2016年3月2日
名古屋地裁706号法廷にて、池田君の刑事事件の裁判がありました。
池田君は罪状認否で、
結果として友人の万引きについて加担してしまったことについては認める。
傷害については、自分のやったことではないことまで、自分のせいになっているのではないか、というような趣旨のことを主張しました。
「弁護人から、公訴事実及び検察官請求証拠に対する弁護人の意見」という文章が出され、法廷で読み上げられました。
この文章は、池田君が国を相手にした賠償請求裁判を闘っており、今回の事件の相手(共犯や被害者)となる二人と、自衛隊を辞めされられ、生活が乱れていく中で、どのように知り合って事件にいたったのかが述べられたものでした。
この文章が読み上げられる途中、検察官から「本件とは関係ない」というような異議が二回出されましたが、いずれも認められず、文章は最後まで読み上げられました。
この文章を読めば、いろいろと交錯しているいい加減な情報とは違い、実際にはなにがどのような起きていたのかが、ある程度わかるように思いますので、原本を弁護士の方の了解を得て、そのまま公開しておきます。
また、検察官が「異議あり」と言い出した部分にも、なにか意味があるような気がするので、記載しておきます。
池田君について、ネットで流布されているような「完全に冤罪のスラップ裁判」とは、言いがたい状態と思います。
それは、当時の池田君の生活状態をしらない人が、期待、あるいは妄想から書きたてたものではないかという気もします。
しかしながら、
本件について、万引きの映像を警察が掌握してから10ヶ月も時間がたってから逮捕していることや、期限切れの捜索令状での家宅捜索、そして容疑事実とは異なる証拠をさがしていた(国賠関連の資料など)、などのことから、
警察の一連の動きが不当であり、国賠裁判への妨害が意図されていたことは、変わらないように思います。
引き続き、池田君の裁判の行方に注目していただけると幸いです。

 
■池田頼将さぽーとちーむ■
(直接の友人らで結成した救援チーム)
ゆうちょ銀行12070(208)-5168831
「池田頼将さぽーとちーむ」
公訴事実及び検察官請求証拠に対する弁護人の意見A公訴事実及び検察官請求証拠に対する弁護人の意見B












公訴事実及び検察官請求証拠に対する弁護人の意見C
公訴事実及び検察官請求証拠に対する弁護人の意見D










■池田裁判をともに闘う会(新左翼系・国賠裁判支援)
http://ikedakokubai.blog.fc2.com
名古屋市熱田区沢上1-6-12東海合同労組内 052-710-1700(TEL&FAX)
郵便振替00890-6-136219「池田裁判をともに闘う会」
■池田元自衛官裁判を支援する会(革新系・国賠裁判支援)
http://ameblo.jp/ikeda-shien/
(こちらの革新系の支援組織は、現在活動が停滞している模様です)