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2012年3月23日、原子力安全委員会が大飯原発のストレステスト1次審査を妥当だとみなしたという報道があった。

実は僕ちょい熱が出ていて報道を追いきれていなかったのだけれども、違和感があった。なぜなら、それ以前から班目氏は、ストレステスト1次審査によって大飯原発が安全であるとは到底言えないとしていたからだ。

この班目会見について、下村健一氏が、興味深いツイートをしていた。

これまでの経緯から考えると、下村氏のツイートの内容には違和感はない。まだ体調が本調子ではなく、動画も確認出来ていないのだけれども、取り急ぎ共有したいと思います。

ということだ。

つまりは、やはり班目氏はストレステスト1次審査だけでは、不十分であることを表している。

だが、報道やジャーナリストの人のブログのタイトルでは、班目氏が安全性を「妥当」としたとうけとれるものが多い気がする。

まんぞくに情報収集を出来ていない僕が感覚で言うのもあれだけれども、このようでは、班目氏が発する正確な発言が共有されないのではないかと不安にも思う。

班目氏の責任追及も当然行なわなければいけないのだが、当面暴走しているのは、保安院であり、内閣だろう。

メディアもそうかも知れない。

班目氏を悪者にしたい気持ちもわからなくはないが、この局面では、それは効果的ではない気がする。

とりいそぎこれから動画を探して見ようと思う。

いくつか、体調を案じてくださる内容のメールを頂いた。どうもありがとうございました。

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