
「行け!稲中卓球部」などで知られる人気漫画家・古谷実の残酷青春物語「ヒミズ」が2012年に実写映画化される。そのメインキャストが10日、発表された。
![ヒミズ[劣情の種子]編 (プラチナコミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Rph52lvdL._SL160_.jpg)
原作は、2001年から2003年にかけて『ヤングマガジン』に連載され、ギャグ一切なしで、人間の心の奥に隠れた暗い部分を浮き彫りにした作品。「普通の人生」を目指す男子中学生の主人公は、ある事件を機に心に深い闇を抱え、「普通」とはほど遠い生活を過ごすようになっていく。
メガホンを取る園監督も、「原作は大好きで何回も読み返していた」という。容赦ない暴力描写だけでなく、人間の奥底に潜む本質をえぐり出す演出で一目置かれる園監督だが、この原作に対しては「実写で映画化する事は、大変な名誉であり、冒険」と語る。
「この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたい」と、茨城県内に特設セットを建てて撮影に入った。途中、カンヌ国際映画祭の監督週間に招待された『恋の罪』(11月公開)の上映に立ち会うなど、多忙を極めたが、5月末までに無事撮影を終え、編集段階に入っている。
全文は以下で。
園子温監督、『ヒミズ』実写映画化は「大変な名誉で冒険」 染谷将太、二階堂ふみが出演(オリコン)

これにネットでは、「シガテラじゃないのかよ!」「ヒミズは名作。死にたくなるけど…」「単行本と連載時で最終回が微妙に違うんだよな」「いじめっ子が監禁されて耳削がれたあたりで読むのやめた。怖えよ」「ヒミズは名作だけどテンション下がるから読み返しとかはしない」「この漫画を読んだ日は何もする気が起きなくなる」「古谷漫画ってキモメンが美女に好かれるよね」「この作者は風呂敷を広げておいて突然終わらせる。やっぱり精神的に参っちゃうんだろうか?」「毎回、鬱になるような暗い話なのになんか見ちゃうんだよな。あの魔力はなんなんだろ」などといった声が寄せられている。
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