー「ラプラポ」で、会場もフルボルテージに。2度目のワンマンライブを終えたOZメンバーの佐藤七彩(22)、朝倉彩花、結城める(18)、星愛奈(16)、稲葉恋花(16)が、それぞれファンに感謝の思いを伝えた。
佐藤「OZ最大の危機でして、ワンマンワイブ成功できるかどうか、やれるかどうかすら危うい状況だったんですけど、こうしてみんなで力を合わせてワンマンライブが無事できて、麗華さんとスライムガールズと、私たちのライブなのに私たち以上に頑張ってくれて、本当に助けられて、いろんな人に支えられてのワンマンライブになりました。そして、新曲披露なんですけど、まだ1回目なので歌詞をファンの人たちは知らないと思うんですけど、歌詞もいまのOZにぴったりで。見守ってくれている人がいる限り、私たちもあきらめないで、前を向いて頑張っていきたいと思います。OZを応援していて不安になることとか、今後OZどうなるのとか心配なこととかいっぱいあると思うんですけど、OZはワンマンをきっかけにまた変わっていけたらなと思います」
星「インフルエンザとかで、私とめるさんでずっと公演とかやってて、正直不安だったんですけど、こうやって皆さんがたくさん来てくれて、たくさん盛り上がってくれて、本当に嬉しいです! ありがとうございます!」
朝倉「私はインフルエンザにかかっちゃって、新曲センターって言われて、凄い不安だったんですけど…(涙)。自分的にはまだまだだったんですけど、もっと頑張ってセンターにふさわしいダンスができるように頑張ります。そして、こんなに来てくれると思ってなくて、後ろまでいっぱいで、本当に嬉しかったです。これからもよろしくお願いします」
稲葉「今回のワンマンライブに向けて、私たちがツイッターとかで告知をしていく中で、皆さんがリツイートとかしてたくさんの人に広めてくれたり、一体となってこのワンマンライブを成功させようっていう気持ちがとても伝わって、いつものステージもそうなんですけど、皆さんがいるからとっても楽しく踊れるし、皆さんがいるからキラキラ輝くことができてると思っています。本当にいつもありがとうございます」
結城「私は今回のOZのワンマンライブが、人生で最後のワンマンライブでした(涙)。みんなインフルエンザとかでいなくて、あいにゃんと2人で練習もギリギリまでスタートしなかったので、最後だけど、ちゃんとできるかわかんなくて、本当に不安で。凄くたくさんの方が集まってくれて、このメンバーでワンマンライブをやることがないので、ちょっと悲しいんですけど、凄くたくさんの方に観ていただけて、とても嬉しいっていま本当に思っていて。何て言えばいいかわかんないけど、最高でした!」
左から星、佐藤、朝倉、結城、稲葉
終演後、改めてOZメンバーが今回のワンマンライブを振り返り、リーダーの佐藤は「1週間ぐらい前から、朝倉彩花ちゃんと鈴村愛理ちゃんと私の3人がインフルエンザにかかってしまいまして。これ治るの?みたいな。復帰にも時間がかかってしまったので、新曲もあるし、寸劇もあるし、やることがいっぱいで、できるのかな?って不安でした」と、不安があったことを吐露。だが、「きょうのワンマンまで、全力でここ何日間駆け抜けてきたので、いまは達成感ですね。ホッとしました。新曲に関しては、バタバタだったので、まだまだよくなる部分があると思うので、初めていただいたオリジナル曲なので大事にして、この曲を愛していきたいと思います」と、安堵していた。
新曲でセンターを務めた朝倉は、「お昼の部が終わった瞬間から立ってられないぐらい緊張してたんですけど、初めてセンターだったので、ミスできないし。練習のときほどうまくはできなかったんですけど、自分なりに全力でやったので、ちょっと悔しいですけど、よかったかなと思います」と、相当なプレッシャーがあったよう。新衣装については、「ファンの方から『かわいい』って言われました。『(OZの衣装より)こっちのほうがいい』とか言われたり(笑)」と、お気に入りだ。
メンバーがインフルエンザで休演していた間も、OZを支えていた星は、「一週間ぐらいほとんど私とめるちゃんの二人でライブやってて。これ新曲できるのかな?とか不安だったけど、できてよかったです」と、ひと安心。
2月2日に卒業ライブを控える結城は、「ちょっと泣いちゃいましたね。最後のワンマンライブだったけど、成功させることができてよかったので、つい涙がポロリと。あと一週間頑張りたいと思います」と、ラストスパートを誓った。
公演中、「未来ノヒカリ-えらいやっちゃ人類-」をイメージした絵を披露した稲葉は、「絵はけっこう得意で、今回上手に描けたかなと思ったんですけど。I can flyを上手く表してみました。上手いですよね?」と、返答に困るコメント。
最後に、佐藤は「今回のワンマンライブでスライムガールズと月村麗華さんはOZ以上に頑張ってくれたんじゃないかってぐらい助けてもらったので、感謝の気持ちを忘れずに持ち続けていきたいです。ワンマンをきっかけに、時間がない中で一つの目標に向かってユニットがいい感じにまとまって自主性が出てきたので、ここからが本当に大事な時期だと思います。また次のワンマンは今回をさらに上回るものにしたいし、新曲をいただいたので、これからの公演でこの曲を大事にして歌って、もっとよりよい『Over The Rainbow』を作っていけたらなと思います」と、気を引き締めていた。
佐藤七彩
[セットリスト]
10位…アーマーガールズ「登場SE」
9位…アーマーガールズ「鋼鉄少女」
8位…OZ「LOVE&JOY」
7位…OZ「Believe road」
6位…スライムガールズ「アドベンチャー」
5位…OZ「虹色サンゴ礁」
4位…OZ「未来ノヒカリ-えらいやっちゃ人類-」
3位…OZ「Days」
本日のスポットライト…スライムガールズ+月村麗華「シンデレラ」
2位…OZ「Over The Rainbow」
1位…OZ「ラプラポ」
衣装チェンジしたOZ
稲葉画伯の腕前
結城めるは感極まり、涙
月村麗華
スライムガールズ
ADを務めた石原ほなみ