※続編に「日本アイソトープ協会の「利益相反」の可能性と「巨額の有価証券」と「曖昧な廃棄物積算根拠」について(決算書3期分比較図表付き)」という記事があります。コチラもどうぞ。
先日4月15日、レベル7引上げ直後に、福島原発の事実上の安全宣言といえる「チェルノブイリ事故との比較」が発表されました。事実上の「福島安全宣言」、「年間20ミリシーベルト安全宣言」だといわれ、物議を醸しました。私も批判記事を書きました。
政府発表「チェルノブイリ原発事故との比較」がうさんくさすぎる。その理由をわかりやすく
この発表に名前を連ねたのは長瀧重信氏と佐々木康人氏。長瀧重信氏は元放射能影響研究所理事長の肩書きを持っています。一時日本アイソトープ協会にも名前を連ねていました。一方の佐々木康人氏は、現在、日本アイソトープ協会の常務理事を務めています。
そんな日本アイソトープ協会の役員リストに、大熊由紀子氏の名前がありました。
最近、国会で怒りを爆発させた児玉龍彦氏の発言に注目が集まっていますが、児玉氏の肩書きは、東京大学アイソトープ総合センター長。ここにもアイソトープの言葉が見られます。
アイソトープに、興味が湧いてきませんか。アイスとかソープとか連想してても始まりませんよ。
みなさんアイソトープってなにかご存知ですか? 私も良くわからなかったので調べてみました。
日本アイソトープ協会HP
アイソトープとは、ラジオアイソトープのこと。ラジオアイソトープとは、放射性核種、または放射性同位体のことです。
放射性同位体 - Wikipedia
その放射性核種を、がんの治療などに用いたりします。つまりラジオアイソトープは医学と密接に関係しています。医学の発展に寄与しているわけです。
そんな日本アイソトープ協会は、もともと戦後間もなく作られた「放射性同位元素協会」が名前を変えたものです。その祖、物理学者の仁科芳雄氏は、太平洋戦争中に日本国内で原子爆弾の開発研究に携わっていました。
仁科芳雄 - Wikipedia
つまり、アイソトープと核兵器はつながっています。というより元はおんなじですね。
【アイソトープ】 核兵器研究から得た、放射性核種データーを、医学の分野で用いている
ということですね。これは、あるものに似ています。原発です。
原発はこうです。
【原発】 核兵器研究から得た、核エネルギーに関する研究成果を、発電の分野で用いている。
ということです。
こう見てみると、「原発」と「ラジオアイソトープ」は、核兵器から生まれた、「核の平和利用」という名の双子のようです。
先日、原発推進側を告訴した、広瀬隆氏と明石昇二郎氏の著書「原発の闇を暴く」によると、日本アイソトープ協会は「原子力マフィア」の一員とされています。原子力マフィアと聞くとなんだか怖そうですが、核の利権にあやかってる人、核に流れるお金を貰ってる人ぐらいの理解でいいと思います。
以下、原子力マフィア相関図です。
※クリックで拡大
※「原発の闇を暴く」(広瀬隆・明石昇二郎)(P91P92)
「原発の闇を暴く」もなかなか面白いですよ。対談を編集したものですから、総括的な内容でそんなに時間をかけずに読めます。そこまでディープではないですが、ある一方向から見た原子力の世界をざざっと一気に理解できます。
この本の中では、日本アイソトープ協会は真っ黒の原子力推進派とされている、というわけです。ま、色んな考え方があります。
組織の構成(会員・役員・職員) - 日本アイソトープ協会
会長には、有馬朗人氏。超大物です。
国立大学協会会長(第14代)、東京大学総長(第24代)、理化学研究所理事長(第7代)、参議院議員、文部大臣(第125代)、科学技術庁長官(第58代)などを歴任しています。有馬朗人 - Wikipediaより。
そして、常務理事に、佐々木康人氏の名前がありますね。
元科学技術庁事務次官という凄い肩書きがあります。
スクロールしていくと、先日涙の会見をした小佐古氏の名前も見つかります。
元厚生省関東信越医務局長という肩書きもありますね。天下りかな。
そして、監事に、大熊由紀子氏の名前がありました。
平成23年5月現在となっています。
この大熊由紀子氏は、あの大熊由紀子氏なのでしょうか。
結論を先に言うと、あの大熊由紀子氏です。
うわさ話を続けるのはよくありませんから、先ほど日本アイソトープ協会に電話して確認しました。快く教えていただきました。担当の方ありがとうございます。けっこういい人そうでした。特に辞めたとはおっしゃっていませんでしたから、現在も監事だと思います。
教えてくださったあと、なんでそういう事聞くんですか? と気にしていらっしゃいました。こういう電話がよくあるのかも知れません。気を揉ませてしまって申し訳ないと思いました。
で、大熊由紀子ってだれ? と思ってる人も少なくないと思います。ほんとここまでなんの説明のないまま来ちゃいました。
大熊由紀子氏のことをご存じない方に、簡単に説明します。1977年前後、かつて反原発を主張していた朝日新聞が突如として、原発推進に転じたのですが、その時に、科学部の記者として原発推進の記事を連載したのが、この大熊由紀子氏です。
このとき相当の批判が大熊氏に集まったようです。ネットで検索すればたくさん見つかります。
その後の大熊由紀子氏は、朝日新聞の初の女性論説委員を経て、順風満帆のキャリアを続けていました。
大熊由紀子 - Wikipedia
晩節はすっかり落ち着いて社会事業に取り組んでいるようですが、ちゃっかり日本アイソトープ協会の監事に収まってもいます。
さあ、日本アイソトープ協会の役員の報酬を見てみましょう。
[PDF] 常勤役員給与規程 - 日本アイソトープ協会
ニートの私は、3桁以上のゼロを久しぶりに見ました。これ月給ですね。佐々木康人氏は月に73万5千円ですか。
ちなみに監事の基本給は非公開になっています。とはいえ、この金額ですから、50万くらいは貰っているのかも知れません。また、電話して聞いてみようかなあと。
それにしても、涙の会見をして、参与を辞めた小佐古さん、それでも月に63万7千円貰えてるんですねえ。肩書き一つでこの金額ですか。2つ肩書きあれば、簡単に月収100万超えるんですねえ。天下りがなくならない理由がわかります。
・なんか日本アイソトープ協会、こわい。
・日本アイソトープ協会は、天下り先になっているかも知れない。
・朝日新聞科学部記者で突如、原発推進を主張した、悪名高いとされる大熊由紀子氏も役員。
・小佐古元参与も常務理事として名前を連ねている。
更にいうならば、
・日本アイソトープ協会は、思いっきり原発推進の組織。
・その組織の中に、最高学閥・東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦氏がいる。
もっと言うならば、
・原発は今後ゼロに。だが双子の片割れ、アイソトープは、大活躍。
となります。広瀬隆氏の言葉を借りると
●「原子力マフィア」は上手く生き延びている
ということになるかもですね。とっとと広めちゃってください!
先日4月15日、レベル7引上げ直後に、福島原発の事実上の安全宣言といえる「チェルノブイリ事故との比較」が発表されました。事実上の「福島安全宣言」、「年間20ミリシーベルト安全宣言」だといわれ、物議を醸しました。私も批判記事を書きました。
政府発表「チェルノブイリ原発事故との比較」がうさんくさすぎる。その理由をわかりやすく
この発表に名前を連ねたのは長瀧重信氏と佐々木康人氏。長瀧重信氏は元放射能影響研究所理事長の肩書きを持っています。一時日本アイソトープ協会にも名前を連ねていました。一方の佐々木康人氏は、現在、日本アイソトープ協会の常務理事を務めています。
そんな日本アイソトープ協会の役員リストに、大熊由紀子氏の名前がありました。
最近、国会で怒りを爆発させた児玉龍彦氏の発言に注目が集まっていますが、児玉氏の肩書きは、東京大学アイソトープ総合センター長。ここにもアイソトープの言葉が見られます。
アイソトープに、興味が湧いてきませんか。アイスとかソープとか連想してても始まりませんよ。
そもそもアイソトープって?
みなさんアイソトープってなにかご存知ですか? 私も良くわからなかったので調べてみました。日本アイソトープ協会HP
アイソトープとは、ラジオアイソトープのこと。ラジオアイソトープとは、放射性核種、または放射性同位体のことです。
放射性同位体 - Wikipedia
その放射性核種を、がんの治療などに用いたりします。つまりラジオアイソトープは医学と密接に関係しています。医学の発展に寄与しているわけです。
そんな日本アイソトープ協会は、もともと戦後間もなく作られた「放射性同位元素協会」が名前を変えたものです。その祖、物理学者の仁科芳雄氏は、太平洋戦争中に日本国内で原子爆弾の開発研究に携わっていました。
仁科芳雄 - Wikipedia
つまり、アイソトープと核兵器はつながっています。というより元はおんなじですね。
【アイソトープ】 核兵器研究から得た、放射性核種データーを、医学の分野で用いている
ということですね。これは、あるものに似ています。原発です。
原発はこうです。
【原発】 核兵器研究から得た、核エネルギーに関する研究成果を、発電の分野で用いている。
ということです。
こう見てみると、「原発」と「ラジオアイソトープ」は、核兵器から生まれた、「核の平和利用」という名の双子のようです。
先日、原発推進側を告訴した、広瀬隆氏と明石昇二郎氏の著書「原発の闇を暴く」によると、日本アイソトープ協会は「原子力マフィア」の一員とされています。原子力マフィアと聞くとなんだか怖そうですが、核の利権にあやかってる人、核に流れるお金を貰ってる人ぐらいの理解でいいと思います。
以下、原子力マフィア相関図です。
※クリックで拡大
※「原発の闇を暴く」(広瀬隆・明石昇二郎)(P91P92)
「原発の闇を暴く」もなかなか面白いですよ。対談を編集したものですから、総括的な内容でそんなに時間をかけずに読めます。そこまでディープではないですが、ある一方向から見た原子力の世界をざざっと一気に理解できます。
この本の中では、日本アイソトープ協会は真っ黒の原子力推進派とされている、というわけです。ま、色んな考え方があります。
日本アイソトープ協会の役員を見てみる
さて、日本アイソトープ協会の、現在の役員の顔ぶれを見てみます。組織の構成(会員・役員・職員) - 日本アイソトープ協会
会長には、有馬朗人氏。超大物です。
国立大学協会会長(第14代)、東京大学総長(第24代)、理化学研究所理事長(第7代)、参議院議員、文部大臣(第125代)、科学技術庁長官(第58代)などを歴任しています。有馬朗人 - Wikipediaより。
そして、常務理事に、佐々木康人氏の名前がありますね。
元科学技術庁事務次官という凄い肩書きがあります。
スクロールしていくと、先日涙の会見をした小佐古氏の名前も見つかります。
元厚生省関東信越医務局長という肩書きもありますね。天下りかな。
そして、監事に、大熊由紀子氏の名前がありました。
平成23年5月現在となっています。
この大熊由紀子氏は、あの大熊由紀子氏なのでしょうか。
結論を先に言うと、あの大熊由紀子氏です。
うわさ話を続けるのはよくありませんから、先ほど日本アイソトープ協会に電話して確認しました。快く教えていただきました。担当の方ありがとうございます。けっこういい人そうでした。特に辞めたとはおっしゃっていませんでしたから、現在も監事だと思います。
教えてくださったあと、なんでそういう事聞くんですか? と気にしていらっしゃいました。こういう電話がよくあるのかも知れません。気を揉ませてしまって申し訳ないと思いました。
で、大熊由紀子ってだれ? と思ってる人も少なくないと思います。ほんとここまでなんの説明のないまま来ちゃいました。
大熊由紀子氏のことをご存じない方に、簡単に説明します。1977年前後、かつて反原発を主張していた朝日新聞が突如として、原発推進に転じたのですが、その時に、科学部の記者として原発推進の記事を連載したのが、この大熊由紀子氏です。
このとき相当の批判が大熊氏に集まったようです。ネットで検索すればたくさん見つかります。
その後の大熊由紀子氏は、朝日新聞の初の女性論説委員を経て、順風満帆のキャリアを続けていました。
大熊由紀子 - Wikipedia
晩節はすっかり落ち着いて社会事業に取り組んでいるようですが、ちゃっかり日本アイソトープ協会の監事に収まってもいます。
日本アイソトープ協会の役員報酬は?
なんだか天下りっぽい雰囲気もあったので、俄然、役員報酬が気になります。なんでわざわざ、元完了の人の肩書きを書くんでしょうか(笑)。笑っちゃいけないかも知れないけど、天下りだと言ってるようなものじゃないですかね。まあいいけど。さあ、日本アイソトープ協会の役員の報酬を見てみましょう。
[PDF] 常勤役員給与規程 - 日本アイソトープ協会
ニートの私は、3桁以上のゼロを久しぶりに見ました。これ月給ですね。佐々木康人氏は月に73万5千円ですか。
ちなみに監事の基本給は非公開になっています。とはいえ、この金額ですから、50万くらいは貰っているのかも知れません。また、電話して聞いてみようかなあと。
それにしても、涙の会見をして、参与を辞めた小佐古さん、それでも月に63万7千円貰えてるんですねえ。肩書き一つでこの金額ですか。2つ肩書きあれば、簡単に月収100万超えるんですねえ。天下りがなくならない理由がわかります。
あとがき
結論としては、・なんか日本アイソトープ協会、こわい。
・日本アイソトープ協会は、天下り先になっているかも知れない。
・朝日新聞科学部記者で突如、原発推進を主張した、悪名高いとされる大熊由紀子氏も役員。
・小佐古元参与も常務理事として名前を連ねている。
更にいうならば、
・日本アイソトープ協会は、思いっきり原発推進の組織。
・その組織の中に、最高学閥・東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦氏がいる。
もっと言うならば、
・原発は今後ゼロに。だが双子の片割れ、アイソトープは、大活躍。
となります。広瀬隆氏の言葉を借りると
●「原子力マフィア」は上手く生き延びている
ということになるかもですね。とっとと広めちゃってください!
コメント
コメント一覧 (11)
低線量被曝の評価と原発推進は違いますよ。
除染の限界、チェルノブイリ事故での死人・病人の発生エリアを知っている筈の人がなぜ遠避難については一切触れないのか?
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。教えていただいたことはある程度まで、私も理解して、共有していると思います。黒い部分と、医療用という無くてはならない部分があるということをです。それが、医学の宿命でもあります。
私は「アイソトープ=悪」とは決めつけてはいません。
ただし、原発推進の黒い部分があっては、どうしても黒い部分の疑惑を追及したくなるのも賢いあなたならご理解していると思います。原発推進組織という黒い部分をふくむ、全体の組織「日本アイソトープ協会」のお金は、1つの財布で管理されているからです。
だから私は、あえて、アイソトープ界を「黒い」とみなしているのです。
今のアイソトープ協会はそうした黒い一面があります。
一方で真の意味での平和利用、医療・工業で使うアイソトープの供給にも責任を負っています。
あなたの論理では「アイソトープ=全て原発の関係」のイメージでしょうが、それなら全国の大学病院、PET(ポジトロン断層撮影)を行なっている検査機関も「原発推進の組織」となり、PET検査を受けるがん患者は「原発推進組織」の恩恵を受けている、あるいは組織に資金を提供していることになります。
東京大学アイソトープセンターは、医療用の放射性アイソトープの管理を行なっているのであって、ほとんどの大学病院にはこうした「放射線管理部門」があるのです。その名称に「アイソトープ」という単語が入っていることが原発推進組織にならないことは明白です。放射線を管理する部署がなければ、患者は安心して検査を受けることがきません。
>日本アイソトープ協会(JRIA)と東京大学アイソトープセンターはなんの関係もありませんよ。関係があるとすれば、東大病院で使うためのアイソトープを購入し、廃棄依頼していることくらいでしょうか。日本における医療用、工業用のアイソトープは、全てJRIAから購入しますから。
↑
のようにがっちり繋がっているんですよ。「なんの関係もありませんよ」という表現はふさわしくないわけです。
>「アイソトープ」ということばがついているから関連組織、というのはあまりにも単純な思考です。
独占している組織と、それにがっちりつながっている組織、は僕は関連してると思います。私の頭は、「あまりに単純」かもしれませんが、本当に、あまりに単純な組織の関係を私は指摘しているのです。
反論や私の発言に誤りがありましたら教えてください。
このオンクルさんに興味があります。これからもどんどん情報をいただければ幸いです。あくまで私はニートです。知識がない世界のことは、教えていただかなければわからないのです。よろしくお願い致します。
「アイソトープ」ということばがついているから関連組織、というのはあまりにも単純な思考です。
アイソトープ協会の職員は薄給だと嘆いています。役員は天下りで高給なんですね。
ただ、
・日本アイソトープ協会は、思いっきり原発推進の組織。
・その組織の中に、最高学閥・東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦氏がいる。
日本アイソトープ協会の役員の中に児玉氏は見当たらないような気がするんですが…
あと、管理人さんの「アイソトープ」って言葉の捉え方、ちょっと変な気が。なじみの無い方にはなにか特殊な言葉に聞こえるかもしれませんが、ラジオアイソトープってゆうのは要するにただの「放射性物質」ていう意味なんで…。だから、
・原発は今後ゼロに。だが双子の片割れ、アイソトープは、大活躍。
を、以下の様に読み替えてみて下さい。
・原発は今後ゼロに。だが双子の片割れ、放射性物質は、大活躍。
「放射性物質・放射線の医療利用」の代名詞として「アイソトープ」は、変です。まあ医療分野では「放射性物質」というと危険なイメージがあるので、アイソトープと言い換えて誤魔化している、という事だと思いますので、確かにやや色がついた言葉かも知れませんが。
規定されている月額報酬もらっているのは常勤の人だけです。(わざわざ一覧の中で区別されてますね)。だから、私としては常務の人たちや、理事の中でも常勤の人の前歴が気になりますね。この人達の中に官僚OBがいるのでは? 他の非常勤理事は年に数回あるだけの理事会出席時に日額報酬を受け取るだけです、普通は。たんなる名誉職です。
監事は会計や事業内容の監査を務める人だから、年額報酬の一括払いでしょうね。いくらもらってるか分かりませんが常勤よりは、だいぶ少ないでしょう。でも原発推進派の人の監事って、どうなのとは思いますが。
児玉さんは一体何をしたいのか、わからなくなってきました。
熱い力説の裏で
舌を出してたらやだなぁ
事実、核兵器が存在する前より、レントゲンは存在したのですから。
ただ、放射性物質による癌治療など、原子炉が無いと成り立たないという意味では、切っても切れない側面があるのは、確かだと思いますが…
東京大学アイソトープセンター長の児玉龍彦氏ですが、
先日慶大教授・金子勝さん司会の朝日ニュースターに
出演されていました。(二人は中学が同級生とのこと)
そこで児玉教授は大学を出た後一番最初に長瀧重信氏に
徹底的に教えを乞うたとおっしゃっていました。
(2~3度言われました)
また児玉教授は南相馬市市長とも今後の除染・復興について
再三話しあっているとも言われました。
この市長は避難所を閉鎖すると言ったり、小学校も再開すると
言っています。(放射能は止まっていないのに)
全然、南相馬市の市民の声は聞いていません。
南相馬市は汚染が酷い双葉町や浪江町と大きな都市である
福島市や郡山市のちょうど汚染状況も規模も中間ぐらいな
ので、無理やり国が「市民を戻らすモデルケース」にしよ
うと考えているのかもしれません。
現在の児玉教授の真の意図は、分かり兼ねますが‥。