2006年にイラク派兵に従軍した自衛官で、派遣先(クウェート)で米軍のトラックに轢かれて(同年7月)、事故隠しをされ、後遺障害を負った上に自衛隊内でパワハラをうけて退職を余儀なくされた池田頼将さんが、
不当な経緯で熱田所に逮捕(11/19容疑は知人の万引きの共犯)・勾留・起訴(12/10)・再逮捕(12/11容疑は知人との傷害事件)、再起訴(12/28)された問題の続報です。

事件についての池田くん本人の主張(12/4時点)はこちら

さいきん、やっとで接見禁止が取れたので、弁護士以外の人も面会に行くことが可能となりました。
面会に行った人による、池田君の最近の様子(1月前半)の報告です。

顔色はわるくはなく、体調そのものはよさそうです。
留置所での生活にも慣れてきたのか、すこし余裕が出てたところがあるようで、
毎日面会に行っている人に対して、どうやって熱田署まで来ているのかと聞いてくるようになったそうです。
 
毎日面会に行っている人は、パラシュートで落下傘部隊のようにっ来ていると答えたところ、
冗談は抜きにと言うので、電車で来ると答えたら、ありがとうと感謝をこめて話していたとそうです。
毎日面会に行っている人が、心の支えとなっており、毎日会いに来てほしいと言う一幕もありました。
 
(面会や差入れは一日1組一回までですので、誰かが勝手に面会の予定をいれてしまうと、毎日面会に行っている人が会えなくなったり、支援体制に混乱が生じます。面会や差入れ希望の方は、下記にある、さぽーとーちーむか、国賠支援組織かの、いずれかにお問い合わせください)

しかし、もともと飲んでいた薬とは違う薬が処方されており、環境も違うので、
余り良く眠れておらず、睡眠時間は3~4時間ほどだそうです。
食事は、イラクで米軍に轢かれた件であごがうまく開かないので、現在は三食、お粥と味噌汁が出ており、すべて食べれているそうです。

本人は、被疑事実となっている二件(万引きの共犯、傷害)とも冤罪であると考えています。
傷害事件のほうは、強迫と傷害になるかなと思っていたが、脅迫が消えて傷害だけになっている。
熱田署の署長が取調室に入って来て事件の内容を読み上げる(起訴状)、ということもあったそうです。
わざわざ署長が出てくるというのも、不思議な話です。

差し入れてもらった靴下は、スキーにいくときのものみたいで、暖かくてよいです。
とても寒いのがつらいです。
(留置所の中はある程度の暖房は入っていますが、池田さんは何年か前に流動食になってから、体が冷えることがおおくなったそうです)
いましたいこととしては、しばらく吸っていないので、煙草が吸いたい。      
ここを出たら、以前デモのあとの打ち上げで寄った店で飲んだ手作りスープが飲みたい。
差し入れは、社会情勢が解らないから週刊誌がほしい、という感じでした。

■池田頼将くん、逮捕されたぞ(池田くん病院連れ去り事件・特設ページ)












池田頼将くんへの直接の支援活動(救援活動)は現在、下記のさぽーとちーむや国賠支援組織が行っています。
最新情報は、上記特設ページか、下記をご覧ください。
国賠訴訟関連の情報や支援は、それぞれの支援組織にお願いします。




池田君への面会、差入れなどには一日の回数に制限があるので、
必ず、下記のさぽーとちーむか、国賠支援組織の、どちらかに、お問い合わせください。混乱が生じます。
 


■池田頼将さぽーとちーむ(独立系・生活支援・直接の友人らで結成)
配布しているチラシは→http://bit.ly/1mSIk9z
ゆうちょ銀行12070(208)-5168831「池田頼将さぽーとちーむ」
(連絡手段はFaceBookとツイッター)

■池田裁判をともに闘う会(新左翼系・国賠裁判支援)
名古屋市熱田区沢上1-6-12東海合同労組内 052-710-1700(TEL&FAX)
郵便振替00890-6-136219「池田裁判をともに闘う会」
tokai_goudou★yahoo.co.jp 090-9337-4275
(連絡手段は電話とメール)


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■池田元自衛官裁判を支援する会(革新系・国賠裁判支援)
名古屋市熱田区沢下町9-3 労働会館本館306号
NPO愛知働くもののいのちとの健康センター
ikeda-shien★excite.co.jp
(革新系の支援組織は現在活動を停止している模様です。関係者への聞き込みでは「溶けた」という表現をされていた人がいました。住所も上記の場所に現在はない可能性があります(筆者は、あるという話と、ないという話を両方聞きました)。関係者のごく一部の人は活動を個人で継続している可能性がありますが、それは組織的なものとは言いがたい可能性が高いです)