黒瀬のドレス姿に場内が沸いた

スチームガールズのセンターを務める黒瀬サラ(17)の生誕祭が24日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

8月6日に17歳の誕生日を迎えた黒瀬を祝福するために、生誕祭が行われた2部公演には、多数のサラりん党が集結。トリを務めるスチームガールズが登場する直前、サラりん党が作ったVTRが流れ、スチガが現れた後は、黒瀬のイメージカラーである水色のサイリウムと生誕Tシャツで会場は埋め尽くされた。

セレモニーでは、黒瀬が大好きという熊本県のゆるキャラ・くまモンのバースデーケーキなどがプレゼントされ、少し前までスチガに所属していたアリス十番の川村虹花(17)、さらに藤崎麻美(23)もステージに登場し、記念撮影のカメラマンを務める場面も。

亀田伶央奈がケーキを食べさせる

メンバー全員が生誕Tシャツに着替えた後、4曲目の「青春宝石」では水色と白の風船が舞い、ラストの「優しい風」では、アリス十番、OZ、ぱー研！メンバーも急きょ登壇し、黒瀬をステージの真ん中へ。ここで、黒瀬以外のアリスプロジェクトのアイドルたちとファンがサビの部分を大合唱し、感極まった黒瀬は目頭を押さえた。

その後、再びセレモニーが行われ、「以前、ドレスを着てステージに立つことが夢」と語っていた黒瀬の夢を叶えるべく、サラりん党から純白のドレスが黒瀬へ贈られる。ここで、ほわいと☆milk時代も含め、最も付き合いが長いスチガの月宮かれん(16)が手紙を読み上げた。

「スチガに入ったときは後列だったのに、いつの間にかセンターに立っていて、私とサラちゃんの間には大きな差ができてしまいました。かれんにはわからないセンターの重みがあったり、プレッシャー、悲しいこと、つらいこととかたくさんあると思います。私たちは最初は何もできなかったのに、たくさんのことを乗り越えて、ここまで成長することができました。これからも2人で乗り越えていこうね。でも、私とサラちゃんの間には大きな差があるので、私も追いつけるように頑張ります。これからもセンターで輝き続けてください。私はサラちゃんを誇りに思います。これからもずっといいライバルでいてください」

月宮から黒瀬へ

これを受け、黒瀬本人からもファンに向けて挨拶。「私はほわいと☆milkとして頑張ってたんですけど、常設劇場ができる前に、先が見えない中、毎日対バンを繰り返していて。芝浦cubeでライブをしているとき、動員が本当になかった」と、苦しかったほわみる時代を振り返り、「でも、いまは水色のサイリウムを振って、サラのことをちゃんと見てくれる。誕生日の日は夢だった動員1位にさせてくれたり、感謝しています。私はいまスチームガールズのセンターに立っています。前は人の前に立つのが苦手で、人と目を合わせることもしゃべることも苦手で、何もできないけど、こうやって毎日ファンの方がサラのことを見てくれて、順調にファンが増えていって。こういう生誕祭を開いていただいて、ずっと着たかったドレスもプレゼントしてくれて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。センターになるって聞いたときも凄い不安でした。(小柳)朋恵ちゃんのほうが人気も動員もあるけど、サラのほうがいいって思ってくれる人がこれから少しでも増えていくよう頑張っていくので、皆さん応援よろしくお願いします」とメッセージを送ると、感極まり、大粒の涙を流した。

終演後に行われた物販、チェキ撮影時に黒瀬がドレス姿で登場すると、ファンは拍手喝采！ その姿のまま記念撮影やインタビューにも応じ、サラりん党が水色のサイリウムで出迎えてくれたことに、「凄い感動しましたね。前の日から考えてくれてたんだなと思いました」と感激。

「アイドルといえばドレス姿なので、憧れてました」

さらに大合唱のサプライズには、「どこを見ていいのかわからず、緊張しました。びっくりしました」と驚いたようで、盟友・月宮の手紙を「いろんなことを思い出しましたね。つらいこととか。ファンの人が3人のときとかあったんですけど、そのときと比べたら全然環境が違います。センターになるって聞かされたときは不安でしかたなかったけど、いまはやっと大丈夫になりました」と、振り返った。

今後については、「センターとして、ライブのパフォーマンスとかもまだ足りないと思うので、私を見てスチームガールズ凄いなと思ってもらえるように頑張りたい」と、目標を掲げた。

また、この日はぱー研！の天木じゅん(17)と小野寺なほ(18)が、正規メンバーに昇格。新衣装の赤いドレスを着て、新曲「ココロイド」も初披露した。

[セットリスト]
ぱー研！
1.ハ二トンのテーマ
2.ココロイド

OZ
1.ラプラポ
2.Believe road
3.LOVE&JOY
4.アドベンチャー

アリス十番
1.全開☆ヒーロー
2.Fusion☆Girl
3.MAD-CROC☆BANGING
4.ハピ☆バデ
5.負けないで
6.夏だね☆

スチームガールズ
1.Fate
2.HIGH and LOW
3.どんくさい？Don't cry!!
4.青春宝石
5.未来ノヒカリ
6.destiny
7.優しい風

黒瀬サラ

スチームガールズ

アリス十番

OZ

ぱー研！

THE ポッシボー

アイドルグループのTHE ポッシボーが、9月11日に発売する新曲「乙女！Be Ambitious！」のMVで、スカイダイビングに挑戦していることがわかった。

メンバー5人は、富士山よりも高い高度4000mからステージ衣装のままスカイダイビングを敢行！ スカイダイビングシーンだけではなく、実際に飛ぶまでの講習風景なども含まれたアイドル界初のスカイダイビング・ドキュメンタリーMVに仕上がっている。

とくに極度の恐怖症である秋山ゆりか(20)が飛ぶまでの過程は必見。現地に着くと無言になり、ヘリコプターに乗ると、目から大粒の涙が。恐怖と闘いながらも秋山は見事にダイブし、「怖くて怖くてしょうがなくて、飛ぶ直前まで何度も母に帰りたい帰りたいと電話していました（笑）。いざ飛んでみたら上空4000メートルからの風景は最高でした。でも、もう二度とやりたくはないですね」と、振り返った。

秋山の目には涙

8月18日に東名阪ツアーを終えたばかりのポッシボーは、ツアータイトル『東名阪ライブツアー2013勝負～合計2222名動員でサンプラ押さえっ!!』の通り、このツアーで2222名を動員したら中野サンプラザでライブを行う企画だったが、千秋楽の大阪公演で発表された動員数は2195名で、惜しくも達成ならず。ステージではメンバー全員が悔し涙を流し、ツアー後、岡田ロビン翔子(20)が「この悔し涙をいつか嬉し涙に変えます」と、雪辱を誓った。

今後は、8月28日のユニコーン武道館公演『手島いさむ50祭 ワシモ半世紀』へのゲスト出演、そして11月24日の赤坂BLITZ単独ライブを控えるポッシボー。彼女たちのV字回復はまだまだ進行中！

THE ポッシボー　「乙女!Be Ambitious!」 ミュージックビデオフルバージョン

“下克上宣言”した黒木


ぱー研！のリーダーで、“黒髪美少女”こと黒木ひなこ(17)の生誕祭が21日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

8月17日に17歳の誕生日を迎えた黒木を祝福するために、白い生誕Tシャツを着たファンが集結。生誕祭が行われた1部公演でスープガールズ、OZの後にぱー研！が登場すると、場内は黒木のイメージカラーである白のサイリウムで彩られた。

1曲目の「ハニトンのテーマ」を披露した後、黒木は自己紹介で「現役高校生の17歳、黒木ひなこです」と挨拶したが、感激の涙で声にならず。セレモニーでは、ファンやメンバーからクマのダッフィーのバースデーケーキ、ダッフィーのぬいぐるみ、生誕Tシャツ、オタ図鑑などをプレゼントされ、笑顔で喜んだ。

バースデーケーキを味わう

そして、メンバー4人が生誕Tシャツを着て、ライブはI(あい)♥(あい)愛(あい)で再開。途中からアリス十番、スチームガールズ、OZらアリスプロジェクトの先輩たちがステージに上がり、ファンも白い風船を上げ、黒木を祝福した。

街角景気☆JAPAN↑でも黒木と同じメンバーの天木じゅん(17)は、黒木に対する思いを手紙で読み上げる。小野寺なほ(18)とともにぱー研！正規メンバーへの昇格が決定しているが、正規メンバーテストで黒木と明暗が分かれたことに「ひなと私の間にはめっちゃ大きな境界線が引かれてしまった」と悔しさをにじませながらも、「でも、私が立ち直れたのはひなのおかげです。私が運動するときも、本当はひなの心の中に優しさがあったから、ずっと隣にいてくれたって信じてる。学校にも通い、塾にも通い、苦手だったダンスの練習も人一倍して、私のダイエットの手助けもしてくれて、センターとともにリーダーという大きなプレシャーもあり、でもそのすべてを嫌な顔ひとつせずにこなす優しくて努力家のひなを誰よりも尊敬しています。これからたくさんの壁に当たっていくと思うけど、お互い支え合って、どんどん上を目指しましょう。いつでもいつまでもぱー研！の頼れるリーダーでいてください。ひな、大好きだよ」と、メッセージを送った。

天木から黒木へ

黒木からもファンへ挨拶。「私はアリスプロジェクトに入って半年ぐらいなんですけど、アリス十番に憧れてヘドバンをするつもりが、気づいたら街角景気☆JAPAN↑で茶色いソフトクリームかぶっていた」と、現状に戸惑いながらも、「でも、その後にぱー研！のリーダーになって本当に毎日充実していて、気づいたらもう8月で、最高の忘れられない16歳でした」と、エンジョイしているよう。さらに「私は高校2年生なんですけど、本当に両立が下手っぴで高校を辞めて、アイドルに専念したいと思った時期がありました。でも、私が中学生のときに初めて自分で決断したのが、いまの高校に入りたいということで、私がアリスプロジェクトに入るぞと決めたのも自分の決断だから、自分を裏切っちゃいけないと思ってやり遂げようと思いました。私はリーダーだけど頼れる存在になれてなくて、たくさんメンバーには迷惑をかけてきちゃったと思います。でも、そんな中でひなのことを支えてくれてありがとう。動員1位、トリを目指してこれからもぱー研！頑張っていこうね。私は1年後、5年後、10年後の自分なんて想像がつかないけど、先が見えないからこそ無限の可能性があると思う。17歳のひなも根拠のない自信と下手っぴな笑顔で、これからも頑張っていこうと思います。2013年8月21日は、世界で一番黒木ひなこが幸せ者です！」と胸の内を明かすと、ファンから拍手と声援が送られた。

黒木が挨拶

終演後、黒木は「もともと私は他のグループで活動していて、そのときアリス十番さんと対バンさせていただいて、物凄い衝撃を受けまして。フリフリのアイドルになりたかったのに、ヘドバン姿に惚れてしまいました」と、アリスプロジェクトに入った経緯を説明。

リーダーの黒木に対し、伊藤は「本当にしっかりしていて体重管理が細かいんですよ。自宅から体重計を持ってきて、来たときと帰るときのみんなの体重を量るんです。普段抜けてるのに、そっちの管理は凄いんですよ(笑)」、小野寺は「この中で一番年下なのに、私のほうが年下なんじゃないかなと思うことが多くて。ひなこさんって自分に対する向上心が凄くて、そのままでもスタイルいいのに、『太ったから痩せなきゃ』って自分に凄く厳しい人」、天木は「私はダイエットしなくちゃいけなくて、私だけやればいいのに、みんなが筋トレとかやってくれて。私が一人で屋上で練習していたときもすぐに上がってきてくれた。同期だけど、一番頼れる存在」と、それぞれ評した。

左から天木、黒木、伊藤、小野寺

自分の持ち味を「根拠のない自信と下手っぴな笑顔」と語っていた黒木だが、「笑顔も下手っぴだけど、『ひなこの笑顔に癒されてるよ』って言われたり、私的には奇跡のような最高に嬉しい言葉です。ちょっとだけ自信がもてました」と、コンプレックスさえ武器にした経緯を明かす。

今後については、「17歳のうちに動員1位を取りたいです。アリス十番を越して、下克上的な感じで立ち向かっていきたい」と、先日の伊藤の“天下統一”に続き、戦国時代テイストな言葉で、目標を掲げた。

[セットリスト]
スープガールズ
1.TSUKEMEN☆LOVE
2.つけ麺に恋してる

OZ
1.ラプラポ
2.未来ノヒカリ

ぱー研！
1.ハ二トンのテーマ
2.I(あい)♥(あい)愛(あい)

アリス十番
1.Fusion☆Girl
2.夏だね☆

スチームガールズ
1.優しい風
2.Days
3.destiny

風船が舞う

ぱー研！

ぱー研！

スチームガールズ

アリス十番

OZ

スープガールズ

横断幕